金融機関が経営者を見る目~意外な面にも注目~
2010.02.28

・事業活動に打ち込む姿勢、努力を見ていることには相違ありませんが、そればかりだけ
 ではありません。プライベートの面にも注目しています。
・プライベートの何処に注目しているのか。
 ①家族関係は円満か
 ②事業資金とプライベート資金とを峻別しているか
 ③射倖心を煽る様な物事に興味を持っているか
・事業とプライベートとは別物と考えても間違いではありませんが、一人の人間として
 事業の心とプライベートの心の二面性を持っていることも事実だと思います。
・従業員も経営者の私的生活を目の当たりにしており、経営者の不穏当な生活振りに
 対しては、心よくなく思う方々もいると思います。ひいては事業経営に悪影響を及ぼす事を
 金融機関は恐れています。
急激な事業規模拡大は両刃の剣~リコール会見を見て~
2010.02.26

・事業規模拡大、売上拡大について、経営者であれば誰でも日々、腐心し心掛けている
 ことは当然の経営活動だと思います。
・しかし、一方で調和の取れた経営を行うことも経営者の重要な役目です。
 事業規模が拡大しても、それに伴う周りの環境整備が整わず、取引先のフォロー不足、
 職場環境不整備、人事管理放置等の歪が出てくることも事実です。
・其のギャップを埋めていくのが経営者の経営者たる所以だと思います。
・急激な成長は、脆さと云う弱点を内在していることを忘れずに、一歩一歩着実な歩みが
 望まれる所です。
金融機関は後ろ向き資金に融資をするか~通常は嫌います~
2010.02.24

・後ろ向き資金とは
   赤字補填資金:収支のマイナスを借入にて補う
   在庫滞貨資金:売れない在庫品を抱えている
   転貸資金   :知り合いに又貸しをする、其の先が何に使われるか不明
   利払資金   :利息支払い資金、利息支払すら不可能なのか(除く建設中金利)
   口添え資金  :仲介者の口添えにて融資の申し込みがある
・金融機関としては嫌がる資金需要の項目です。


金融機関から融資を断られない為にはどうする?
2010.02.23

・先ず第一に、債務者として問題先に指定されないことです。
 借入申し込み時点で融資金の返済完了を確信させること、優良保証を付与すること
 等かと思います。究極的には借入が不要となる企業です。
・担保のみに依存する融資形態は時代遅れになりつつあります。
 担保が充分にあるからといって、金融機関が融資に応ずるとは限りません。担保価値の
 下落を恐れ、融資金の回収遅延・回収不能を恐れるからです。
・資金の使い道が明らかで、返済が確実、借入人の事業に貢献することが望まれます。


日本航空の破綻に思う~経営者の課題~
2010.02.22

・法人の破綻となれば、社員及び其の家族、関係会社、取引先、金融機関、株主、利用者等
 への影響は甚だ大きいことは言うまでもありません。
・過去において国策会社といわれた会社ですら破綻に至るという現実を、今一度吾身に
 降りかかった火の粉として謙虚に考えてみては如何でしょうか。
・破綻の原因は何か、自分の会社にはそのような原因が無いか、除去できる原因か等を
 経営者は自分の身近な問題として置き換えて考えてみることが、第二の日本航空にならない
 為に必要なことではないでしょうか。
 詩経の一節:「他山の石、以って玉を攻(みが)くべし」
経営者は、特に従業員に対しても喫緊の課題として考えるように促すことが大切であり
 経営者としての務めかと思われます。
・従業員の人々も会社経営は社長に任せておけばよい、自分とは無関係と思っている人が
 いるとすれば、それは大きな誤りです。社会の事象を己の身近な問題として考え、対処する
 方法を見つけようとする心構えが、自分の会社の発展に繋がるのです。

貸し渋り、貸し剥がし~何故話題になるの~
2010.02.19

・金融機関は不良債権の発生を極力回避しようとしています。
 不良債権の発生は金融機関の自己資本比率を押し下げて対外的なイメージダウンに
 つながり、国際的な活動にも支障を来たします。
 従って、業績不振の債務者からは早く融資金を回収しようとします。
・債務者の都合を斟酌しながら、己の都合を心に秘めて債権回収を早める訳です。


銀行は雨が降ると傘を貸さない~古くて新しい課題~
2010.02.17

・この問題は巷間言われて久しいが、一面の真理を突くも全てとは言えません。
・大半の事例では、正に此の文言の通りです。金融機関にとって融資金の回収不能が
 発生する度に、担当者及び其の関連部署の人々に傷がつく事を嫌がります。
・稀にではありますが、雨降りに傘を差し出す事例が無い訳ではありません。

 


借入の返済~約束を守れますか~
2010.02.16

・借入返済は必ず条件通り行うことです。金融機関は条件通り行われないことを極端に
 嫌がります。一度でも返済が遅れると、次の借入申し込みが困難になるでしょう。
 一回ぐらいなんでもないのではと思うのは、大きな間違いです。肝に銘じましょう。
・面談の時間には、約束の時間通り行くことです。若干の遅れぐらい許されるのではと
 思われるでしょうが、其の時は何でもなくても、時間を守らない、守れない先として
 信用度が下がってしまいます。
金融機関は過敏とも言えるほど約束を重んじます。

金融機関と上手に付き合うには~命綱をしっかり握るには~
2010.02.15

・金融機関の担当者と意思疎通を普段から図っておくことです。
・用事が無くても金融機関に出かけて行き、担当者と雑談してくることが大事です。
・融資の申し込みの時だけ金融機関に行くのは、好ましくありません。
・金融機関の担当者は、雑談の中から御社、貴方の信用度を測定、判定しています。
 信用に値するか否かを、金融機関の担当者は模索しています。