倒産の兆し 其の⑩~売掛債権回収長期化~

2010.08.04

・売上代金は現金として回収されて初めて現実の果実となります。従って回収期間をできるだけ       
 短縮することが望まれますが、販売先の都合もあってなかなか思う通りには行きません。 
      
・販売先A社に対する月間売上10百万円、売掛期間一ヶ月、手形回収100%、回収手形期間       
 三ヶ月とすると、此の企業は資金負担を40百万円(10百万円X4ヶ月)する必要があります。       
 斯様な状況で、A社から売掛期間一ヵ月半、回収手形期間4ヶ月の条件変更の提案があって、       
 受け入れざるをえなくなると、此の企業の資金負担は55百万円(10百万円X5.5ヶ月)となり       
 従来より資金負担は15百万円(55百万円ー40百万円)増加となります。
       
・此の資金負担を吸収できる余力があればよいのですが、余力がないと資金繰を圧迫して       
 資金繰りに窮することになります。
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