円高対策~政府、日銀の対応~

2010.09.08

・円高対策として通常実施される対策は以下の事項かと思います。      
 1、市場介入      
  ①口先介入:言葉により政府、日銀の意図を報道発表      
    ア、重大な懸念を抱いている      
    イ、断固たる措置を取る      
    ウ、市場を注意深く見守っていく       
    エ、必要に応じて適切な措置を取る   等々      
         
  ②為替介入(円高対策では円売り介入、円安対策では円買い介入)      
    ア、単独介入:日本政府一国のみが市場に立ち向かう。      
           市場規模が大きくて、一国だけの介入では効果が薄い。      
    イ、協調介入:日米乃至日米欧各国が足並みを揃えて市場に立ち向かう。      
           欧米は輸出を通じて景気回復を図ろうとしているので、      
           米ドル安、ユーロ安を歓迎し、円高阻止を図ろうとする      
           現在の協調介入には消極的である。      
 2、日本国内金利引き下げ      
   金利引き下げにより円の魅力を薄めれば、市場参加者は円買いの流れを      
   止める一因になります。      
   しかし、政策金利低水準(0.1%)の状況では金利引き下げ効果には      
   期待が持てません。 
     
・日本経済の状況が悪いにも拘らず、市場が円買いに動くのは従来の対策では      
 対処できないことを警告しているのかもしれません。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.all-senmonka.jp/cgi-bin/mt5/mt-tb.cgi/10720

コメントを投稿