・先日の新聞報道によれば、日本の長期国債格付の引き下げが明らかになりました。
その内容
格付を行った会社 スタンダード&プアーズ社(S&Pと表示されることが多い)
格付対象債権 日本の長期国債
格付けランク 「AA」→「AA-」 ワンランク引き下げ
「AA-」の内容 強い財務力を有するが、環境悪化の影響を幾分受け易い
・有名な格付会社はS&Pの他にムーディーズ社、フィツチ社の二社がある。
日本にも格付会社はあるが、米国と比べ歴史は浅く、一般には浸透していない。
しかし、相応の実績を積み重ねてきており今後の期待は大きい。
日本の格付会社には日本格付研究所、R&I社等がある。
・格付対象となる債券等
格付けの対象となるものは国債(短期、長期)ばかりではなく、
優先株、社債、銀行財務、発行体(債券等を発行する企業等)も範疇に入る。
・格付定義
各々の格付会社によって、区分が異なり、意味する内容のニュアンスが異なるので
一概には比較検討が困難である。
1、S&P:①投資適格(1位:AAA~14位:B+) ②投機的(15位:B~22位:D)
2、ムーディーズ:①投資適格(1位:Aaa~14位:B1) ②投機的( 同上 )
3、フィッチ社:①投資適格( S&Pと同一 ) ②投機的(15位:B~24位:D)
・S&P社のコメントでは、日本国家財政の悪化懸念、財政健全化対策の実現性に
疑問があるとして、今回の格付引き下げに至ったことのようである。
世界の投資家から日本向投資に注目が集まり、結果として悪影響がないことを
望みたい。


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