公認会計士法改正Ⅱ

2007.06.23

Ⅱ.監査人の独立性と地位の強化

監査法人内での担当会計士のローテーション・ルールの強化が行われました。
現在でも上場会社の監査を担当する会計士は、継続して監査を担当できる期間は7年までで、それを超えて担当する場合は、インターバル期間を2年とらなければなりませんでした。
これが、大規模監査法人において上場会社の監査を担当する主任会計士のローテーション・ルールが、継続監査期間5年、インターバル期間5年に法定化されました。
また、新規公開企業に係る公開後の最初の継続監査期間に、上場前の公開指導等の期間が算入されることになりました。

この改正は、かなりインパクトが強く、今後、大規模監査法人の主任会計士においては、監査期間5年で会社とは永久にさようならで、戻ることはほとんどなくなるのではないかと思われます。
また、株式公開で汗を流しても上場後すぐに「さようなら」となってしまいますので、新規公開業務は担当会計士に嫌われてしまうのでは?

いずれにしても、会社と会計士の関係は薄くなり、金融庁の思惑通り「なれあい」解消となるでしょうが、これで監査は大丈夫なのかはやはり疑問です。


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