「富士山を動かす?」は試験問題です。
偉大な企業の指導者は、まずはじめに、優秀な人を雇い、つぎに会社がどこ
へ向かうべきかを決めているという。
超優良企業は人の選択を重視し、入社テストもユニークなものを実施している。
そして、ビジョンも、戦略も、組織構造も、技術も「だれを選ぶか」を決めた後
に考えると言うから驚きである。(注1)
ユニークなものの例として、マイクロソフト社の試験問題を見るとびっくりす
る。もしこれがマイクロソフト社でなかったら、なにを馬鹿な事をやっている
のだろうと思うに違いない。 (注2)
例えば
「富士山を動かすのにどれだけ時間がかかるか?」 だ。
まじめな応募者の、試験場でびっくりする顔が思い浮かぶ。
実はウチの事務所の試験問題で使った事もある。
答えは後で述べる(注3)が、一般的な会社で行っている入社試験問題がマンネ
リ化してきて、効果が疑問視されている事も事実だし、多くの、特にIT系の
会社で、マイクロソフト社式問題は採用され始めているようだ。
この難問の効果はどうだろうか?詳しくは本を見て欲しいが、ウチの経験で言
えば、応募者の素頭が判ってとても役に立つ。
ぜひ、あなたの会社の入社試験問題にこの本の中から問題を加えて欲しい。
あなたも応募者も楽しめると思う。
とおやまひでゆき
(注1)
「ビジョナリーカンパニー」ジェームズ・C・コリンズ著
(注2)
「ビル・ゲイツの面接試験」 ウィリアム・パウンドストーン著
(注3)
答えの考え方は次の2つから推定する。
①富士山をまるごとひとまとめに動かすことを考える。
②富士山の移動を通常の採掘作業のように考える。
あとは、イマジネーションを駆使する。


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