もうけ話 と 極秘情報
どちらにも、落とし穴がある。
会計士の周りには、もうかる情報がいっぱい溢れている。
特に、監査法人で何件かのクライアントを持つ中堅の会計士には、おいしい情報が集まる。
直接株を売買すると解ってしまうので、例えば、よく行くクラブの彼女に頼んで、口座を開
き、売買してもらったら分からないだろう。
ところが、同じような悪だくみをしたのだが、証券取引等監視委員会の調査で分かってし
まったのが、今回の会計士の事件だ。(注1)
会計士は法的にも、かなり厳しい規制があるが、今回のような事もたまにある。
自覚のない人は、もうかる情報を聞くと人に言いたくなったり、自分で利用しようとする。
僕も始めの頃は、極秘情報にドキドキした事を覚えている。
そして、NHKの記者も、印刷会社の社員もその誘惑に負けてしまって、事件に巻き込ま
れた。
不正を見抜く証券取引等監視委員会も、不正取引調査はそんなに難しくない。
株を買った人の身元は分かっているし、インサイダーの事実も明確だからだ。
彼らは、この事件で、今まで頑張ってきた人生を棒に振るかもしれない。
しかも、先の会計士の場合は、この「もうかる情報」を使って、株の売買をしたが、結果
的に損失となっていたと言うから、泣きっ面にハチという事になってしまったようだ。
(-_-;)
おいしい話には 気をつけましょう
とおやま ひでゆき
(注1) 会計士インサイダー、担当2社で取引・新日本監査法人
監査法人国内最大手の新日本監査法人は3日、理事長が記者会見し、過去に所属していた
30歳代の男性公認会計士がインサイダー取引の疑いで証券取引等監視委員会の調査を受け
ていると発表した。


ビスカストップ
