マンガ 三国志

麻生首相がマンガ大好きだというので、中曽根前首相が同じマンガを読んだそうで、そ
の感想が「・・・××」(ここでは書けない)とバッサリ切り捨てたと週刊誌に書いてあっ
たがそれが「三国志」だったらそうは言われなかっただろう。(注1)
原作は吉川英治だし、経営者の座右の書として、またビジネスの手引書として人気を集
めている。
三国志ファンは多くて、多数の三国志サイトや、資格試験制度さえある。
知り合いにも、親がファンだったのだろうか、三国志の英雄である諸葛孔明(亮)と同名の
名前の人を何人も知っている。
いろいろな本が出ているがマンガでさえ30巻あり、読むのにかなりの時間を要する。
でも、その内容は濃くて、ノウハウ本を読むよりはよっぽど血肉となると思う。
その『三国志』の始めと終わりに、
「この物語は、いまは長江の水とともに流れ去って、昔の語り草となった、
もろもろの英雄の活躍を描いた」
と言ってはじまり
「かくて諸葛孔明の望みは、実現したがそれもほどなく、もろくも崩れ去り
あとに聞こえてくるのは新しい王朝の足音であった」
と結ぶ。
英雄たちの活躍が華々しければ華々しいほど、この言葉は胸を打つ。
何のために人は争い、何を求めることが幸せにつながるのか。
その答えがここにある。
ぜひ、首相ににも読んでほしい。
とおやま ひでゆき
(注1)
『三国志』(さんごくし)は、1971年から1986年まで、潮出版社「希望の友」「少年ワールド」
「コミックトム」に連載された、横山光輝による歴史漫画である。原作は吉川英治の小説
『三国志』。
■三国志の概要
原作は吉川英治の『三国志』であるが、原作が諸葛亮の死で終わっているのに対し、本作は
蜀が滅亡するまでを描いている。
この作品によって横山光輝は1991年、第20回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した。


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