「悟りの窓」と「迷いの窓」

2009.09.17

satori.png
京都は何度行っても、また行きたくなる街です。

日ごろ迷いの多い私は、「悟りの窓」と「迷いの窓」という文字に惹かれ
て源光寺で、しばし人生を考える時間を持ちました。(注1)

そこでは白装束の若い外人女性が座禅をしていて、これが日本人以上に絵
になっていました。

源光寺の入り口の立て札には次のような説明があります。
『丸窓は「悟りの窓」と呼ばれ、円型は「禅と円通」の心を表し、円は大
宇宙を表現。

角窓は「迷いの窓」と呼ばれ、角型に「人間の生涯」を象徴し、生老病死
の四苦八苦を表している。 いずれも仏教の真理を表わしている。』

多くの観光客で賑わっている源光寺ですが、これほど多くの賑わいを見せ
るのは、その歴史もさることながら、この「2つの窓のネーミング」の良
さのお陰だと思います。

例えば、「丸い窓」「四角い窓」や名前がなかったりしたら、色々な書籍
等で引用されたり、私のように名前に惹かれて行く人もなかったと思うの
で、「ネーミング」は重要だと思いました。


 今、迷われている方は
 ぜひ源光寺の2つの窓を見に行って欲しいと思います。
 特に紅葉の時は、新しい発見があるかも知れません。

                       とおやま ひでゆき 

(注1)源光庵   山号 鷹峰山 曹洞宗
貞和2年(1346)に臨済宗大徳寺の徹翁により開基。その後、元禄7年
(1694)に卍山道白により曹洞宗に改宗された。 本尊は釈迦牟尼仏。

本堂は1694年の建立。 天井板は伏見桃山城から移築したもので1600年
に徳川家家臣鳥居元忠らが石田三成に破れ自刃したときの跡が残り、血天
井となっている。

本堂右には「悟りの窓」」という丸い窓と、迷いの窓という四角い窓があ
り、2つの窓越しに庭園を望むことができます。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.all-senmonka.jp/cgi-bin/mt5/mt-tb.cgi/9216

コメントを投稿