筆談ホステスと源泉
辛いのは 幸せになる途中です。
<辛いに(―)をプラスすると幸せになる>という。
耳が聞こえなくて親に反抗したりした不良娘が銀座のNO1ホステスになった。
普通ならあり得ない話なのだが、こんな生き方もあるのかと思う。
いま妊娠していて、シングルマザーを選んだようだ。
夜の銀座はそんなに甘くないから、これからは分からないが頑張ってほしい。
色々言われているようだが、本書の写真も癒されるし、内容も銀座のことなのでおも
しろい。
世の女性たちも、この本を読めば多くの地位や名誉もある人たちがなぜ銀座に行き
たがるかそのわけが分かるかもしれない。
内容をいくつかご紹介すると、
●08 「チャンスは貯蓄できない」
S先生は、某有名病院で外科医をされている35歳。とても腕のたつお医者さまで、
難しい手術をその若さでいくつもこなしてきたまさに若手のホープ。
しかし、久しぶりにお見えになったS先生は、なんだか気の抜けたご様子。
「最近、手術も数ばかりこなしているだけで、正直つまらないというか・・・」
どうやらS先生は、以前からの夢でもあったアフリカの紛争地で医療を施すという
お話があるようで、そのことを真剣に考えていらっしゃいました。
「そのお心、まさにお医者様の鑑ですね」
私は、そう書いてメモ帳を差し出しました。
「でも正直迷っているんだよね。今の病院を辞めるのももったいないような気もす
るしね。いったいどうしたらいいんだろう」
S先生は、そういってブランデーをどんどん飲まれています。
いつもの彼とは違い、なんだか我を忘れているようでした。
私も少なからずお気持ちがわかりました。
そこでS先生に元気になってほしいと、考えをめぐらせペンを走らせました。
「チャンスは貯蓄できない」
これはあのアサヒビールの元社長である樋口廣太郎さんの言葉で、私が大切にして
いる言葉のひとつでもあります。
S先生は、そのメモ帳をしまわれました。
そして何も言わずに、その日はお帰りになられたのです。
それから数ヵ月後、S先生からエアメールが届きました。
「あの時自分は、本当に迷っていてどうしていいのかわからなくなっていました。
でも里恵さんのかけてくれた言葉のおかげで、今、ここにいます。そして医療設備も
乏しいなかで孤軍奮闘しています。本当にありがとう」
お金とチャンスは上手に使いたいものです。
●43「鳥のように自由に空を飛びたいなんていうのは勝手だけど、鳥が飛ぶために
は何万回翼を動かしているか、よく見てごらん」
アパレル関連の会社を経営するIさんの最近の心配事は、今年大学4年生になる息
子さん。卒業後の進路が決まっていないことに頭を抱えているそう。
----- 略 ーーーーーーーー
座っただけでウン万円だそうですが、
機会があれば行ってみたいなー ( ^^) _U~~
とおやま ひでゆき
(注1) 筆談ホステス
67の愛の言葉 【著者略歴】斎藤理恵
1984年生まれ。青森県出身。病気の後遺症で、1歳10カ月で聴力を完全に失う。
接客業の楽しさに目覚め、水商売の道に進む。
2007年からは、銀座のクラブで人気ホステスとして活躍。
前著「筆談ホステス」はベストセラーになった。
(注2)
ホステスの所得税を源泉徴収する際、報酬から差し引くことができる。
控除の対象は実際の勤務日数だけか、出勤しない日も含むのかが争われた
訴訟の上告審判決で、最高裁第3小法廷は2日、「勤務日数ではなく、
期間中のすべての日数を指すと解釈すべきだ」との初判断を示し、審理を
東京高裁に差し戻した。田原睦夫裁判長は「『期間』とは初日から末日まで
と解釈するのが相当」と指摘した。
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