世界一幸福な国民は?
2010.08.30

 「世界一幸福で成長力がある国は?」(A)、また「住民が幸せと感じている
割合が最も高い国は?」(B)という興味深い特集があった。

まず(A)「幸福で成長力がある国」とは、外部から客観的に分かる教育、健康
、生活の質、経済力、政治的環境に着眼したランキングだから、1位は誰もが
認め模範とするような国でフィンランドだった。(注1)

フィンランドは人口500万人の国で、税金は高いが人々が豊かに暮らしている。

フィンランドでは残業はないのに生産性は世界一。
年をとってもやる気があれば人生の方向転換をしやすい社会だそうだ。
ちなみに日本は9位だが、人口の多い国別では日本が1位となった。

 一方、(B)「住民が幸せ」と感じるか否かの調査も興味深い。
調査は、同社が05~09年にかけて世界155の国・地域で数千人を対象に行い、
各地域住民の生活に対する満足度(1~10点で評価)を分析し、ランキング化
した。

それによると、第1位はデンマークで、続いてフィンランドの順で、上位5か
国のうち4か国を北欧の国々が占めた。残念ながらブータンはランク外。 (注2)

 この結果について、同社は「上位にランクされた国々では、国民の基本的
なニーズがほぼ満たされているため、幸福と感じる」とし、一方で「収入は

幸福と密接な関係があるものの、心理的に得られる満足感や社会との関わり
も幸福のカギになっている」と分析している。

 2つの調査を左右で対比すると、

(A)「幸福で成長力がある」    (B)「住民が幸せと感じている」
1、フィンランド        (1)デンマーク    
2、スイス           (2)フィンランド  
     
3、スウェーデン        (3)ノルウェー
4、オーストラリア       (4)スウェーデン、オランダ
5、ルクセンブルク 
    
6、ノルウェー
7、カナダ           (8)カナダ、オーストラリア、スイス
8、オランダ          (14)米国
9、日本    ←       (28)ルクセンブルグ
10、デンマーク

11、米国           (56)韓国
15、韓国           (73)ロシア
51、ロシア          (81)日本        ←
59、中国           (125)中国

 注目すべきは日本が(A)9位であるにも拘らず、(B) 「住民が幸せと感じてい
る」では81位で、それなりの幸せを感じてないということだ。

 他国から見れば、日本はとても恵まれた環境なのにそれを感謝できない不幸な
国民だと思われていることだろう。
もっと感謝しないといけないですね。


            いま幸せですか?
 


                    とおやま ひでゆき

         

(注1)
 Newsweek201009の記事。
(注2)
 米世論調査機関ギャラップが世界155の国・地域を対象に行った世論調査。
ちなみに国民の97%が「幸せ」と答えているブータンは1あたりGDPが153位
で、人口が60万人なので小さすぎてランキングには入ってこない。

   <お知らせ>
 9月セミナー
平成22年9月28日(火)15時30分~17時。
「助成金の上手な利用法」1000円 20名当事務所セミナー室


年金二重課税 戻すには? 影響は数百万件
2010.08.23

 あなたの年金の税金が戻るかもしれない。
2010年7月6日に、最高裁は年金のうち、運用益を除いた部分は所得税を課税す
べきではないと判断した。

つまり「年金型の生命保険で相続税と所得税の二重課税は違法」という判決。
対象となる保険は、契約者が死亡した際、受取人が一定期間、死亡保険金を年金とし

て分割して受け取るもの。
業界全体で数百万件に上るとみられる。(注1)

 <対象なる人>
1、死亡保険金を年金払いで受け取っている。
2、その年金収入を確定申告しているか、源泉徴収されている。

 <還付に関して>
1、還付金額は二重課税部分だが詳細は公表されていない。(まだ請求できない。)
2、過去5年分の所得税の還付については「所得税の更正の請求書(又は嘆願更正)」
 を税務署に提出することにより行うことができます。

3、必要な資料は、確定申告書や受取った年金の額、源泉徴収された所得税の金額が
 分かるものが必要になると思われます。

4、原則として来年3月中旬までに、税務署に更正(返還)請求を出し、内容の審査
 を受ける必要がある。


       各生保はどんな対応をするんだろう?
       他に類似商品もあるから大変だ。

                    とおやま ひでゆき

(注1) 二重課税 生保、還付者通知へ 国税庁は類似商品調査
7月10日7時56分配信 産経新聞
 年金形式の生命保険金に対する相続税と所得税の二重課税問題で、主要生命保険会
社は9日、還付対象となる契約者を洗い出し通知する方向で検討に入った。

民間企業が税金の還付で通知を行う義務はないが、二重課税に気付かず還付を受けら
れない契約者が出ることを防ぐため、「顧客重視」の観点から、顧客リストを保有す
る各社が対応する必要があると判断した。

同種の保険契約は、支払い終了を含めると業界全体で数百万件に上るとみられる。
また生命保険以外にも、学資保険や個人年金などでも還付が必要になる保険商品があ
るとみられている。

   <お知らせ>
 9月セミナー
平成22年9月28日(火)15時30分~17時。
「助成金の上手な利用法」1000円 20名当事務所セミナー室


金融危機が始まる ?
2010.08.16

 副島氏によると、今年の秋ごろから景気がまた崩れ始めるそうだ。(注1)
ギリシャ危機が世界を震撼させたが、リーマン・ショックから回復基調にあるとされ

ていた世界経済がきわめて脆弱なものであることがこれで明らかになってきた。
いやな話だが、「備えあれば憂いなし」なので、ご紹介する。

1、米国の試練が日本へ
  11月の大統領選挙でオバマ大統領が致命的な打撃を受け金融経済の大激動が
 起きる。

 原因は、サブプライム、モノライン未処理、健全住宅ローンの焦げ付き、地方債務
増等米国の不良資産は4京円もあってすべてまるく解決することは不可能。
また、大統領選挙の前年(2011年)はいつも戦争等大きな出来事が起きる。

2、株も金も下がる
  そのような状況だから、株はダウ6500ドルに向けて下落。
 金は将来的には上がるが、当面下がって3千円を切るかもしれない。

3、円高になる
  日本の国力は弱くなっていくが、そのペース以上に米国がドル札を印刷して世界
にばら撒いているので、どんどん円高になる。
そして、米国はインフレにしてドル安とし、借金の実質価値を減らすつもり。

4、ユーロは下げ止まり、中国元は上がる。
  EUの経済力は世界2位で、中国は日本を抜いて3位になった。
人口も多いし、地続きで共通した底力の成長力があるからだ。

EUは「ヨーロッパ統一国税庁」を作ったし、国境を自由に行き来できるし、今後は弁
護士等の資格も統一化していくようだ。

5、景気循環の波動には逆らえない
  有名なコンドラチェフの波や、クズネッツの波は2012年にかけて景気低迷を示し
ている。過去の歴史に例外はない。
2012年には米ドル中心の基軸通貨体制が崩壊する可能性があるという。

    船井幸雄氏によると副島氏の予測は70%当たるそうだ。
    さあ、対策を考えましょう?

                    とおやま ひでゆき


(注1)「新たなる金融危機に向かう世界」  
著者紹介 副島 隆彦 (ソエジマ タカヒコ)       
1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。
外資系銀行員、予備校講師、常葉学園大学教授などを歴任。副島国家戦略研究所(SNSI)
を主宰し、日本人初の「民間人国家戦略家」として、講演・執筆活動を続けている。

(注2)円は60円になるか?
 http://blogs.yahoo.co.jp/tjiblog/32386410.html

(注3)1京は1千億の10倍


ブスの25ヶ条
2010.08.09

宝塚歌劇団の誰もが目にする壁に、いつのころからか「ブスの25ヶ条」が貼ってあっ
たそうです。

あれだけの選ばれた人たちですから自分たちはブスだと思ってはいないでしょうが、
内容を見てみると内面的な問題で女性に限らず、男性にも役立ちそうです。

宝塚の「ブスの25ヶ条」

1. 笑顔がない
2. お礼を言わない
3. 美味しいと言わない

4. 精気がない
5. 自信がない
6. 愚痴をこぼす

7. 希望や信念がない
8. いつも周囲が悪いと思っている
9. 自分がブスであることを知らない

10. 声が小さくイジケている
11. なんでもないことに傷つく
12. 他人に嫉妬する

13. 目が輝いていない
14. いつも口がへの字の形をしている
15. 責任転嫁がうまい

16. 他人をうらやむ
17. 悲観的に物事を考える
18. 問題意識を持っていない

19. 他人につくさない
20. 他人を信じない
21. 人生においても仕事においても意欲がない

22. 謙虚さがなく傲慢である
23. 他人のアドバイスや忠告を受け入れない
24. 自分が最も正しいと信じ込んでいる
25. 存在自体が周囲を暗くする

         周りにいっぱいいませんか?
          自分もそうならないように気をつけましょう!


                     とおやま ひでゆき


(注1) 本も出てるそうです。



縄文人はすごい
2010.08.02

僕は最近縄文ファンになってしまった。
趣味でもうウン十年陶芸をしているが、最近縄文土器を見る機会があってこれはかな
わないと思った。

できたら、まず写真の土器(最古の国宝)を見て欲しいが、これが4500年前に造られ
た縄文土器である。(注1)
どこかのコンテストに出展したらまず入賞するだろうし、ひょっとしたら大賞を取る
かもしれない。

江戸、鎌倉、室町なんてたかだか数百年前で、そのはるか5千年から1万年前に、これ
だけ完成度が高い作品を作っていたのだから驚く。

さらに、ビックリしたのはヒット映画ETやスターウォーズや著名な芸術作品・さら
にはTVウルトラマンのバルタン星人も、明らかに縄文土器をマネしてるんじゃないと
思われるものがいくつもある。

あとで知ったことだが、芸術家の岡本太郎氏がかつて縄文土器を見て感動し、その後
大阪万博の「太陽の塔」や色々な作品にその影響があったと語っていたのを知って、
彼は正直で偉いと思った。(注2)

縄文時代は、今から約1万6,500年前から約3,000年前まで1万年以上も続いて、戦争も
なく平和な時代だったと言われている。

というような訳で、今縄文土器の再製(レプリカ)作りに凝っていて、すでに10個近
く作っているので、来所された際にはご披露できると思う。

また最近、縄文時代の記述が10年ぶりに小学6年の社会科の教科書復に復活するそ
うなので縄文ファンが増えるのでなないかと期待している。(注3)


        縄文土器を作ろうというイベントもあるようです。
         ぜひ、一度は見てほしいと思います。


                     とおやま ひでゆき


(注1) 火焔土器(最古の国宝)
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/54/Jomon_vessel_3000-2000BC.jpg

(注2)岡本太郎著「画文集・挑む」1977年
「偶然、上野の博物館に行った。考古学の資料だけを展示してある一隅に何ともいえな
い、不思議なモノがあった。

ものすごい、こちらに迫ってくるような強烈な表現だった。何だろう。---縄文時代。
それは紀元前何世紀というような先史時代の土器である。驚いた。そんな日本があった
のか。いや、これこそ日本なんだ。身体中に血が熱くわきたち、燃え上がる。

すると向こうも燃えあがっている。異様なぶつかりあい。これだ!
まさに私にとって日本発見であると同時に、自己発見でもあったのだ。」


(注3)縄文時代復活、10年ぶり。5月28日読売新聞
 日本の歴史を扱う小学6年生の社会科の教科書から消えていた縄文時代が、来年度の
教科書から10年ぶりに復活する。
 小6社会の教科書は「ゆとり教育」に伴い、2002年度以降の教科書からは、農耕
が始まったとされる弥生時代から記述が始まり、旧石器時代と縄文時代は原則として消
えた。
 これに対して日本考古学協会は強く反発、記述の復活を求めてきたが、08年の学習
指導要領で授業時間が増加したため、縄文時代の記述が復活した。