世界一幸福な国民は?
「世界一幸福で成長力がある国は?」(A)、また「住民が幸せと感じている
割合が最も高い国は?」(B)という興味深い特集があった。
まず(A)「幸福で成長力がある国」とは、外部から客観的に分かる教育、健康
、生活の質、経済力、政治的環境に着眼したランキングだから、1位は誰もが
認め模範とするような国でフィンランドだった。(注1)
フィンランドは人口500万人の国で、税金は高いが人々が豊かに暮らしている。
フィンランドでは残業はないのに生産性は世界一。
年をとってもやる気があれば人生の方向転換をしやすい社会だそうだ。
ちなみに日本は9位だが、人口の多い国別では日本が1位となった。
一方、(B)「住民が幸せ」と感じるか否かの調査も興味深い。
調査は、同社が05~09年にかけて世界155の国・地域で数千人を対象に行い、
各地域住民の生活に対する満足度(1~10点で評価)を分析し、ランキング化
した。
それによると、第1位はデンマークで、続いてフィンランドの順で、上位5か
国のうち4か国を北欧の国々が占めた。残念ながらブータンはランク外。 (注2)
この結果について、同社は「上位にランクされた国々では、国民の基本的
なニーズがほぼ満たされているため、幸福と感じる」とし、一方で「収入は
幸福と密接な関係があるものの、心理的に得られる満足感や社会との関わり
も幸福のカギになっている」と分析している。
2つの調査を左右で対比すると、
(A)「幸福で成長力がある」 (B)「住民が幸せと感じている」
1、フィンランド (1)デンマーク
2、スイス (2)フィンランド
3、スウェーデン (3)ノルウェー
4、オーストラリア (4)スウェーデン、オランダ
5、ルクセンブルク
6、ノルウェー
7、カナダ (8)カナダ、オーストラリア、スイス
8、オランダ (14)米国
9、日本 ← (28)ルクセンブルグ
10、デンマーク
11、米国 (56)韓国
15、韓国 (73)ロシア
51、ロシア (81)日本 ←
59、中国 (125)中国
注目すべきは日本が(A)9位であるにも拘らず、(B) 「住民が幸せと感じてい
る」では81位で、それなりの幸せを感じてないということだ。
他国から見れば、日本はとても恵まれた環境なのにそれを感謝できない不幸な
国民だと思われていることだろう。
もっと感謝しないといけないですね。
いま幸せですか?
とおやま ひでゆき
(注1)
Newsweek201009の記事。
(注2)
米世論調査機関ギャラップが世界155の国・地域を対象に行った世論調査。
ちなみに国民の97%が「幸せ」と答えているブータンは1あたりGDPが153位
で、人口が60万人なので小さすぎてランキングには入ってこない。
<お知らせ>
9月セミナー
平成22年9月28日(火)15時30分~17時。
「助成金の上手な利用法」1000円 20名当事務所セミナー室


ビスカストップ
