日本は あと5年 ok?

2010.12.20

NHKスペシャル「862兆円 借金はこうして膨らんだ」は興味深かった。(注1)
日本は先進国でも最大の借金国である。

平成22年度の国家予算は税収が37兆円で、歳出が92兆円、この差を借金で埋めている。
そしてこれまでの累積で国債の残高は現在862兆円、一人当たり700万円に上る。

 内容の一部をご紹介すると
・赤字国債を初めて発行したのは昭和40年度であり、その後日本の財政は借金漬けとな
っていった。

当時の事務次官、谷村裕は、東京オリンピック後の不況の対策をするために赤字国債
を発行したことを、麻薬に例えた。

・昭和50年には2兆円の国債が発行された。
一度限りという赤字国債がここから噴出していくこととなる。
それは昭和51年には5兆円、昭和52年には10兆円となっていった。

・昭和53年、大蔵官僚出身の福田内閣では借金11兆円の超大型予算を組んだ。

・昭和53年、天才といわれた大倉事務次官は、大平総理大臣に消費税の導入を持ちか
けた。ようやく消費税が制度化される。
また、追い風としてバブル景気があり、平成2~5年は赤字国債0で乗り切れた。

・平成9年、橋本内閣は財政構造改革会議で大幅に歳出を削減しようとした。
消費税が5%に引き上げられた。

・借金をしてでも公共事業や社会保障を増やしていったのは国民の要求でもあった。

・平成21年、鳩山由紀夫総理は財政規律を重視するどころか、マニフェスト(公約)
を実現するために約44兆円にも上る赤字国債を発行してしまった。

ではいつまで日本は大丈夫だろうか?

あと、5年のうちに大きなターニングポイントがあると言う報告がある。(注2)
主たる理由は、後5年は公的債務より個人資産のほうがまだ多いが、その後はほぼ逆

転し、実質的に資金ショートするからだ。      
国債残が異常に多く、何かが起こることはみんな知ってる。


      
       しかし、個人資産の方がまだ多いからと楽観的な人もいる。(注3)
・・ 「赤信号みんなで渡れば・・」と現実逃避をしているのだろうか。


(注1)
2010年11月7日に、NHKスペシャルで「862兆円 借金はこうして膨らんだ」という番組
が放送されました。

(注2) 株式会社大和総研
http://www.dir.co.jp/souken/consulting/researcher/insite/100526.html

(注3) 借金時計
http://www.geocities.jp/mkqdj167/japan.htm

(注4) 日本がわかる50の数字
 http://blogs.yahoo.co.jp/tjiblog/33680920.html


                       とおやま ひでゆき

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