2030年日本 「不安」の論点

2011.01.11

あなたの20年後はどうなっているか?
次の点から色々な例を引いて考える手がかりを検討している。(注1)

1、働く場所はあるか?
2、都市はもつか?
3、ふるさとはあるか?

4、日本はあるか?
5、親を超えられるか?
本書は、ちまたにあふれる「未来予測本」、「未来警告本」ではない。

未来を学びとるための手がかりとして、「2030年」を考える試みの書だと著者は
いっている。

一部をご紹介すると、

<築27年六本木ヒルズ>
国連の人口推計によると、わが国の都市人口は05年の65%から2030年には73%まで上昇
する。

一方、総務省の住宅・土地統計調査によればマンションや団地といった3階建て以上の
集合住宅は08には全国で1498万戸に上り、全住宅の3割を超えて増え続けている。

2030年、六本木ヒルズは築27年になる。
建て替えが必要なマンションが400万戸弱になると言う。

<ノブレス・オブリージュ(高貴なる義務)なき日本>
自衛隊史上初の海外派遣となった1991年の指揮官元海将補、落合さんの父は
1945年太平洋戦争の沖縄方面の司令官を務め、自決した。

「父親が身をもって教えてくれたのは、指揮官は常に、生命の危険を冒してでも先頭
に立つ。

部下に愛情を持ち、指揮官先頭の責任を持つことが必要。父に負けまいと思った。」
という。

英国では、第一次大戦の平均死亡率よりも貴族の死亡率の方が10%も高かった。
82年のフォークランド紛争では王族のアンドリュー王子や、07年にはヘンリー王子が
アフガニスタンへ派遣された。

ただ、日本ではそうした階層でのノブレス・オブリージュが忘れられ、私利私欲ばか
りが肥大化している。

      「予想」は、逆から読むと「うそよ」になる。
       しかし、決定的な予想は受け入れていく必要がある。


                       とおやま ひでゆき


(注1) 2030年日本 「不安」の論点      
<著者略歴> 産経新聞社会部
本書は、産経新聞に長期連載された「2030年」を大幅に加筆修正したもの

   <お知らせ>
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         一般3,000円、会員1,000円
   http://www.to-yama.com/seminar/seminar-mail2.htm

<所員ブログ>
http://blogs.yahoo.co.jp/tji3min/
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