ギリシャ と 日本
2011.11.28

考えてみればおかしな話だ。世界レベルで考えると、人口は増えているし、消費も増
えているのだから、大暴落なんてどうしてあるのか?

少しぜいたくをしたり、財布のひもを引き締めたりすることが経済を動かすのだろうか?
エコノミストの中原圭介氏が解説している。(注1)


p14 財政危機の本質は年金制度の所得代替率にある。
これは現役と比べ、どのくらい年金がもらえるかという比率だが、ギリシャは84%、
スペイン81%、イタリア79%で、日本は50%。

p18 EUのユーロは当初、財政規律を厳しくし①赤字はGDPの3%以内、債務は同
 60%以内とした。
 しかし、参加27カ国中守っているのは3カ国のみで、これではユーロのシステム自体
 が壊れている。

p20 ギリシャは同上の率が-6%、159%で大幅に違反している。

p34 過去に破綻した韓国、タイ、スエーデン等が回復したのは、破綻後自国の通貨が
 暴落し、産業の競争力がUPし、輸出が増えて、経済が再建できたが、ユーロは統一
 通貨だからそのシステムが使えない。
 だから、ギリシャにさらなる財政削減を要求するのは酷である。

p59 ユーロ安の今、一番得をしているのはドイツで輸出産業は特に好調で、ドイツが
カギを握っている。

p93 日本はあと4年でギリシャと同じようになる。
 対策は①年金問題等先送りにしない。②財政再建は早く着手し、消費税は15から20%
 にする。

p243 10年以上、年収は下がっている。
 生活の基盤となる賃金が上がるような労働環境にしないと本当の成長はない。
そのためには、法人税を引き下げ年金制度を改革し正社員を増やすことです。



         悪いのは、今まで分かっていて放置していたことだ。
          これからも、すぐには動かないのだろう。(-。-)y-゜゜゜
    
       
・ 

                        とおやま ひでゆき

(注1)2013年大暴落後の日本経済
中原圭介

              
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村上太一
2011.11.25

皆様は村上太一という名前をご存知でしょうか?

彼は2011年11月1日に東証マザーズの上場が承認された㈱リブセンスの代表取締役ですが、
彼はただ新たに上場する企業の社長というわけではありません。
話題になっているのは彼のその年齢です。 現在若干25歳。
今日は史上最年少での上場が決定した村上太一さんと彼の運営する
㈱リブセンスについて少しお話させて頂きます。

1986年10月、東京に生まれた彼は、早稲田大学高等学院から早稲田大学に進学、
高校在学中から事業構想を練り高校では理系を専攻しながら
開業のためにという理由で文系の政治経済学部へ進学。
進学後は大学で大和証券の寄付講座であった
「ベンチャー起業家養成基礎講座」のコンテストに大学1年生で断トツの優勝、
その時に発表した成功報酬型の求人ビジネスが現在の㈱リブセンスの原型だったということです。

コンテストに優勝することで大学内の企業用オフィスを1年間無料で借りる権利を得て、
大学1年のこの時点で㈱リブセンスを設立しています。

㈱リブセンスの主力事業は成果報酬型の求人サイトの運営です。
従来求人広告というと採用の成否にかかわらずスペースで広告掲載料が発生しましたが、
この点、㈱リブセンスは採用が決まった時点で成功報酬が発生し、
逆に採用が決まるまでは無料で掲載するという形態になっています。

無料で掲載ということが話題となり企業が集まり、
企業が集まることで働く人が集まり、人が集まることで更に企業が集まるといった好循環が
直近の経営成績では経常利益で2億円を超える大きなビジネスとなっています。

このビジネスのアイデアは社長自身が高校生の時にアルバイトを探そうと無料誌で求人を見つけた際に、
それをネットで検索し、情報が掲載されていないことに不便だなと感じたことがきっかけだったそうです。

彼はこれからネット社会になるのになぜそこに求人が掲載されていないかを追求し、
理由は単純に求人広告の掲載には出稿料がかかっているから
企業は特定のスペースにしか求人を出せないんだということを知ります。
そしてその不便さを解消することが大きなビジネスチャンスになると考えました。

通常の高校生であれば自分が働こうとする会社の求人がネットに掲載されていないことを不便だと感じることも、
ましてやその不便さを解消することが大きなビジネスになるとは到底考えつかないでしょう。
ただ高校生でアルバイトを探すという行為は誰もが経験があると思います。

勿論、彼はとびきり優秀な人間で、普通ではないかもしれませんが、
ただいつでもビジネスのチャンスは我々の日常に埋もれているのだと、
そんな風に気付かされる彼の今回の成功ではないでしょうか?


なかなか明るいニュースが少ない昨今、
上場はあくまで通過点だと言い切る彼の今後の活躍に注目が集まります。



                                   斎藤 高志

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Face Book はいかが?
2011.11.21

 最近、噂のFace Bookをやり始めた。やってみるとなかなかすごい。
勝手に友達候補を教えてくれたり、仲間内の統計を取れたり、写真のUPも簡単でメール
やツイッターより優れモノだと思う。

その創業者は、話題のSNSサービスを提供する世界最大企業でマーク社長は弱冠26歳。
2010年9月に上映された映画「ソーシャル・ネットワーク」は、Facebook創設への経緯
を描いている。

映画公開後、急速にユーザー数を増やし、2010年にはサイトへのアクセス数がGoogle
を抜き話題となる。

また、2011年1月に起きた「ジャスミン革命」と呼ばれるチュニジアの政変のきっかけ
を作ったといわれており、同9月、世界中に8億人のユーザーを持つ世界最大のSNSにな
った。

最初は、2004年にアメリカ合衆国の学生向けにサービスを開始し、当初は学生のみに
限定していたが、2006年9月26日以降は一般にも開放した。

 そんなFace Bookを視察し、広報のレクチャーを聴いた。
l)企業文化:
①Flatな組織で、Openな社風、会長室もない。

②創業以来、壁がWhite boardなので何でも伝え、情報交換できる。
 会議室ごとにテーマがあり、部屋にそのテーマ名が付いている。

③ミッション
情報を共有し、世界をよりオープンにして、繋がりを持たせるために、人々にパワ
ーを与える。

④信条
 Move Fast and Break Think s
   早く動け、既成概念をぶち破れ
 What would you do if you weren't afraid?
   怖いものがなかったらなんでもできる
 Done is better than Perfect
   完璧じゃなくてもすぐ行動しよう

2)情報収集:これからの時代の"情報収集の価値観"が変わる可能性
 portals(▲21%)Search(+1%)Social(+52%)city Village(ゲーム)が広告
で+242%。

今までは個人が情報を集めていたが、これからはネットワーク側が情報を処理し提案し
 てくれ それを個人が発見するというディスカバーの時代になって行くと予測している。
  音楽、ショッピング、政府の意見、ニュースの分野など可能性は無限

3)ボーリングとピンボールの違い:口コミを意図的に作れる可能性
  例えば、ボーリングは一方通行でおわるが、Face Bookはピンボールのように結果は
 予測不能だが勝手にひろがる。そのような広がりの可能性を追求する。
 
4)マーケテイングの価値観の変化=お客様が主役の広告と広がり
 例えばトヨタのCMは映像を先にみせ、出演している俳優に言わせたい言葉を募集し、
 いいものには懸賞を付けることで、新たな双方向のCMの形を作っている。

5)世の中を変えるコミュニケーション:臓器移植のドナー・震災時のインフラ
  Face Bookは臓器移植のドナーにも利用されているし、震災時のインフラでは海外情
報も入り一番役に立った。

6)企業Cultureの伝え方:週に1度社長 マーク・ザッカーバーグとのQ&Aセッション
  何でも気軽に話す。 

7)福利厚生
 ①食事、スナックはすべてタダ。
 ②健康保険、子育て支援、退職金制度は充実。
 ③技術革新応援、プログラミングの課題制度。

8) GPTWと同じようなBPTW(employee's choice awards by glassdoor)の1位。
 当初、資本も資金もない若い会社はこのような制度を利用するのは賢いと思う。(注1)

9) 営業職はいない。
 Googleは営業がいたが、ここは良いものを作ることに全力を挙げているようだ。


         外からちょっとのぞいただけではよく分からない
          でも、この会社が世界を変えるかもしれない。
    
       
・ 

                        とおやま ひでゆき

(注1)GPTW
 Great Place To Work(R) Institute Japanでは、「働きがいのある会社」を次のよ
うに定義しています。
従業員が勤務する会社や経営者・管理者を信頼し、自分の仕事に誇りを持ち、
一緒に働いている人たちと連帯感が持てる場所

外部の人やその会社の制度の充実度で判断するのではなく、その職場で働く従業員から
の評価を直接調査に反映するという手法が特徴です。

Great Place To Work(R) Institute Japanは、この定義に基づいて、20年以上にわたっ
て世界40カ国以上で「働きがいのある会社」の調査を行い、発表しています。

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ボジョレー・ヌーボー
2011.11.18

11月17日は、ボジョレー・ヌーボーの解禁日です。

毎年11月の第3木曜日の午前0時に販売が解禁されるボジョレー・ヌーボーですが、
フランスのブルゴーニュ地方のボジョレーで生産されるワインのうち、
その年に収穫されたガメイ種と呼ばれる品種のぶどうを用いて、
マセラシオン・カルボニックという発酵法により短期間で製造されたワインだけが
ボジョレー・ヌーボーを使えるそうです。

その年のブドウの出来不出来を確認するための試飲酒としての意味合いがあり、
業者にとってはその年のワインの購入量を決める指針ともなるようです。

通常の製法で作られたワインは、寝かせておくことで、より飲みごたえのあるワインへと熟成していきますが、
ボジョレー・ヌーボーは、新酒の状態を楽しむためのワインで、
長期間の熟成には向いていないようですので、なるべく新しいうちに飲みきった方がよいということです。

今年は、円高の影響で安くなる期待がある一方、原油高による航空運賃の値上がりで帳消しとなってしまい、
価格は昨年とそれほど変わらないのではないかということでしたが、
イオンではフルボトルを500円で販売するそうです。
ワンコインで購入できるというのは、これまでの最低価格だそうです。


今年のボジョレーはかなり出来がいいという噂もあるようですが、
「ここ10年で最高」「50年に1度の出来」や「100年に1度の出来」といったように、
毎年のように最高級の評価が伝えられるので、あまりそういった言葉はあてにはならないようです。


ただ、お約束のような毎年恒例の高評価も、解禁日を盛り上げる楽しみのひとつと言えるのかもしれません。
私は、お酒はそれほど嫌いな方ではありませんので、ビール、焼酎、ウィスキー、
ワインは家に常備しているのですが、最近はだいたい家ではワインを飲んでおります。


他のお酒よりは何となく健康に良さそうだというのが理由ですが、
有名なところでは、ポリフェノールによって血液がサラサラになり、動脈硬化を防ぐという話があります。
他にも、がんやアルツハイマーの予防になるという効用もあるようで、
毎日1杯のワインを飲んでいる70代の女性グループと、
ワインを飲んでいないグループとで記憶力クイズを行なった結果、
毎日飲んでいる方が得点が高かったという実験結果があるそうです。


これらの効用は、もちろん、適量を守ることが大前提で、
飲み過ぎが身体に悪いことは言うまでもありません。
これから年末にかけて、忘年会等でお酒を飲む機会も多くなる時期かと思いますが、
あまり飲み過ぎず適度に肝臓を休めるように心掛けたいと思います。



                                     坂下 高志



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グレートカンパニーから学ぶこと
2011.11.14

 今回のアメリカ版グレートカンパニー視察を通じて『従業員の働き甲斐、働きやすさ』
を追究すると日本でもアメリカでも同様のポイントがあると再認識できた。(注1)

戦略優位、競争優位を実現し好業績を背景に水準以上の報酬、高福利厚生により安全欲
求を充足させ、且つ、細やかなコミュニケーションを実施する。(親和欲求の充足)

そして、個人の裁量範囲を拡大させ(自主性の尊重:自我欲求の充足)、幹部によりゴー
ルを明確化し、成長、貢献をみんなで意識的に認め合い"個を認める"ことによる更なる
成長意欲の醸成(自己実現欲求の充足)が働きやすさを生み出している。

*グレートカンパニーの共通点
・トップの意識、カルチャー、理念が明確で継承されている。
・利益体質であり、決定行動にスピード感がある。
・徹底的な成果追究(管理)とプロセスの権限委譲(自主的な取組みの促進)

  ⇒マネージャーによるゴール(成果)、タイムラインの明確化。しかし、実施方法
 は当人任せ。

・基本的にハードワーク(とにかく一生懸命、たくさん働く)で、ハングリー精神が旺盛。
・一方向からのコミュニケーション、管理から双方向のコミュニケーションとパートナ
 ーシップ

・とにかく何事も『楽しめる』ような仕掛け、仕組みづくりに注力。
・幹部層からカルチャーを率先垂範する姿勢。

・優秀な人材の採用
 ⇒現状の能力判断ではなく、人間性重視。
 ⇒自社カルチャーにフィットしない人材は採用しない。

・自社の社員層に合わせたハードワークをサポートする福利厚生の充実
 ⇒インセンティブ:食事、マッサージチケット、ジムなど

・自身の想いの具現化(グーグルの20%タイムス)と貢献、働きに対する信頼と承認
・自身のやるべきことの明確化と公平で透明な評価。結果と理念に従ってるか重視。

 上司部下から360%評価とフィードバック。
・包み込みの発想(多様性を受け入れる、しかし、カルチャーは損なわない。)
 


         自社カルチャーの明確化、明文化
          収益モデルを確立、または再構築が重要
    
       
・ 

                        とおやま ひでゆき


(注1)Great Place To Work(R) Institute Japanでは、「働きがいのある会社」を次のよ
うに定義しています。
従業員が勤務する会社や経営者・管理者を信頼し、自分の仕事に誇りを持ち、
一緒に働いている人たちと連帯感が持てる場所

外部の人やその会社の制度の充実度で判断するのではなく、その職場で働く従業員から
の評価を直接調査に反映するという手法が特徴です。

Great Place To Work(R) Institute Japanは、この定義に基づいて、20年以上にわたっ
て世界40カ国以上で「働きがいのある会社」の調査を行い、発表しています。

今回視察は、グーグル、フェースブック、アップル、ネットアップ、セールスフォース、
ウォルマート、ノードストローム、ザッポス、ノースウェスト、ナゲットマーケット等
              
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新大久保コリアンタウンと韓流ブーム
2011.11.11

先週の土曜日に家族で、ここ高田馬場のひとつお隣の駅、新大久保に行ってきました。

私の妻がK-POPや韓流ドラマにはまり、一度、新大久保のコリアンタウンに
行ってみたいと言ったのがきっかけでした。

私自身、コリアンタウンへは過去に数回行ったことがありましたが、
いずれも韓流ブームが押し寄せる前、今から10年以上前でしたので、
韓流ブームによって新大久保の街がどのように変化したのか大変興味がありました。

新大久保コリアンタウンは、新大久保駅の東側、
大久保通りと職安通りに挟まれた新宿区大久保1丁目一帯を指します。
久しぶりに訪れたコリアンタウンは、立ち並ぶお店も、行き交う人々も以前とはガラリと変わっていました。
まず驚いたのは、人の数です。

まるで原宿の竹下通りを歩いているかのような混雑ぶりで、
前に進むのも容易ではありません。
そしてこれは私の体感になりますが、実に通行人の9割以上が女性でした。
それを反映してか、韓流スターやK-POPアーティストのグッズを扱うお店や、
美容コスメを扱うお店など女性客をターゲットにしたお店が以前よりもかなり増えているように感じました。

JR東日本の発表によると、山手線の新大久保駅の今年9月の営業収入が前年比で38%も増えたということです。
その要因として、K-POP人気を中心とした韓流ブームの影響で、
韓流グッズ店などを訪れる若年層の利用客が伸びたためとみられています。
切符の売上やSuicaの利用分などを積算したものが駅の営業収入となりますが、
この駅の営業収入で前年をこんなに上回るのは大変珍しいことだそうです。

日本における韓流ブームの火付け役となったのが、2003年に放送されたドラマ『冬のソナタ』でしょう。
その後、一旦ブームは沈静化しますが、近年、少女時代やKARAといったK-POPアーティストや、
チャングンソク等の新たな韓流スターの登場で、韓流ブームが再燃しています。

この背景には、同時期に韓国政府が自国のコンテンツ産業の振興と海外輸出に莫大な国費を
投入していることが関係しているようです。
2008年度の文化振興にかける予算は1,200億円弱で、国家予算比では日本のおよそ7倍となっています。

映画やテレビドラマの制作、K-POPシンガーの育成などにも国費が投入され、
コンテンツ制作企業に一定の輸出実績があれば、韓国政府が金融機関に貸出保証書を発行し、
これによりコンテンツ制作企業は金融機関から積極的に融資を受けることができるようになっているそうです。

また、コンテンツ制作企業から輸出先企業に補助金が支払われることもあるようで、
最近、日本のTVなどで韓流コンテンツを見かける機会が多くなったなぁと感じる理由は、
このようなことが少なからず関係しているようです。

今回の韓流ブームによる日本での経済効果は限定的と見る専門家もいるようですが、
実際に新大久保の街を歩いてみて、その活気には大変驚かされました。


韓国料理がお目当ての方も、韓流ドラマにはまった方も、
老若男女問わず大いに楽しめる街です。
一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。


                                                西守 正希

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WOW(驚嘆)の ザッポス
2011.11.07

アメリカのオンライン靴小売企業ザッポス・ドットコムは、創業9年目の2009年に電
子書店アマゾンが約12億ドル(約1000億円)で買収した会社である。

WOW(驚嘆)である。
そんなザッポス・ドットコムへ視察に行った。

Zapposは、元々地方のモールで欲しい靴が買えず不便をしていたNickSwinmurn氏が、何
処に居ても欲しい靴が手に入れば便利なのにとの思いから1999年に設立された靴のオン
ラインショップである。

 ネット通販会社にとって、電話は極めて非効率的で対応にコストのかかる部門にも関
わらず、ザッポスが他の通販会社と大きく異なるのは、電話で照会からのオーダーや質
問、リクエストを積極的に受け付けていること。

コンタクトセンターは24時間年中無休で受け付けている。
そして、ザッポスはこの電話対応に長期的成長のカギがあると考え、コストではなく投
資として考えている。

さらに「商品の翌日配達」「返品無料」「返品は何度でも可」「品揃え」「親切なカス
タマーサービス」等が宣伝費を使わなくても口コミで有名となっている。

なお、顧客対応には、電話のみならずメールやライブチャットによるコンタクトも含ま
れ、ラスベガス本部の従業員871人のうちコンタクトセンターのメンバーは、半数を占
める。

ちなみに、ケンタッキーの配送センターの従業員は1,189人(2010年7月時点)。
結果、ザッポスは、本やエレクトロニクスのような商品ではなく、IT化だけでは処理で
きず、人の介在が必要な靴などの「情緒型商品販売」のノウハウを持つ企業へと育った。

GPTWの6位に選ばれており、"企業文化"を非常に大切にする企業である。(注1)
給与評価は360度評価で、新入社員については会社の考えに合なければ、1月分給与
を払って辞めてもらう。

企業文化を明文化する為、サツポニアン(ザッポスらしい人のこと)の定義を社員全員
に意見を求め、それぞれが理想のモデルとする仲間の特性を手かかりに、入社選考、社
員教育、解雇などすべての基準となるサツボスの黄金律「10のコア・バリュー」を作り
上げた。

~ザッポス・10のコアバリュー~

1.サービスを通じて,WOW(驚嘆)を届けよう。
2.変化を受け入れ,その原動力となろう。

3.楽しさと,ちょっと変わったことをクリエイトしよう。
4.間違いを恐れず,創造的で,オープン・マインドでいこう。

5.成長と学びを追求しよう。
6.コミュニケーションを通じて,オープンで正直な人間関係を構築しよう。

7.チーム・家族精神を育てよう。
8.限りあるところから,より大きな成果を生み出そう。

9.情熱と強い意思を持とう。
10.謙虚でいよう。

ある見学者が「他のネット通販ではザッポスより、10%ぐらい安く販売してますが?」
と質問したところ、担当者が「そういう消費者は他で買えばよい。我々は差別化したサ
ービスを提供しているのです」と胸を張って答えているのが印象的だった。



          企業文化、コアバリュー、情熱、
          差別化が必要ですね。

       
・ 

                        とおやま ひでゆき


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外部の人やその会社の制度の充実度で判断するのではなく、その職場で働く従業員から
の評価を直接調査に反映するという手法が特徴です。

Great Place To Work(R) Institute Japanは、この定義に基づいて、20年以上にわたっ
て世界40カ国以上で「働きがいのある会社」の調査を行い、発表しています。

               
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海外移住
2011.11.04

シンガポールが、移住先としてお金持ちに人気です。

人気の理由は、なんといっても税金の安さです。
贈与税はなく、法人税や所得税の税率も日本に比べはるかに低いです。
(法人税・所得税ともに実効税率は10%以下)

シンガポールは、富裕層の呼び込みに熱心で積極的に移民を受け入れています。
ただハードルは高く、リタイア後の移住では、資産12億円以上を持ち、うち6億円をシンガポールに移す必要があります。
しかし、そこまで資産がなくてもシンガポールに移り住む手段はあります。

代表的な手法は、シンガポールに法人を設立して永住権を取得するというものです。
最初は就労ビザですが、数年間の実績を積めば取得することも可能になるといいます。
日本にいなくてもできる職種、たとえばITコンサルタントやウェブデザイナーなどは、簡単に移住できます。

税金の安さのほかにも、シンガポールの魅力はたくさんあります。
たとえば、子供の教育です。現地の学校に入れば、中国語と英語を習得することができ、国際感覚も身につけられます。医療水準や治安も日本と遜色ありません。

ネックとなるのは、クルマと住居費の高さです。
クルマは台数規制を行っていることもあり、日本のおよそ4倍のコストがかかります。
また、不動産は東京より高めです。

現在、シンガポールに限らず日本人の海外移住が増えているそうです。
震災、放射能、円高、財政破綻懸念。今の日本は様々なリスクに見舞われています。

悲しいことですが、これからは富裕層だけでなく、
日本を見捨て海外へ出て行く日本人がますます増加しそうです。


                                   飯嶋愛尚


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