毎月税務調査の立会いを10件余りしている。
大体は3年に1回ぐらいの税務調査のペースだが、長らく来てない会社もある。
最近は団塊の世代職員が2012年問題で、大量退職をするため人員の入れ替わりが多い。
よく見かけるようになったのが、事務官という肩書きである。(注1)
これは、国税専門官採用試験に合格後、各国税局に財務事務官として採用され、税務
大学校において約3ヶ月間の専門官基礎研修を受講する。
修了後は、各税務署に配属され、調査及び滞納処分等の事務に従事している人たちだ。
その後、約3年間の実務経験を経て、再び税務大学校和光校舎において約7ヶ月間の専
科研修を受講し、再び各税務署に配属、採用後3年10ヵ月を経て国税調査官・徴収官等
の肩書きが与えられる。
先月、税務調査後に依頼があった事例で、ビックリしたことがある。
お会いすると、長らく調査がなかったようだが、いつも依頼している先生が税務調査
に立会わなっかったという。
話を聞いてみると、ニセ税理士で顧問料に当たる報酬も取っていて、申告書もちゃん
と税務署に出してある。
しかし、申告書に先生の署名はなく、委任状もない。
しかも、とても重要な青色申告の届出もでてないし、経費の過大計上もあった。
そして、調査でとんでもない税額が出てしまった。
税務調査がなければそのまま何事もなく済んでいただろうが、とんでもない話だ。
料金が安いことで決めてしまった社長はとても後悔していた。
ニセ税理士と似た事例が、申告時に税理士の名前だけ署名してもらう名前貸し税理士
があるがこれも違法だ。
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ニセ税理士には気をつけよう。
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とおやま ひでゆき
(注1)
国税専門官は、国税専門官採用試験に合格後、各国税局に財務事務官として採用され、
税務大学校和光校舎(埼玉県和光市)において約3ヶ月間の専門官基礎研修を受講する。
基礎研修では税法、会計学等、税務職員として必要な知識、教養及び技能等を学習する。
専門官基礎研修修了後は、各税務署に配属され、調査及び滞納処分等の事務に従事する。
その後、約3年間の実務経験を経て、再び税務大学校和光校舎において約7ヶ月間の専科
研修を受講し、税法及び会計学などを受講する。
専科研修修了後、再び各税務署に配属、採用後3年10ヵ月を経て主任クラスにあたる国税
調査官・徴収官等の肩書きが与えられる。
(注2)税務調査の実際
http://www.bekkoame.ne.jp/ro/tji/otoku8.htm
<所員ブログ>
http://blogs.yahoo.co.jp/tji3min/
<所長ブログ>
http://www.all-senmonka.jp/all-senmonkablog/k-tooyama/


ビスカストップ
日本の円高は通貨安戦争の結果だと言う。(注1)


