M&Aの仲介業者ってナニ?
2007.09.28

昨日のブログに書きましたが、今、大規模法人のM&Aだけでなく、中小のM&Aも随分活発になってきています。

その際に大きな役割を担うのがM&Aの仲介業者さんです。この仲介業者さんは売り手と買い手を引き合わせて、M&Aが成就したら、成功報酬を頂戴するという会社です。
この成功報酬は、通常は売り手と買い手の両方からもらうのが多いです。また、この成功報酬の算定はディールの金額の何%という掛け算が一般的です。ただ、この%はディールの規模が小さければ大きいし、ディールの規模が大きければ小さくなるといういわゆる「リーマン式」がスタンダードです。また、成功報酬だけでなく、着手金として、50万とか100万をとる会社も多いですね。細かいことを言うと、このディール金額の算定方法も会社によって様々です。

少し、細かく書きましたが、何でこんなことを書くかというと、今、仲介業を営む会社さんがどんどん増えてきています。公開会社では日本M&Aセンターというのがありますが、公開してなくてもこの業務している会社は多いです。当事務所にもこの手の話、売り手の紹介して欲しい、という引き合いは多いです。実際に、当事務所もこの仲介のお手伝いをさせていただいてます。

この仲介会社増加の理由として、ひとつは今後もM&Aはどんどん増えることが予想されること。それとこの仲介手数料が、1回成功するとかなりの金額になるので、事業上面白みがあるということです。

読者の皆さんの中で、事業を売却したいというようなお話をもっていて、売り先に心当たりがあれば、仲介業を試みてみるのも良いかもしれません。

あれ、ビスカスさんもやってるのかな?


中小企業のM&A増加でみんなハッピー!?
2007.09.27

はじめまして 月岡です。

これから、自分の身の回りのことや興味あることについて、少しずつ書いていきたいと思います。

今日は中小企業のM&Aについて書いてみようと思います。

ちょっと前、アメリカのサブプライムローンの貸倒増加を理由に、アメリカのM&Aが延期になっているというニュースが流れたと思います。日本にもこの影響がこれからあるのかもしれませんが、私の実感ではまだ、あまりありません。M&Aを延期にしようという話は知らないです。

なぜ、こんな話をするかといいますと最近、公開会社の大きなM&Aだけでなく、中小企業のM&Aの話が私の周りでも頻繁にでます。魅力的な会社であれば、買いたいというニーズがすごくあります。この中小企業のM&A増加には理由はいくつか考えられます。

まず、買い手です。

ひとつは、公開会社の多くが最高益を出す中で、キャッシュリッチになっており、有望な投資先を見つけている(見つからない場合は、自己株式をバンバン買って、買収防衛対策の一環とする)。

ひとつは、世界的な金余りの中、日本のファンドや金融機関にもお金がたくさんあり、投資先が欲しい。


次に売り手です。

こちらは最も大きい理由は後継者問題です。創業者が60歳、70歳となって、ハッピーリタイアをしたいが、息子は公開会社や弁護士などの資格保有者で、実家を継ぐ気がまるでない。通常は、業績が良い中小会社でも借入金があるものですし、その連帯保証人に社長はならざるえません。しかも、中小企業は財務体質があまり強くないですから、時代に取り残されたらすぐに倒産してしまいます。そうしたリスクを高学歴の息子さんたちは好みません。

また、幹部社員も、創業者から多額にのぼる会社の株式を、購入する資金もなく、勇気もないのが普通です。

そうしますと、社長はいつまでたってもリタイアできません。そこで、M&Aの出番となります。

M&Aの良いところはみんなハッピーなところです。

まず、社長さんが満足(なぜなら、株式の売却は、解散する場合よりもずっと低い税率しかからないので、手許にのこるお金がずっと大きいのです)

つぎに、幹部社員・従業員も満足(なぜなら、解散したら路頭に迷うところを、事業が継続するので、引き続くので働くことができるからです)

さらに、買取り会社も満足(なぜなら、会社の役員は株主から要求される利回りを超える投資先を見つけ、それに投資し、利回りを上げなければ、役員の責任を果たしたことにはならないが、その可能性のある投資先を見つけ、投資することができたからです)

もはやM&Aは特別なことではなくなりつつあります。

M&Aから、身売りというネガティブなイメージをお持ちの方も少なくなっています。

これから、ますます活発化して、みんながハッピーになれるM&Aが増えてくれればいいなと考えています。