中小企業のM&A増加でみんなハッピー!?
はじめまして 月岡です。
これから、自分の身の回りのことや興味あることについて、少しずつ書いていきたいと思います。
今日は中小企業のM&Aについて書いてみようと思います。
ちょっと前、アメリカのサブプライムローンの貸倒増加を理由に、アメリカのM&Aが延期になっているというニュースが流れたと思います。日本にもこの影響がこれからあるのかもしれませんが、私の実感ではまだ、あまりありません。M&Aを延期にしようという話は知らないです。
なぜ、こんな話をするかといいますと最近、公開会社の大きなM&Aだけでなく、中小企業のM&Aの話が私の周りでも頻繁にでます。魅力的な会社であれば、買いたいというニーズがすごくあります。この中小企業のM&A増加には理由はいくつか考えられます。
まず、買い手です。
ひとつは、公開会社の多くが最高益を出す中で、キャッシュリッチになっており、有望な投資先を見つけている(見つからない場合は、自己株式をバンバン買って、買収防衛対策の一環とする)。
ひとつは、世界的な金余りの中、日本のファンドや金融機関にもお金がたくさんあり、投資先が欲しい。
次に売り手です。
こちらは最も大きい理由は後継者問題です。創業者が60歳、70歳となって、ハッピーリタイアをしたいが、息子は公開会社や弁護士などの資格保有者で、実家を継ぐ気がまるでない。通常は、業績が良い中小会社でも借入金があるものですし、その連帯保証人に社長はならざるえません。しかも、中小企業は財務体質があまり強くないですから、時代に取り残されたらすぐに倒産してしまいます。そうしたリスクを高学歴の息子さんたちは好みません。
また、幹部社員も、創業者から多額にのぼる会社の株式を、購入する資金もなく、勇気もないのが普通です。
そうしますと、社長はいつまでたってもリタイアできません。そこで、M&Aの出番となります。
M&Aの良いところはみんなハッピーなところです。
まず、社長さんが満足(なぜなら、株式の売却は、解散する場合よりもずっと低い税率しかからないので、手許にのこるお金がずっと大きいのです)
つぎに、幹部社員・従業員も満足(なぜなら、解散したら路頭に迷うところを、事業が継続するので、引き続くので働くことができるからです)
さらに、買取り会社も満足(なぜなら、会社の役員は株主から要求される利回りを超える投資先を見つけ、それに投資し、利回りを上げなければ、役員の責任を果たしたことにはならないが、その可能性のある投資先を見つけ、投資することができたからです)
もはやM&Aは特別なことではなくなりつつあります。
M&Aから、身売りというネガティブなイメージをお持ちの方も少なくなっています。
これから、ますます活発化して、みんながハッピーになれるM&Aが増えてくれればいいなと考えています。


ビスカストップ

お世話になっております。ビスカスの大野です。
月岡先生にはシステムの不具合でご迷惑をおかけしました。
申し訳ございませんでした。
先生のブログでM&Aに対するイメージが
変わりました。
今までは少し翳りを帯びた(?)感じだったのですが
明るい面がこんなにあったのですね。
とても勉強になりました。
これからも先生のブログで知識を増やしていきたいと
思っております。
今後とも宜しくお願い致します。
投稿者: ビスカス:大野 | 日時: 2007.09.27