とっても泣き虫○○ちゃん。
2007.12.30

こんばんは。月岡です。

今年もあと少しですね。こんなときにブログを書くのもおかしいと自分でも思うのですが、お酒(ウィスキーロック)を飲みながら、好きな音楽(シューマン交響曲1番が今流れています。先ほど、年末ということもありベートーヴェンの交響曲第9番を聴いておりました。私はベートーヴェンが大々々好きなのですが、シューマンも大々々好きです。)を聴いていると気持ちよくなったので、今日の娘のことを書こうかと思います。
そもそも、このブログを読んでいる方のほとんどが、残念ながら主文のお仕事関連を読んでくださっていないようなので、今日は年末のお休みということもあり、仕事の話を止めようと思います。そうすると、内容は完全に酔っ払いで親バカのたわごとなので、少し心苦しい気もしますが、求められているのがそうなのだと思い、開き直りたいと思います。

さてさて、私は本日、1階の窓から大掃除を始めました。午前中、ずっと掃除をしていて、お昼過ぎごろでしょうか、家内が娘の鼻水が止まらないというので、病院に家内と一緒に娘を連れて行きました。病院は比較的すいていて、案外早く先生にみてもらえたのですが(娘の病気は大したことないということでした)、病院の傍にある調剤薬局が異常に混んでいて、45分待っていても一向に薬が出てくる気配がありません。その間、娘はお腹が減ったのと、家内がいないのと(家内は薬局で薬が出るのを待っていました)、車の中が退屈なのとで、ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーと泣いておりました。私は本日、娘の粘り強さをまざまざと見せ付けられました。45分間泣き止みません。驚きました。車の中でぴょんぴょん体を動かしたり、歌をうたっても、車の外に連れ出しても、全然泣き止みません。結局、あまりにも泣くし、薬も出る気配がないので、一度家に帰ってきてしまいました。こんなに泣き虫で将来が少々心配です。この時期は自我が芽生え始める頃なので、よく泣くらしいのですが。。。私はこの粘り強さが良い方向に開花してくれることを願うばかりです。どうか、単なる泣き虫さんにはならないでくださいね。何事にもくじけない根性のある女の子になりますように。

このままだと、単に娘がとても泣き虫ということで、終わってしまうので、少し良い所も言いましょう。私の娘、とてもまつげが長いのです。マスカラつけているような長さで上にクルンと向いています。二重まぶたで、大きなまあるいおめめで、お人形のようです。私は彼女のことを「プリティ○○ちゃん」といつも読んでいます。そうするとニコーっと笑ってくれるのですが、それが私の最大の喜びであり、人生の糧そのものです。


ベンチャー資金調達 SOの比率
2007.12.29

こんばんは。月岡です。

今年の営業日は一応、今日でお終いです。一応と書きましたのは、事務所ではなくて家で、年末年始に行う仕事がたっぷりあるからです。この仕事に必要な資料を宅配便で事務所から家に送付しました。自分で事業を行っている方は特にそうだと思うのですが、オンとオフの区切りがなかなかつきにくく、時間があるならあれもやっておこうと仕事がどんどん増えていきます。また、事務所では人とお会いしている時間が多くて、私はなかなか落ち着いて仕事をするのが難しいのです。そのため、考える仕事は静かな環境の家で、となりまして、なんだか常に仕事をしている感覚になります。

今日は、ストックオプション(以下SO)のお話です。SOはとってもメジャーな言葉となりましたが、一応定義から申しますと、SOとは会社の株式を、あらかじめ定められた価格(権利行使価格)で、一定の期間内に購入できる権利のことを言います。権利行使価格5万円で、実際の時価が50万円とすると、50万-5万=45万のキャピタルゲインを得ることができます。これにより、従業員のインセンティブを高めることができます(頑張れば、株価が上がって、利益を手にすることができるので、頑張ろう)し、経営者は持株比率を維持できます(VCが入ったり、株式を公開したりして、経営者の持株比率が下がっても、ストックオプションを行使することにより、安い権利行使価格で、株式を取得して、持株比率を維持する)。

このSOについての質問で多いのが、発行済み株式総数の何%くらいなら、SOを付与して問題ないだろうか、ということです。会社法上は別に特に制限は無いのですが、慣習上と申しますか、株価に大きな影響を与えない水準はどれくらいかということが、この質問の趣旨だと思いますが、即答が難しい質問です。まず、実績ですが、上場申請時の潜在株式数が発行済株式総数の何%を占めているかというと、0%(SOがない)が4割、10%未満が4割、10%台1割5分、20%以上が5分です。10%未満が8割です。そのため、10%未満が一般的には望ましいと言われたりもします。しかし、30%を超えているところなどもあります。もちろん、10%を超えると株価に明確に影響を与えるのは事実ですが、要はSOをどの様に使うか、という目的が明確になっていて、他の株主がそれに納得していれば、私は特に問題ないと思います。ただ、単純に創業者利潤を確保するためのみSOの比率が多すぎるのでしたら、他の株主の理解は得られないのではないでしょうか。
いずれにしても、SOを導入するのでしたら、VCなど他の株主が入ってくる前に導入してしまいましょう。


ベンチャー資金調達 資本政策と中長期計画
2007.12.27

こんばんは。月岡です。

先ほど、娘が一度起きだしました。家内は階下で洗い物をしておりましたので、すぐには気が付かず、私が部屋に行って抱き上げました。ときには、私の個人的な力のみで、娘が泣くのを止めさせられないものかと思い、甘い言葉と巧みなスィングで夢見心地を演出しようとしましたが、まったく効果なし。一層、大きな声で泣き出したので、さすがに家内も気づいたらしく、二階に上がってきました。家内が部屋に入ってきても、何とかならないものかと悪あがきをしておりましたが、まったくダメ。挫折感の中で、泣き叫ぶ娘をしぶしぶ家内に渡しました。渡した後で、「こんなことしてる場合ではない。俺は忙しいのだ。」と捨て台詞を残しつつ、娘の部屋を後にしました。

さてさて、こうした苦い感情を紛らわすために、今日のお話しに入ります。前回から資本政策についてお話しておりますが、その続きです。

資本政策は、自社の現状と公開時点の自社の望ましい姿の差を調整していく作業ですが、その資本政策を策定する際にとても重要なのが将来の姿です。この将来の姿とは会社が作成する中長期計画のことです。この計画の利益水準が実際と大きく異なると色々と問題が生じます。と申しますのも、公開申請期の利益水準は、時価総額や公開時の株価に大きく影響を与えるものだからです。この公開時の株価は、まず上場している類似会社のPER(株価収益率)等を勘案して算定されるフェアバリューに、ディスカウント(成長しそうかどうか、市場に流出する株数、直近の市場の状況などを勘案して決定される)が加味され、基準価格が決まります。この基準価格をもとに、ヒアリング等を主幹事証券会社が実施し、会社と協議して、仮条件が決定し、その仮条件でブックビルディングが行われ、その結果公募価格が決定されます。長くなってしまいましたが、まず最初にPERと言う言葉が出てきました。このPER=株価÷1株当たり利益(EPS)です。つまり、分母に利益がでてくるのです。会社の株価を決定する上で、利益は非常に重要にな数値です。これが予想と大きく異なりますと、公開時の株価も予想と大きく異なってきてしまいます。時には、未公開時よりも低くなってしまう場合もあります。そうなりますと上場を延期したり、十分な創業者利益が確保できなくなったりします。このため、中長期計画はしっかりと合理的な確度を維持する必要があります。

しかし、そうは言いながらも、だれも正確には将来のことはわかりません。昨今の社会の変化は目まぐるしく、来年のことですら分からない部分の方が多いでしょう。ですから、あくまでも、合理的な範囲内での予想です。ぴったりあってる必要はありません。しかし、公開審査の際には予算・実績管理の能力が要求されるので、必然的に一定レベルのものが要求されることにはなっています。

将来の利益を大きく予想して、高い株価で資金調達をしたいと思う一方で、実際の数字と乖離が激しければ、その数字の予測能力が疑われ、経営者としての適正性が疑われることもあります(もちろん、そこを見抜けない出資者が文句を言えた義理ではないのですが)。また、次回の資金調達の株価が高くなりすぎて、調達そのものが難しくなり、実際の利益水準と比較して、逆に株価を下げて調達せざる終えない可能性もあります。いずれにしても、あまりに楽観的、強気な将来予想だけではなくて、実際の状況を踏まえた計画を作成しましょう。


ベンチャー資金調達 資本政策の目的と方法
2007.12.26

こんばんは。月岡です。

みなさん、年賀状は書き終わりましたでしょうか。私はほぼ書き終えました。仕事用はそれなりに固めのもので、プライベート用は娘の写真を入れたものを2種類作りました。先週のお休みの日に、世田谷フラワーパークと砧公園をはしごして、何十枚も年賀状用の娘の写真を撮りました。その中でなかなか良いのでは、と思われるものを2種類選抜いたしました。ただし、これらの写真も娘の可愛さを十分に表現しているものではないのが、悔やまれます。私の写真の技術が未熟なために、多くの方にその可愛さが十分に伝わらなかったとすると娘に申し訳ない気持ちで一杯です。

今日は、資本政策についてのお話です。当たり前の話で、つまらないと思いますが、資金調達がテーマとなっているので、資本政策の基本から書かないわけにはいきませんので、ご了承ください。

資本政策の定義からですが、株式公開する時点までの、株主構成や資金調達時期、金額の最適な組み合わせを計画することを言います。

ベンチャー企業にとって、企業を成長させるためには多額のお金が必要です。一方で、経営者としては、経営権の確保も譲れないことです。そこで、本来相容れない両者をどのように折り合いをつけていくかと言うことが資本政策の根幹であり、奥深いところです。この資本政策は一度作成しても、状況の変化によって適宜見直さなくてはならないのは当然ですが、一回行われた増資などを「やっぱり、止めた。」とはなかなかいきません。一度、発行した株式を買取るには多額のお金が必要とされることもあるでしょう。そこで、そうした二度手間の資金負担を被らないためにも、会社設立後の早い段階から計画していくことが大事です。

具体的に、どのような目的から作成するかと申しますと、
①必要な資金調達額(そもそも、いくら必要なのか)
②安定株主対策(経営陣や従業員等の株式の売却を前提としない安定株主の比率をどれ位確保することが良いのか)
③創業者利潤の確保(創業者がキャピタルゲインをいくら得られるか)
④事業承継対策(株式を後継者にどの時期に移動させるか)
⑤役員・従業員へのインセンティブ(ストックオプションをどの時期に、どれくらい付与するか)
などです。どれも会社運営にとって、大事なことばかりです。

これらの目的を達成するための手段としては
①株主割当増資
②第三者割当増資
③ストックオプション
④株式譲渡
⑤株式分割
⑥株式併合
などです。

それぞれ、議決権比率を変更が伴うもの・伴わないもの、資金調達が行われるもの・行われないもの、発行済株式総数が増加するもの・しないものなどにより、その特性が異なり、これらを駆使して、望ましい資本構成等を目指していきます。しかし、資本政策のすべての目的がこれらの方法によって達成できるわけではまったくありません。各株主により負担できる資金額、時間的な制約、税法上のルール、会社法上のルールなど考慮しなくてはいけないことがたくさんあります。これらの制約の中、最も望ましい形を目指していくのが資本政策です。


ベンチャー資金調達 経営者の資質
2007.12.24

こんばんは。月岡です。

連休は小田原に行ってきました。家内も娘も一緒で、複数の家内の親族の人たちと一緒だったのですが、私はしみじみ自分の未熟さを認識しました。私は36歳になっても、自分の娘のことを謙遜してしゃべることができません。こうしたブログで自慢しているだけならいざ知らず、実際に他の大人と面と向っているにもかかわらず、「この子は我儘で・・・」とかとても言えません。娘がどんな姿や表情であっても可愛くて、自慢したくて仕方がありません。心の奥底から親馬鹿なのだと思いました。思えば数十年前、私の父が、自己紹介の文章で、私達息子のことを「豚児」と書いておりました。ま、私の父はそれが率直な感想だったのかもしれませんが、私にはとても書けません。いつか、私ももう少し人間的に成長して、娘のことについても、一歩下がった余裕を持ちたいものだと思いました。反省しました。

今日は、ベンチャーキャピタル(以下VC)が投資審査の際に最も重要視すると言われる経営者についてのお話です。通常のベンチャービジネスは少数の人数で、少ない設備、少ない資金で行いますから、経営者の能力が非常に重要なのは当然だと思います。それでは、どの様な能力を有していると望ましいかという観点から、キャピタリストによってそれぞれ勝手なことを言いますが、色々と羅列します。

1.先見性があるか。
2.数字を把握することができるか。
3.説得力があるか。
4.実行力があるか。
5.体力はあるか。
6.嘘をつかないか。
7.公私混同しないか。
8.リーダーシップはあるか。
9.愛嬌はあるか。
10.他の経営陣はしっかりしているか。
11.高い目的意識を持っているか。
12.常にチャレンジ精神を維持できるか。
13.謙虚であるか。
14.人脈を持っているか。
15.高い集中力を持続できるか。
16.虚栄心が強くないか。
17.リスクをとりにいけるか。

他にも人によって、成功する経営者の条件として、様々なことを言っています。確かに上記のことをすべて網羅できるなら、どのような職業でも成功できるでしょう。しかし、優秀な人間ですら、このうちの少数のみを有するだけでしょう。
私自身が思うのは、一心に情熱を傾けて仕事ができるかどうか、その熱意と覚悟の強さだと思います。もちろん、時代に逆行した熱意は残念ながらまったく無駄です。それに誰も味方がいない人も、成功の確率は極端に落ちるでしょう。しかし、成功したいという熱意が強ければ、様々な情報に接することができるし、情報も集まります。時代の半歩先も見えてくるのではないでしょうか。そして、人も自然と応援したくなるのではないでしょうか。数字が上手く把握できなければ、得意な人を側近になってもらいましょう。すべてのことを自分ひとりで行う必要はありません。自分でできないので、人の助けを積極的に借りましょう。こうしたときも強い熱意をもつ人ならば、手伝ってくれる人が現れるはずです。私の考えは少し甘いかもしれませんが、24時間働く覚悟と熱意以上に強いものがあるでしょうか。


ベンチャー資金調達 VCの妥当な持株比率とは。
2007.12.21

こんばんは。月岡です。

今日は事務所の忘年会でした。開始時間は4時です。こんな時間から忘年会をやる事務所はどこにも無いと思いますが、その理由は私の娘を事務所の皆様に拝見していただくためです。通常、娘は6時にはお風呂に入って、7時過ぎには眠るので、とても夜の忘年会には出席できません。そのため、4時スタートとなりました。しかし、残念なことに家内が高熱を出しまして、急遽、娘は不参加となってしまいました。毎日、顔を見ている私ですら残念なのですから、事務所の皆様の無念はいかばかりか。
それはさておき、私はスマップのファンクラブに入っている女性に生まれて初めてお目にかかりました。新しく事務所に入られた方がそのような嗜好の方でした。以前はKAT-TUNの追っかけもしていたそうです。キムタクのファンで、パソコンで手製のうちわなども作るそうです。お話しすると極めて普通の人なので、少し驚きました。そうした普通の人にまで、浸透しているジャニーズの浸透力はすごいですね。

さて、今日はベンチャーキャピタル(以下VC)から出資を受ける場合、何%くらいが望ましいかと言うお話です。まず、実際に株式公開する会社の傾向ですが、そもそもVCからの出資をまったく受けていない会社が約40%あり、ついでVCの出資比率が10%未満が約30%です。VCの出資比率が10%以上、20%以上、30%以上となるにつれて、その割合は15%、10%、5%と低くなります。一方で、米国なのでは、VCの出資比率が50%以上は普通だそうです。ずいぶんと差がありますね。私にはこれに対する回答が分からないのですが、何となくですが、日本では外部株主に対する抵抗がとても強いものがあるのかも知れません。自分の会社である意識が明確なのでしょうか。いずれにしても、VCの出資比率は低いのですが、具体的に何%までが妥当なのか、という話の場合にはよく20%くらいに抑えておくべきだと言う話を聞きます。この理由は、基本的にVCは公開時には、必ず株を放出しますので、それに対する値崩れが懸念されることが一番の理由でしょう。実際に、主幹事証券会社から公開前にVCの持株比率を低減することが要求される場合があります。しかし、低減しろと言っても、相手がいることですし、価格もある程度決まっていますので、それを無視して、譲渡することは通常は困難です。VCに安く売ってくれと言っても、なかなか首を縦に振らないでしょう。それでは、市場の時価で売ってくれと言っても、公開前の一定の時期ですと、売却は困難でしょう。しかし、まったく無理と言うわけではなく、目論見書に株式の移動があるのも事実です。どれほど、VCの協力を得られるかが肝ですね。
そうした譲渡が難しい場合には、上場時にロックアップ条項を結んで、株式の放出を制限したり、上場後に証券会社を通じて相対取引(ブロックトレード)を行ったり、事業提携先などに売却することにより、株価に大きな影響を当てないようにしたりします。確かにこうした株価に対する細かな配慮を考えると、そもそもVCの比率が多いのは面倒かもしれません。しかし、こうした株価に対する影響よりも、会社経営に対するイニシアティブをどう考えるのかの方が重要な判断基準だと思います。


ベンチャー投資 自己投資・ファンド投資・平行投資
2007.12.19

こんばんは。月岡です。

明日で娘も満六ヶ月です。随分大きく、プリティになりました。最近は下の歯が生えてきて、痒いらしく何でもガジガジ噛みたがります。私の指も噛みます(ケッコウ痛いです)。それに離乳食も色々と食べるようになりました。離乳食は基本的にお気に入りらしく、よく食べるのですがほうれん草はどうも嫌いなようです。まずそうに口から出します。赤ちゃんて非常に正直ですね。まずいものはまずい。気を使わないですね。私も周りの顔色を伺うようなことは基本的にやめて潔く生きようと思います。

さてさて、今日はベンチャーキャピタル(以下VC)の投資手法についてのお話です。そのうちの投資の元手を誰が出しているかによる区分です。つまり、VCは通常は株式会社ですが、その株式会社の自己資金を使用している場合、これを本体投資と言います。一方で、VCがファンドを組成して、その資金から投資する場合をファンド投資と言います。
本体投資の特徴は、自己資金なので、明確な期限がVC側にあるわけではありません(銀行系のVCでは自己資金のみという場合もあります)。従いまして、経営者からしますと何となく安心します。この資金の特徴から安定株主的であるという側面を売りにしているVCもあります。しかし、もちろんVCの目的はキャピタルゲインですから、よく言われる安定株主とはその本質を異にしています。
次にファンド投資ですが、これはVCが投資家を募って、彼らと期限のある組合契約を締結し、ファンドを組成したのですから、当然におしりが決まっています。おしりが決まっていると言うことは、何らかの形で出資した金額を契約期間終了までに現金化しなくてならないということです。そのために投資契約にはIPOできない場合の買い戻し条項が含まれているのです。経営者の中には、このおしりの決まった性質のお金を嫌って、本体投資を好む人もいます。
最後に本体投資とファンド投資を一緒に行う場合があります。これを平行投資と言います。本体から4割、ファンドから6割と言う風に両者から資金を出すのです。この平行投資は問題があるとされます。その理由は、会社の株主の利益とファンドの出資者の利益が反発するからです。もし1億円の値上がり確実の投資案件があり、本体から9割お金をだすとするとファンドの出資者の利益を損ね、逆にファンドから9割お金をだすと会社の株主の利益を損ねます。このように、両者の利益相反は問題だと指摘され、ファンド運営会社はそもそも株式公開するべきではないと言われたりします。


ベンチャー資金調達 エンジェルからの資金
2007.12.17

こんばんは。月岡です。

昨日のゴルフの影響で、今日は筋肉痛でした。日ごろまったく運動していないせいですね。奥の部屋には数年前に購入した運動器具(船のオールをこぐような器具で長時間すると脂肪を燃やすとか)がほこりをかぶっています。今では、雨の日に部屋の中で洗濯物を干す道具として、時々利用されています。ゴルフ用具がこの器具の二の舞にならないと良いのですが、確たる自信はありません。せっかく買った器具の有効利用のため、運動のため、気分転換のために、今、ほんの少しだけ生じたゴルフに対する興味を何とか消さないようにしたいと思います。

今日は、ベンチャーエンジェルについてのお話です。聞いたことが無い人もいるかもしれませんが、ベンチャーエンジェルとは、個人資産家でベンチャー企業に投資を行う人のことを言います。エンジェルはベンチャーキャピタルが通常投資をする前の段階、シードやスタートアップの段階から投資してくれます。そして、ベンチャーキャピタルが投資を行うまでの資金のつなぎという役割を負ってくれます。欧米ではこうしたエンジェルが多数いるようですが、日本にはあまり多くはおりません。以前読んだ本によりますと、欧米人の資産家は、自分自身の成功を他者にも分けたい、若く努力している人を応援して、成功者になってもらいたいという気持ちがあるようです。これはキリスト教によるものか、もしくは自分自身も個人投資家に支えられた経験があり、ある意味での恩返しなのか、忘れてしまいましたが、いずれにしても莫大な富を分配する思想というのがあるようです(ビル・ゲイツやバフェットのように)。もちろん、税制上の優遇措置がしっかりしていることも大きな理由だと思います。翻って、日本ですが、どうも日本人は莫大な富を他人に分け与えるのがあまり好まないようで、自分の身内、親族にできる限りの財産を引き継がせたいようなのです。これは日本人が資源の少ない農耕民族だからでしょうか、よくわかりませんが、身内に甘いところがあるようです(もちろん、欧米人にもとても身内に甘い人もいるでしょうし、全体としての傾向の問題だと思いますが)。しかし、経済産業省も個人投資家のベンチャー支援は、日本にとっても重要であるとして、税制上優遇措置が数年前からありますので、簡単に現制度をご紹介します。

優遇措置①
投資時点:[投資額をその年の他の株式譲渡益から控除(繰延)]
これは、同一年度の株式譲渡益について、ベンチャー企業に対する投資額分だけ課税を繰り延べることができます。仮にベンチャー投資を300万とし、同一年度の他の株式の売却益が500万としますと、その年度の株式の売却益を500万-300万=200万とすることができます(しかし、この場合、投資したベンチャー企業の株式の簿価を0円としなくてはなりません)。

優遇措置②
売却時点:利益が発生した場合[譲渡益を1/2に圧縮して課税]
ベンチャー企業の株式を3年超保有して、①公開前であって一定の要件(省略します)を満たした売却したとき、②公開後であって、その公開後3年以内に売却したときは、譲渡益を1/2に圧縮して課税する特例が受けられます。仮に売却益が1000万だとしますと、それを1/2の500万とすることができるというものです。

優遇措置③
売却時点:損失が発生した場合[損失の翌年以降3年間の繰越控除]
公開前に当該株式の譲渡により生じた損失を、その年の翌年以降3年にわたって繰り越して、他の株式譲渡益から控除できる特例が受けられます。
また、公開前に、ベンチャー企業の解散に伴う清算結了や破産手続開始の決定によって、当該株式の価値がなくなった場合にも、一定の金額を譲渡による損失とみなして、上記の繰越控除の特例が受けられます。

どうでしょうか。けっこう魅力的ではないでしょうか。しかし、どのベンチャー企業もこの税制の特典を得られるわけではなく、いくつかの要件をクリアしなくてはなりません。ここが使い勝手が悪いところですね。しかし、個人からの資金調達を計画している方は、このエンジェル税制について検討されても良いと思います。

また、個人から資金を入れてもらおうと考えている方に注意していただきたいのが、その資産家が反社会的勢力と関係あるかどうかということです。昨今、反社会的勢力の資金が、新興市場及びベンチャー企業にかなり流入しているといわれています。もし、こうした勢力が株主となれば、IPOが非常に困難になります。実際にダメになったケースもあります。個人やオーナー会社から資金調達をする場合には、この点を厳重にチェックしてください。いくらお金に窮している場合でも、反社会的勢力の資金は致命傷になります。決して超えてはならない一線です。


ベンチャー資金調達 段階的投資
2007.12.16

こんばんは。月岡です。

今日はとても良い天気ですが、風が強かったですね。今日、私は生まれて初めて、ゴルフに行ってきました。朝、7時45分くらいからコースに出たのですが、霜が降りていて真っ白でした。風が身を切るような冷たさでしたが、ぶっちぎりで下手な私は、好き勝手に飛んでいくボールを追って、あっちこっち走るのですぐ体が温かくなりました。結局、何打だったのかよくわからなかったのですが、思っていたよりも楽しめました。きれいに飛ぶと面白いのですが、そうではないとがっくりしますね。ま、9割以上がたがっくりなのですが…。私の下手なゴルフに付きあって頂いた方、どうもありがとうございました。またご迷惑をおかけすることと思いますが宜しくお願いいたします。

最近、娘の日常の外出着は、クマさんのような耳のついた全身をくるむ服です。これを着た娘はぬいぐるみのようで、非常に可愛く見えます。今日は、その服を着ながら大ハッスルでした。大きな声で「アーー」と非常に高い大声を出します。家内がそれにあわせて、同じように高い大声を出すので、どうも気分が乗ったらしく、ずーーと大声を出しておりました。今日は娘もそして家内もなかなか寝ないでしょう(正確には、家内は寝ないのではなくて、寝させてもらえない)。

今日は、段階的投資(マイルストーン投資)についてのお話です。ベンチャーキャピタル(以下VC)に関心の無い人は聞いたことが無いかもしれませんが、段階的投資とは、VCが投資を行うときに一度に必要資金を全額出資するのではなくて、マイルストーンを設けて段階的に投資していく手法です。何のためにこんなことをするかと申しますと、リスクヘッジのためです。VCは投資先に対しては投資前に厳密に審査を実行しますが、投資先企業が予定通りに成長しないケースは結構あります。特にシード、スタートアップといった売上げの計上も無く、研究開発の段階における将来性の判断は非常に困難です。そこで、投資をいくつかの段階に分けて、初回投資をして様子を見て、投資先の成長が思っていた以上に行かない場合は、次の投資を行うこと辞めて撤退します。これにより、損害を小額で済ますことが可能となります(もちろん、経営者としては全額一括で投資してもらったほうがうれしいのですが、あくまでもVCからの立場です)。

ここで、手許にある資料によりますと、日本の段階的投資は海外のように、スムーズには行かないようです。と申しますのでは、日本で新規公開した会社のVCの持株比率をみると、第1回の増資と第2回の増資の際に、既存の株主が応じる割合は、アメリカはかなり高く50%くらい、日本は役38%です。つまり、アメリカでは既存の株主の追加投資がかなりあり、日本ではほとんどありません。これは、日本では段階的投資が上手く機能していないこと現われだと思います。従いまして、日本の経営者の方はある程度、経営の基礎ができた後にも、次の別の出資者を見つけてこなくてはならず、資金調達がアメリカよりも困難であるといえます。しかし、今はファンドにはかなりのお金がありますから、以前よりも冒険的な投資ができる環境にあると言えます。そこで、サブプライムの影響が日本で大きくなる前に、機会をのがさず多額(一括であろうと段階的であろうと)の出資のチャンスを得たいものです。


ベンチャー資金調達 シンジケート投資の理屈
2007.12.14

こんばんは。月岡です。

今日は、朝事務所に出かけるときも寝ていて、帰ったときも寝ていたので、まったく娘の顔を見ていなかったのですが、先ほど泣きながら起きだしました。そこで、抱っこしながらお話しようとしましたが、私との会話を一切拒絶して、家内のおっぱいの方が明確に選択しました。もちろん、私への拒絶は泣き声の拡大で表現されたのですが。最近、こうしたことにも慣れてきましたが、愛情を受け入れてもらえない悲哀を感じずにはいられません。娘がもう少し、大きくなった時に、きっと報われると信じております。

さて、今日は昨日のお話と関連あるシンジケーションについてです。シンジケーションとは、複数のベンチャーキャピタル(以下VC)が共同でベンチャー企業に出資することを言います。昨日は、出資してもらう会社の立場から記載しましたが、今日は出資する側の理屈です。

まず、最大の目的はリスクの分散です。多額の金額を1社の企業につぎ込んでは、リスクが非常に高まります。そのため、VCはなるべく投資する会社の数を多くして、リスクの分散をはかりたいと考えるのです。特に、シード、スタートアップ、アーリー企業は特にリスクが高いので、彼らに積極的に投資するVCはリスクを分散するために、シンジケーションを好む傾向が強いと言えます。

次に、スクリーニングを強化して、リスクの低下をはかる目的があります。これはどういうことかと申しますと、基本的には非公開会社に関するすべての情報はオープンになっていません。ベンチャー企業とVCではもっている情報量に格差が大きくあるのです。そこで、様々なVCが関与し、他のVCがもっている情報を入手することによって、投資先としての適正性をより適切に判断できるものと考えられます。

さらにシンジケート投資を行うことによって、VC間のネットワークを築くことができます。このことは自分だけでは知りえない投資情報に触れる可能性が高まります。どのVCも筋の良い投資先を探しています。このように、投資情報の入手機会の確保という側面があります。

また、前回も触れましたが、様々なVCが関与することによって、それぞれのVCが得意とすることを投資先に提供することにより、1社のみが関与する場合よりも、投資先の成長拡大を促す可能性が高まることも考えられます。

以上のようなことがVC側がシンジケート投資を行う理由です。このことにより、日本の新興市場におけるシンジケート投資が行われている割合は約80%と言われています。一方、ヨーロッパでは逆にシンジケート投資の割合が非常に低く約3割、イギリスでは約1割だそうです。こうしたことにもお国柄があるのですね。


ベンチャー資金調達 VCいれるなら何社くらい?
2007.12.13

こんばんは。月岡です。

最近、とてもよく働く(起きてから、寝る直前まで仕事をしております)ので、何だか公認会計士の二次試験の受験を思い出しました。私の悪い癖で、忙しくなるとすぐ泣き言を言いたくなります(私は大人になったら、こういう情けない性格は直るだろうと、子供の頃思っておりましたが、結局直りませんでした。三つ子の魂、百まで、というのは本当ですね)。しかし、よくよく考えれば、あの頃はもっと悲惨で、単調な生活ですから、忙しさは一緒でも、その心持ちには天と地ほどの差があるのです。それに、自分で事業を行っているのですから、当然なのですし、仕事がそれだけあるのは本当にありがたく、実に恵まれた境遇です。ハリーポッターや続三丁目の夕日を見る時間がないのは、当然なのだし、今後、泣き言を言うのを止めようと、(無理だとは思いながらも)決意しました。

私の戯言の次は、娘のおはなし。と言っても、私が家に帰る頃には通常は寝てますので、よくわからないのです。そこで、いつも家内に今日の娘の出来事を夕ご飯を食べながら聞いて、情報を収集します。この情報によると、今日は家内の従妹の家に遊びに行って、そこの小学一年生の女の子と楽しく遊んだということです。しかし、とても楽しかったらしく、家に帰ろうとすると、大泣きして、抵抗したとのこと。ちょっとショックでした。どうなのでしょう。そんなに家がつまらないのでしょうか。ま、私がいつも家に居たら、スペシャルなギャクで間違いなく楽しませることができるのですが…。

ま、これも私の戯言でしたね。それでは、ようやく本題に入ります。今日は、ベンチャーキャピタル(以下VC)を複数いれるのか、それとも少数がいいのか、いくつがいいのかということについてのお話です。
結論から言えば、一長一短です。

複数いれることも良さは、VCにはある程度、得意不得意の分野があります。それはファンドの規模に基づくものであったり、投資先の会社のステージについてであったり、出自(証券系、銀行系、保険系、事業会社系、独立系など)に基づくものであったりするわけですが、これらをよく把握して、それぞれのVCの特徴を生かして、バランスよく入ってもらえれば、上手くすると様々な場面で、それぞれのVCが協力して、手助けをしてくれる可能性があります。しかし、この欠点は、様々なVCと交渉しなければならないので、時間がかかりますし、煩雑です。このVCとの交渉に手間取り、本格的なビジネスに手がつけられなくて、うんざりしたり、非常に焦ったりする場合もあるでしょう。もちろん、出資後も目を光らせた株主が複数いますので、いろいろと気を使いますし、株主管理が面倒です。

一方で、一つのVCが必要な投資額をすべて出す場合もあります。この場合のメリットは、投資交渉の手間が少なくて良いということです。投資後の管理コストもそれほどかかりません。この場合のデメリットは、その突出したVCの影響力が大変強いと言うことです。また事業を行う上でも、事業系VCの場合はその色が強すぎて、事業拡大がしづらくなる可能性もあります。さらに、新たに資金調達をしようとする場合、このVCが増資に応じてくれないと、他の新たなVCに資金を入れてもらおうとしても、何かあるのではと疑心暗鬼で応じてもらいにくいということもあります。

このようにどちらが絶対的に良いとはいえないと思います。絶対的に望ましいVCの数と言うのも存在しません。その会社の状況や、VCの特徴、担当するキャピタリストとの相性を踏まえて、よく考えて決断してください。


ベンチャー資金調達 きびしい投資契約条項
2007.12.11

こんばんは。月岡です。

みなさん、年賀状の準備は進んでいるでしょうか。私は先日、筆王2008付きの年賀状の素材集を買ってきたのですが、まだほとんど何も決めていません。ただ、プライベート用の年賀状には娘の写真を使おうと決めています。以前は、家族の写真を年賀状にする気持ちがよくわからなかったのですが、今年は何となく分かります。ま、私の場合は娘のみの写真にしようと思いますが。

それでは、今日は、ベンチャーキャピタル(以下VC)との契約についてお話します。
通常は、以下のような様々な契約条項が設けられています。これ以外にも条項はあります。面倒なので省きます。
これらの中でも、例えば、償還請求権(株主の請求を受けた場合、優先株式を一定期間経過後に一定額で買い戻す義務を会社に課す権利)などはなかなかシンドイ条項です。これは結局、投資といいながらもVCはリスクを負うことを拒否した条項ですので、ちょっと卑怯ですよね。日本のVCにはよく見られ、米国でも増えているようです。他にもIPO目的(特定の期間を定めて、その期日までにIPOをすることを義務付ける条項)というのも契約に入れられるとシンドイですね。ただ、目標として書いてあるだけなら良いのですが、契約書の条項に記載されますと、これを違反した場合のペナルティが必然的についてきてしまいます。さらに投資家保護条項(重要事項について、同意を得ることを要すると定めた条項)も、会社法でいうところの黄金株と同じですから、困りものです。基本的にこの株式を持っている人が反対しますと、その株式の割合が小さかろうと事業は進めないということですから、厳しいです。こうしたシンドイ様々な条項を記載した上での損害賠償(投資契約に違反した場合に、または情報が不完全であった場合、そのによってVCが被った損害を会社や経営陣が賠償する義務を定めた条項)や連帯保証(会社と経営陣が投資契約によって課された義務の履行を連帯して保証することを定めた条項)ですので、ちょっと契約結ぶのに躊躇したくなりますね。しかし、こうした点でちょっとおかしい、筋が通らないのではと思ったことは積極的に申し出ましょう。そこで、しっかり交渉しましょう。

・転換権(決められた比率で株主が優先株式を普通株に任意に転換できる権利)

・自動転換権(ある特定の状況で優先株式が自動的に普通株式に転換されることを定めて条項。例えばIPO)

・清算時残余財産優先分配権(清算等をした場合に、残余財産の分配を優先的に受けることができる権利)

・償還請求権(株主の請求を受けた場合、優先株式を一定期間経過後に一定額で買い戻す義務を会社に課す権利)

・希薄化防止条項(新規増資やM&Aなどを理由で新株式を発行した結果、既存株主の持株比率が低下することを防ぐ条項)

・先買権(経営陣が所有する株式を売却しようとする場合、それ以外の株主が通知を受け、売却対象となっている株式を買取る機会を与えられる権利)

・共同売却権(既存株主が先買権を行使せず、経営陣による株式売却を認めた場合、既存株主がその保有株式の一部を経営陣と同じ条件で第三者に売却できる権利)

・新株引受権(新株発行時に以前の株式発行で引き受けたのと同じ比率で、新たな投資家に優先して新株を引き受ける機会を与えられる権利)

・IPO目的(特定の期間を定めて、その期日までにIPOをすることを義務付ける条項)

・譲渡制限契約(特定の期間中に、経営陣が株式を第三者に譲渡することを禁じる条項)

・調達資金の使途(調達資金の使途を定めた条項)

・選任権(優先株式の株主として、一定数の取締役を選任する権利)

・情報受領及び閲覧権(一定期間ごとに情報や資料を受領する権利)

・投資家保護条項(重要事項について、同意を得ることを要すると定めた条項)

・キーパーソン保険(欠かすことのできない経営陣に万一のことが起こった場合のための保険)

・競業禁止条項(経営陣が会社を解任または辞めた場合、一定期間は同類の事業に関与することを禁じる条項)

・損害賠償(投資契約に違反した場合に、または情報が不完全であった場合、そのによってVCが被った損害を会社や経営陣が賠償する義務を定めた条項)

・デユーデリジェンス(投資決定前に実際に様々なことを確認する作業)

・連帯保証(会社と経営陣が投資契約によって課された義務の履行を連帯して保証することを定めた条項)

他にも独占交渉権、持株比率維持権等々ある。


士業の目の前
2007.12.09

こんばんは。月岡です。

昨日、検事をなさっているご夫妻(お二人とも)と食事をご一緒しました。その席で今後の司法業界の方向性について、興味深いお話をお聞きすることができました。その方がおっしゃるには弁護士が法律上、網羅している業務範囲が、今後はかなり狭くなってくるだろうとおっしゃるのです。今、他の士業の方々が弁護士と競合して法律に関するアドバイスを行っており、実際に独占的な業務としては裁判などにおける業務だけであり、今後はそこの取扱いが明確になるでしょうと。
このことは、何も弁護士さんだけでなく、他の会計士等の士業が独占的に行う範囲は今後ますます狭くなり、残りのグレー部分を多くの士業が参入して、混戦となり、相当の厳しい時代になると思われます。もうその傾向は明白だと思います。

今、司法試験に合格したばかりの弁護士さんが就職先がなくて困っているという報道を聞きます。弁護士なのに目指せ月収30万だそうです。こうした弁護士さんは今後、ますます会計や税務の分野に進出してくるでしょう。もちろん、現在、司法書士さん等がなされている仕事も積極的にとりにいくでしょう。
一方で、会計士も合格者をどんどん増やしています。彼らは現在、内部統制特需で、完全な売り手市場の中、監査法人に就職していますが、すべてが監査法人にずっと留まるわけではないでしょう。独立後、当然、税務業務を行う会計士も相当増加するはずです。監査法人自身も監査業務以外の様々な分野に現在も進出し、今後もその方向性は続くでしょう。これにより、他の士業もしくはコンサルタント等の競争は激しくなるでしょう。
こうした士業の人数の増加の一方で、会社の数そのものは減少していきますから、どの士業も厳しくなるのは目に見えています。

こうした厳しい状況や混戦を私は必ず勝ち抜いていきたいと思っています。そのための様々な努力を行って行っているつもりです。こうした厳しい状況が目の前にあると思うと武者震いといいますか、何だかうれしくなります。やってやるぞ、という感じでしょうか。私はちょっと変なのか、結論がなかなか見えてこない、困難な仕事の方が燃えるタイプなのです。

みなさんの目の前の状況はどうですか。


ベンチャー資金調達 VCから要求される資料
2007.12.07

こんばんは。月岡です。

今日、クライアントの方と九段下の交差点で待ち合わせをしたのですが、そのときに靖国神社に向う銀杏並木の黄葉と澄み渡った青空が見事に対比して非常に美しい光景でした(クライアントに教えてもらったのですが)。近々、九段にお出でのご予定のある方は必見です。
さらに今日は、夕方に御成門で打ち合わせをしたのですが、巨大な東京タワーが夕日に映えて、これも心に残る美しさでした。
東京は人も車も多いし、汚らしいところもありますが、綺麗な風景もたくさんありますね。再発見です。

さて、今日は投資の審査のためにベンチャーキャピタル(以下VC)から要求される資料の話です。通常は以下のものが要求されます。

①登記簿謄本
②定款
③直近3事業年度分の決算書
④直近3事業年度分の法人税申告書
⑤直近の月次試算表
⑥株主名簿
⑦事業計画書
⑧資金繰り表
⑨資本政策
⑩会社案内、パンフレット
⑪雑誌や新聞に掲載された記事
⑫重要な契約書
⑬(あれば)監査法人等のショートレビュー

こんなものでしょうか。この中で、特に重要なのが⑦事業計画書、⑨資本政策です。VCは⑦事業計画書から、ビジネスの将来性や先見性、確度を見ようとしますので、これがお粗末ですと次には決して進みませんので、ご注意ください。一方で、VCである以上、安くお金を入れて、高く売るのが商売ですから、その株式の価格に直結する資本政策もとても重要です。この資本政策の中で、過去の履歴(発行済株式数や誰が、どのタイミングで、いくらで出資したのか、ストックオプションは誰に付与されているのか)を知ることができます。
事業計画に基づく将来予測と資本政策のあり方が、相互にリンクして将来の株価を決定してきます。あとの資料は基本的にはこれらを補足し、その確かさを裏付ける資料とも言えます。
ちなみのショートレビューとは、会計士が会社をチェックして、企業会計基準に照らすと、こうした会計処理が望ましいとか、引当金をきちんと積まなければならないとか、公開するまでには役員と会社間の取引を清算しておけだとかということを記載してあるものです。これにより、公開するに当たって、クリアしなければならない会計上、制度上の課題がある程度明確になります。

もし、VCから資金調達をお考えの方がいらっしゃればショートレビューの実施等のお手伝いをさせていただきますので、月岡公認会計士事務所http://tsukioka-cpa.com/までご連絡ください。


ベンチャー資金調達 VCと知り合う方法
2007.12.06

こんばんは。月岡です。

今日は東京中小企業同友会の忘年会に出席いたしました。多くの方々と有益な、愉快なお話をすることができまして、非常に有意義な時間を過ごすことができました。関係者の方々また、名刺を交換させて頂いた方々どうもありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
この忘年会は立食形式ですので、お酒を片手に皆様方をお話をするのですが、どなたもそうでしょうが、なかなか食事が十分に取れません。私は家に帰った後、家内も娘も寝ておりましたので、ひとりでインスタントラーメンをすすっていました。食べ終わったところで、ちょうど娘が泣き出しました。自分から娘を起こすわけにもいきませんが、娘が起きているのいるのならと、娘の顔見たさに急いで娘の部屋に行って、抱っこしてあげますが、なかなか泣き止みません。やはりお母さんのおっぱいの方が、私の満面の笑顔よりもはるかに効果があるようでした。残念です。

さて、このような与太話は置いておいて、今日はベンチャーキャピタル(以下VC)と知り合う方法です。
今日はお会いした方が、VCの話より銀行等からの借入れの話の方が興味があるとおっしゃたのを聞いて、なるほど金融機関からお金を借りる会社の方が、VCからお金を入れてもらうよりもはるかに多いと気づきました。が、もうちょっとこのお話にお付き合いください。一区切りついたら、間接金融(融資)の話に行きたいと思います。

それでは、思いつくままに記載しますと以下のように分類できると思います。
①.自分からVCに事業計画を送り、アプローチする。
②.VCから既に出資を受けている会社の経営者に紹介してもらう。
③.VCとのつながりのある弁護士、会計士、金融機関等の専門家に紹介してもらう。
④.商工会議所や中小企業基盤整備機構などの公的機関の制度を利用する。
⑤.新聞や雑誌やその他の媒体にできるだけ情報を積極的に流し、VCの目にとまるようにする。

①の方法で、VCから出資を受けることもできます。多くのVCのHPに行けば、応募方法が記載されています。ただし、それほど確率は良くないようです。キャピタリストも忙しいので、自分から来る案件はそれほど筋が良くないと経験上わかるのか、それほど身をいれて事業計画等を見ていない様な気がします。しかし、何十社ものVCに事業計画をおくれば、かならずきちんと対応してくれるところもありますので(当然ですが、事業計画に一定の合理性や確度があるのが前提です)、根気良くがんばりましょう。

②の方法はある程度確実です。出資を受けた経営者とVCとの関係が気まずくなっていなければ、VCも普通はあってくれます。実際に出資を受けた経営者の方から、そのVCの特色を聞くことも出来ますし、このキャピタリストはどういった観点を重視するのか、という情報も入手でき参考になるはずです。その上で、会うかどうか決めたら良いと思います。

③の方法もある程度確実です。VCに関係のある弁護士や会計士、もしくは金融機関(金融機関は関連するVCを持っている場合が多いです)からの紹介ですと、キャピタリストも多忙ですが、あってくれる可能性は高いです。多くのVCと関係のある弁護士や会計士などでしたら、様々なVCの特徴も教えてくれると思いますので、あらかじめ理解しておくと判断しやすくなります。

④の方法もあります。商工会議所や中小企業基盤整備機構は中小企業を支援するための様々なことを行っています。実際に中小企業基盤整備機構はVCにお金をいれて、そのファンドが中小企業に出資するというスタイルをとっています。また、ビジネスプランの表彰制度などもあり、VCが注視していますので、応募して見るのも一手です。

⑤の方法は、そもそもキャピタリストがベンチャー企業を探すのは、新聞、雑誌、インターネット等の様々な媒体で、掲載された企業情報をもとに、出資先を探します。そこで目に付いた企業に電話で連絡します。そうしますと、様々な媒体に積極的に情報を流すことは結局、VCとの間接的な接点を増やすことにつながります。あまり、企業情報を流したくないと思われる経営者の方もいらっしゃると思いますが、もし、VCからの資金調達をお考えならば、なるべく政策的にディスクローズすることが大切です。

どの方法でも良いと思います。VCと接触を持ちたいとお思いならば、とにかく行動することです。


ベンチャー資金調達 よいキャピタリストって?
2007.12.04

こんばんは。月岡です。

最近、娘が夜しっかりと寝てくれません。すぐ起きるのです。私が家に帰るとちょうど家内が娘を寝かしつけたところでした。しばらくして、二人でなべを食べ始めておりますと、娘の泣き声が聞こえました。それもとっても大きな泣き声です。二人で急いで娘の部屋に向かいますと、涙を流して泣いています。どうも最近こんな調子で、夜によく泣きます。家内はふたたび母乳をあげ、1時間以上食事が取れませんでした(薄情な私は一人でなべをつついてました)。家内はとっても大変そうです。いいアイディアがあれば、どなたか教えてください。

それでは、今日はキャピタリストのお話です。
以前、ベンチャーキャピタルのポイントとして、、①お金を集めること、②有望な投資先を見つけること、③安く出資すること、④その株式を高く売ることと申し上げました。当然ですが、これらをこなすことが良いキャピタリストなのは間違いありません。

一方で、出資を受ける会社側から見た場合のキャピタリストの観点から、良いキャピタリストというのもありえます。通常、ベンチャー企業が出資を受けるのは、、①時間を買う、②会社の信用力が高まる、③VCからサポートが得られる、ということがあげられます。
①の観点から言えば、多額のお金をすばやく出資してくれるキャピタリストが望ましいということになります。しかし、このすばやくといっても、通常は社内の投資判断はいくつかの過程を経て決定されますので、早くても1ヶ月はかかります。特にどこもVCからも出資を受けていない、アーリー期の会社に投資するに当たっては、どのVCも慎重になります。従いまして、この数週間が費やされるのは当然のことと覚悟して、どのタイミングで、どの資料が必要となり、いつ判断が下されるということをある程度明確にできるキャピタリストは、よいキャピタリストに入ると思います。こうしたことが一定の確度で実施してもらわないと経営者も資金繰りがありますので、とても困ることになります。出資を仰ぐ時期は、経営者の方は、多くのVCに声をかけて、事業とお金集めとの綱渡りのスケジュールを行いますので、このスケジュールが狂いますとベンチャー企業にとっては死活問題です。ですから、スケジュールをある程度明確にし、これをしっかり守ってもらえるキャピタリストとお付き合いしましょう。
また、②の観点から言えば、独立系の無名のVCよりも、大手のVCの方が取引の信用上はプラスに働くことになります。また、次の増資のタイミングのときも、無名のVCはその資金の出所が不明なので、敬遠される場合もあります。昨今、反社会的勢力の資金が新興市場やベンチャー企業に流入しているのを受けて、かなりナーバスになってきています。
更に、③の観点から言えば、会社の外部環境をよく勉強して、そのビジネスに資する販売先や提携先の情報や優秀で有益な人物を積極的に紹介してくれたり、積極的に取締役会に出席して意見を発言し、会社の上場のための環境整備(証券会社や監査法人等のご紹介)を整えてくれるキャピタリストが望ましいのは間違いありません。

こうしたことをすべて網羅できるキャピタリストでも、あなたとウマが合わなければ仕方がありません。そういう意味では、VCから資金調達をしようと本気で思うなら、様々なキャピタリストとお会いして、しっかりと見極めるのが良いと思います。しかし、こちらが相手を気に入っても、相手がこちらの会社を気に入ってくれない可能性もたっぷりありますから、徹底的にビジネスモデルや事業計画を磨いて、フラれないようにしてください。


ベンチャー資金調達 ベンチャーキャピタルのタイプ
2007.12.03

こんばんは、月岡です。

家内と家内のご両親と一緒に、娘の雛人形を買いに浅草橋に行ってきました。
テレビのCMで見たことのある久月や秀月、吉徳などの有名店のほかにも、沢山のお店がありましたが、以前はもっとたくさんあり、今はずいぶん少なくなったとお店の人がおっしゃっていました。少子化や核家族化による住居スペースの縮小などにより国内需要は減っている一方で、外国の旅行者がお土産で買っていくそうです。吉徳にはダースベーダーの五月人形(日本の鎧兜を着たダースベーダー)が40万弱くらいで売っていました。海外では大変な人気があるとのことです。結局、家内のご両親がとてもすてきな雛人形を買ってくれました。どうもありがとうございました。物心つくころの娘はきっと喜んでくれると思います。

さて、今日はベンチャーキャピタル(以下VC)のタイプについてお話したいと思います。

一般的にVCは金融系(証券系、銀行系、保険系)、商社系、事業会社系、独立系、政府系、外資系と分類されます。そのうち、運用金額の大きいVCを例示しますと、

金融系というのは証券系、銀行系、保険系に分類されますが、
証券系は、ジャフコ(野村証券系)、エヌアイエフSMBCベンチャーズ(大和証券系)、日興アントファクトリーなどです。
銀行系は、三菱UFJキャピタル、みずほキャピタル、りそなキャピタルなどです。
保険系は、東京海上キャピタル、安田企業投資、ニッセイキャピタル、明治キャピタルなどです。

商社系としましては、三井ベンチャーズ、ミレニアベンチャーパートナーズ(三菱商事系)、伊藤忠テクノロジーベンチャーズなどです。

事業会社系としましては、SBIホールディングズ、オリックスキャピタル、インテルキャピタルなどです。

独立系としましては、日本アジア投資、日本ベンチャーキャピタル、グロービズ・キャピタル・パートナーズなどです。

政府系としましては、東京中小企業投資育成、大阪中小企業投資育成、新規事業投資(NBI)などです。

外資系としましては、インベスター・グロース・キャピタル・アジア、ウォーバーグ・ピンカス・ジャパン・リミテッド、UBSキャピタルジャパンなどです。

一般的に金融系VCは基本的にグロース、レイター等の成長段階を投資対象としているとされます。一方で、独立系VCは、スターアップ期や、アーリー期に積極的に投資すると言われます。

しかし、実際にはそれほど明確な区分があるようには思えません。
確かに若干そのような傾向は見られますが、それよりも各VCの各ファンドのポートフォリオの中で、アーリーは今期多めに投資したので、レイターの投資先を探している、というような個別の状況がより、大きな意味を持つと思います。
ただし、独立系のVCの中には、投資先の事業を特定の分野に絞っているところもありますので、注意してください。

また、金融系のVCは横並びの傾向が強く、他のVCの投資動向を横目で見ながら投資します。その点、事業系や独立系の方が思い切りが良く、独占的に大きな金額の投資を行う場合もあります。独占的な投資を行うVCは、特に投資先を積極的に支援します(ただし、支援の対価として、コンサルティング料を投資先からとるVCもありますので、ご注意ください)。横並び的な投資を行う場合は、あまり口を出すことをしませんし、支援も積極的には行いません(しかし、まったく口を出さないことはありません)。結局は経営者ご自身が、VCとどのような付き合いを望むかです。

しかし、VCという会社としての投資先に対する関与の仕方よりも、一番重要なのは、(実際に経営者ご自身と接触する)キャピタリストの能力や人間性、相性だと思います。


ベンチャー資金調達 ベンチャーキャピタルの本質
2007.12.02

こんばんは、月岡です。

あたりまえの事ですみませんが、もうすっかり冬ですね。
この時期いつも思うのですが、コートとマフラーをして地下鉄に乗ると、満員電車の人の熱気で、ふらふらします。しばらくすると、冷房が入り、頭上から涼しい風が送られてきて、一息つくのですが、このマフラーとコートをしながら、冷風を浴びるという状況が、なんとも滑稽な感じがしてしまいます。
どなたかこの大きな矛盾を解決できる方法をご存じないでしょうか。

そのような意味の無い話のついでにもう一つ意味のない話。浦沢直樹氏の「PLUTO」(漫画です)の5巻が出ましたね。早速買ってきて読みました。36歳にして、お恥ずかしい話なのですが、この「PLUTO」と「三丁目の夕日」は愛読しております。

さて、本題です。前回、ベンチャーキャピタル(VC)の話を書きましたが、VCについてのお話もしておこうと思います。

VCとは、プロの投資家である機関投資家や個人などからお金を集めて、お金をプールするファンド(通常は投資事業有限責任組合という、特別な組合です)をつくり、そのファンドのお金をベンチャー企業に出資して、運用する会社のことです。彼らはファンドの総額の年間1~3%程度の管理報酬と投資が上手くいった(出資した会社の株式が高く売れた)場合の成功報酬を得ることを目的としています。

彼らの事業のポイントは、①お金を集めること、②有望な投資先を見つけること、③安く出資すること、④高く売ること、です。

彼らは人のお金を預って、運用しているわけですから、必ずその株式を売却します。と申しますのは、VCが作成するファンドには期限が契約上設けられていますので、その期限到来日には、そのファンドが抱えている有価証券をすべて換金して、残金を分配しなくてはならないからです。従いまして、VCが安定株主には到底なりえません。

もちろん、安定株主になりえないVCから資金を調達するのに抵抗が強い経営者の方も多いと思います。しかし、彼ら以外に、多額の資金を必要としているベンチャー企業に資金を提供してくれるひとは通常ありません。ベンチャー企業が必要としている資金は、大きな目的は時間を買うものです。ベンチャー企業のビジネスモデルにも様々ありますが、通常は今、このタイミングで行うからこそ、大きく成長することが可能となるモデルというのが多いのも事実です。自社でこつこつと数年かけて、内部留保で投資資金をためたり、借入金を行い(どこかがベンチャー企業に多額のお金を貸してくれるという困難な前提があってですが)、それを返済しながら、投資を行うのでは間に合わないのです。自社が大きくなる前に、市場が小さくなったり、別の技術に替わっていったりするのです。この時間を買い、ビジネスを拡大していく原資となるのが、VCからの出資なのです。

もちろん、①時間を買う以外にも、②信用力が高まるという効果もあります。これは出資してくれたVCにもよりますが、そのVCのブランドによっては、安心感を持つ取引先がでてきます。また、どのVCであろうと出資を受けると資本金が増加しますので、これによる安心感を与えることもできます。③VCのサポートが得られることもメリットです。これはVCにもよりますが、VC自身が多額のお金を出資して、確実にこの会社を上場させたいと強く思う場合には、様々なアドバイスや取引先の紹介などの手助けをしてくれます。ただし、これはケースバイケースです。
この投資先を積極的に手助けするかしないかは、VCそれぞれの特色によりますので、次回はその特色に触れたいと思います。