うれしいひなまつり
うれしいひなまつり
左大臣
源融
近所のスーパーではもう雛祭りの歌が流れています。つい買い物をしながら口ずさんでしまいます。
山野三郎(サトウハチロー)・作詞、河村光陽・作曲の童謡「うれしいひな祭り」。4番まで歌っていて気づいたのですが、お内裏様、おひな様、三人官女、五人囃子、右大臣まで出てきて左大臣は出てきません。
(1)灯かりをつけましょ雪洞に/お花をあげましょ桃の花/五人囃子の笛太鼓/今日は楽しいひな祭り。
(2)お内裏様とおひな様/二人並んですまし顔/お嫁にいらした姉様に/よく似た官女の白い顔。
(3)金の屏風に映る灯を/かすかにゆする春の風/少し白酒召されたか/赤いお顔の右大臣。
(4)着物を着替えて帯しめて/今日はわたしも晴れ姿/春の弥生のこのよき日/なによりうれしいひな祭り。
何か理由があるのかと思って、左大臣を調べたら当然かもしれないけれど有名人ばかり。日本を動かしてきた人達でした。そんな中で気になったのは百人一首の歌人の一人、河原左大臣、源融。
「みちのくのしのぶもぢずり誰ゆゑに乱れそめにし我ならなくに」
この歌に読まれた、福島県信夫文知摺には芭蕉の奥の細道をたどっていったことがあります。

文知摺石という大きな石が源融と虎女の物語を伝えるものです。そこで、源融をモデルに左大臣の歌を作ってみました。
赤い毛氈敷きつめて/箪笥、長持、鋏箱/歌で衛るは御所車/白いお髭の左大臣


ビスカストップ
