NBC税理士法人ブログ

税理士:野呂敏彦

一人の税理士が抱いた夢 

2011年9月26日

こんにちは。野呂です。

 秋が近付いてまいりましたね。

  皆様、いかがお過ごしでしょうか。

  さて―、

 

私は30年ほど前に、税理士試験に合格しました。

 当時の私は、「俺たち税理士が日本の中小企業を救うんだ!」と信じていました。

 ある意味、理想に燃えていたわけで、

 だからこそ、辛い勉強に耐えることができたとも言えましょう。

 ところが、憧れの税理士になったとたん、

 それが現実とはかけ離れた【夢物語】に過ぎないことに気づかされました。

 税理士が、顧問先に対して行っていることと言えば、

 決算書を作成し、節税のアドバイスをするだけ・・・。

 それで年間80万円~100万円の顧問料をもらっている。

 「なんと甘くておいしい業界だろう。」というのが、正直な感想でしたね。



 もちろん多くの税理士の方は、きちんと仕事をなさっているでしょう。

 私が申し上げたいのは、

 当時税理士には「日本の中小企業を救う!」などという意識がなかっただろうということです。

 おそらく多くの税理士は、「それは税理士の仕事ではない」と言われるだろうと思います。

 でも、本当にそうでしょうか。


 決算書をみれば、業績悪化の原因がわかる。

 決算書は企業の健康診断書みたいなものです。

 病気の兆候があったのなら、それを明らかにして治療しなくてはなりません。

 本来税理士は企業ドクターでなくてはならないはずで、

 決算書という名の〔健康診断書〕に病気の兆候を発見したら、

 治療を開始すべきなのです。

 ところが、

 当時多くの税理士たちは言っていました。

 「税理士は医者じゃないよ。何かを見つけることはできるが、何かを正すことは仕事ではない」と。


 彼らは税理士という〔企業の医師免許〕を持っているにもかかわらず、

 将来、病気になることがわかっている企業を見過ごしていたのです。
                                     つづく・・・

 

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         「一人の税理士が抱いた夢」
                                                NBCコンサルタンツグループ
                                      代表  野呂 敏彦
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