税制調査会専門家委員会、ようやくスタート
2010.02.25

24日17時15分より税制調査会専門家会議の第1回会合が開催された。
現時点(25日9時)では配布された会議資料しか開示されていないので、
会議の詳細についてはおって報告したいところですが、
1月28日付「小委員会の設置について」では、次の2つの小委員会が
設置されることとなっていた。
1. 基礎問題検討小委員会
2. 納税環境整備小委員会

いずれの小委員会も委員及び特別委員の8名以内で構成されることと
されており、その人選が、納税環境整備小委員会について明らかになった。
座長を三木義一立命館大学教授(租税法)、委員から関口智立教大学准教授
(財政学)、辻山栄子早稲田大学教授(会計学)、中里実東京大学教授
(租税法)、特別委員に日本税理士会連合会から上西左大信税理士、
日本弁護士連合会から志賀櫻弁護士、研究者から占部裕典同志社大学教授
(租税法)、小幡純子上智大学法科大学院長(行政法)の計8名である。

納税環境整備小委員会については、精鋭を揃えたなという感じがしますね。
専門家委員会委員11名中2名しかいない租税法研究者が両名とも名を連ね、
他の2名も税に明るい委員であるだけではなく、特別委員についても、
京大系租税法のエースの1人である占部教授を始め、税法にも造詣の深い
行政法の小幡教授、弁護士きっての税法通で租税訴訟学会理事でもある
志賀先生、日税連を代表する上西先生が翳んで見える陣容です。
どのような議論がなされるのか、非常に期待したいところですね。

ただ、基礎問題検討小委員会は委員から神野委員長が座長になるだけではなく、
大澤副委員長が加わり、実働として神野委員長子飼の井出、関口両准教授が
決まっているだけで、特別委員に誰が加わるのか、未だ決まっていない。
税調の議論の根幹をなす議論を展開する必要があるだけに、
是非とも租税法学者とともに実務家を加えて頂きたいところです。

いずれにしても、議論は始まったばかり。
実効性がある実りある議論がなされることを期待したいますよ。


女子スケルトンで信じられないミス、一体ナゼ?
2010.02.19

男子スピードスケート500mの長島、加藤のWメダルや男子フィギィア
スケートの高橋の銅メダル等、思い切りのいいチャレンジでの活躍も目立つ
バンクーバー五輪ですが、JOCは一体何をやっているのだろうか。
果敢なチャレンジも転倒した男子スノーボードの国母選手の問題に続き、
ありえない不祥事が女子スケルトンで起きてしまった。
19日13時3分時事通信社記事はこう報じた。

当地で18日に行われたバンクーバー五輪のスケルトン女子に出場を
予定していた小室希(24)=仙台大大学院=が、1回戦前に実施された
検査で用具に関する規定違反が判明し、滑走前に失格となった。
検査で、そりの刃に、国際連盟(FIBT)の規定に合ったものとして
認定されていることを示すステッカーが張られていなかった。刃の検査は
毎シーズンごとに実施されるが、五輪や世界選手権などの大きな大会では、
公式練習期間中に認定を申請することが認められている。
スケルトンはこの日から競技が始まったが、前日まで3日間公式練習が
行われており、申請機会はあった。FIBTのクローネ広報部長は
「チームキャプテン会議で全チームに通達されている。なぜ、日本チームが
3日間のうちに、申請に来なかったのか理解できない」と話しており、
チームの管理責任などが問われそうだ。


JOCは各競技団体に対して一体どのような指導をしているのか。
女子スケルトンの小室選手は、言ってみれば、怠慢で杜撰な管理をしてきた
JOCのお粗末なやり方の犠牲者ではないか。ドレスコードの存在すら
徹底できないJOCには、何を言っても無駄かもしれないが
(だから国母問題が起きたと僕は思う)、
国際舞台に立つチャンスの少ない日本人にとってのマイナー競技の選手が、
どれだけの苦労をしてここに立ったのか、官僚化した彼らには感じることも
出来ないのではなかろうか。

せめて選手が思い切りチャレンジできる環境を作ってもらいたいものだ。


ひとしくんのビジネス日記1-4
2010.02.17

<お客さんの目に留まるお店って?>


お店を出す前に、人の流れを見てみようかな。
駅前やターミナル駅の商店街を見に行こう。

あの店は何で流行っているんだろう?
いい物を扱っているのに流行っていないお店って何でだろう?

よく見ていると、人の流れの中にあるお店はそれなりに入っているけど、
人がいない方は、どこか薄暗いよね。
近くのお店の雰囲気もお客の入り方に影響がありそうだね。

それと、お店の中が分かりにくいお店には入りにくいなあ。

どんなにいい物を扱っていても、それをわかってもらえるように
お店を作んないと、お客さんの目にまで届かないのかなあ。

僕のお店はガラス張りの外から見えるお店にしようっと。


この駅の商店街は結構人がいっぱいいるけど、入り口の方はいいけど
奥の方は閉まっているお店もあるね。
ここの入り口の方で借りるといくらぐらいするんだろう。
不動産屋に聞いてみよう。


今日のポイント:お店を出す前に土地柄も含めて検討しましょう。


バンクーバー五輪開幕と国母選手問題
2010.02.13

バンクーバー五輪が開幕した。
日の丸を背負って闘いに挑む選手たちには、結果を恐れずに、
悔いの残らない精一杯のプレーをして欲しいものです。

ただ、手放しに期待するばかりではいられない事件も起きてしまっている。
バンクーバー入りのドレスコードに引っかかり、日本選手団の規律を乱した
とされ、出場辞退にも発展しかねない問題になってしまったスノーボード
ハーフパイプのメダル候補、国母選手の問題は、今の若者気質もあるだろうが、
自分が競技に集中できる環境を整えてくれている周囲に対する配慮の無さが
感じられた事件である。本人はかっこいいと感じての腰パンだったのだろうが、
ドレスコードは選手団として召集されている時点で通達されているはずの問題だ。
いかに日常生活で人の話を聞いていないのかがわかってしまう。

また、彼は謝罪のための記者会見で、その発言によって火に油を注いでいる。
空気が読めないのではなく、空気がわからないのだろう。
学生と接していて感じていることではあるが、最近の学生は、他人がどう
感じるのか、考えようとしないのではなく、考えることができないのだ。

これでは、どれだけ強くても世界選手権へ出場するための旅費が用意できない
選手を派遣できなかった1950年代60年代の時代の苦労が水の泡。
それだけではない。支援自体が少なく、一生懸命代表クラスがテレビに出て、
遠征費を稼ぎ、協力者を探しているマイナースポーツの選手からすれば、
彼の行動は冒涜であろう。日の丸を背負うことの意味を感じられないのであれば、
一切の支援を受けることなしに、たった一人で競技を続けるべきだ。

名プレーヤーは必ずしも名コーチにあらずとよく言われるところであるが、
このような問題を安易に起こしてしまうことを考えると、彼の引退後の人生に
不安を感じずにはいられない。たとえ金メダルを取って凱旋帰国しても、
彼の業界内での評価は変わらないだろうし、ヒールで生きていく過酷さを
覚悟の上でやった行為とは思えないだけに、彼とその周辺がどのように今後の
対応を考えていくのか、特に、彼が通学する東海大学の対応に注目したい。


事業仕分けを陣頭指揮した枝野氏、行政刷新相に
2010.02.11

鳩山内閣は、新閣僚に枝野元政調会長を、行政刷新相で起用した。
枝野氏は昨年の業務仕分けにおいて、仙石前行政刷新相の下で、
議員による事業仕分けのチーフとして辣腕を振るっていただけに、
事業仕分けの陣頭指揮から統括に立場に鞍替えすることになる。
事業仕分けの強化、早期の第2弾の可能性が高まったともいえよう。

民主党きっての論客であり、事業仕分けをめぐる国会答弁を担当することは、
答弁に苦慮している鳩山政権にとって、頼もしい存在となろう。

ただ、これまで冷遇されている方が多いといわれる反小沢派であり、
党内の反発を抑える意味も含まれている気もしますね。

負担過多になりがちな兼務から仙石国家戦略相が解放され、将来に向けた
日本の国家戦略の策定に集中できる環境が整ったことは評価されるべき
でしょうし、枝野氏は財政にも比較的明るいだけに、政治主導による
税調の運営にも大きな影響があるだろう。特に、枝野氏は消費税増税の
必要性を早くから認識していた数少ない民主党議員だけに、鳩山政権後の
次の民主党政権での消費税増税論議の鍵を握る人物ではないだろうか。

藤井前財務相の辞任の余波による横滑り人事ではあるが、鳩山首相が
自らの決断で下した人事には、色々と含意がありそうですね。


年金受給者確定申告無料相談に参加してきました
2010.02.10

今日10日、年金受給者向けの確定申告無料相談会に参加してきました。
クライアントではない一般の方と接する社会貢献の機会ですが、
とにかく来場者が多いので、大変です。
でも、長時間待たされ続けている納税者の皆様も大変ですね。

クライアントの皆様の確定申告の予定も次々と入り始め、例年通り、
確定申告シーズンの到来を感じますね。
頭の方も法人モードから確定申告へ切り替えていかなければなりません。
今日だけでも20件以上で、すっかり確定モードになりました。

2月16日から1ヶ月間の山場。
今年は贈与のご相談もボチボチあり、忙しい1ヶ月になりそうですね。

さあ、頑張るぞ!


納税者番号制度導入へ、内閣府に検討会
2010.02.09

鳩山政権は納税者番号制度導入に向けて本格的に議論を始めたようだ。
8日22時3分時事通信社記事はこう報じた。

政府は8日、社会保障と税共通の番号制度導入に向け、関係閣僚らによる
検討会の初会合を開いた。検討会会長を務める菅直人副総理兼財務相は
「年内には方向性を出し、早ければ来年の国会では何らかの形を出したい」
と強調、2011年中にも関連法案の成立を目指す考えを示した。
番号制度は国民に固有の番号を付与することで所得把握の精度を高め、
徴税や社会保障政策の充実につなげるのが狙い。ただ、個人情報保護の
観点から反発も予想され、実現には課題が山積している。


社会保険番号や住民基本台帳番号がすでに実施されており、行政の効率化を
考えれば、税務署も番号管理を導入できれば、効率的な税務行政の執行が
図れることが期待されるだけではなく、社会保障と税を一体化することになる
歳入庁構想を実現するためには、不可欠なインフラが納税者番号であろう。
しかし、番号管理については、プライバシー保護の観点から問題があり、
自治体によっては、住民基本台帳のインターネット接続を見送ってきた
ところもあったことは、記憶に新しいところであろう。

それだけに、納税者番号を導入する社会的必要性をどこまで国民に納得
して頂けるのか、理解して頂けるのか、政権の屋台骨を揺るがしかねない
問題にまで発展しかねない危険な橋であるが、あえて渡ろうとしている。

内閣府HPで検討会の情報を早急にアップして頂きたいところであるが、
かなり踏み込んだ議論が今後出てくることと思う。
どれだけ捌き切れるのか、菅財務相の手腕が見物である。


「人生が変わる!夢・実現力」早川周作
2010.02.07

セカンドチャンスが少ない日本でも、カネなしコネなしで成り上がった
男はいるものです。

この男。
高校入試に失敗して高校浪人。18歳で家業が倒産し父親が蒸発。
それでもめげずに翌年には、新聞配達をしながら大学に進学。
大学3年である投資家を紹介されて学生企業家に。
25歳の時にアポなしでアタックしたある政治家に弟子入りして
28歳のときに国政選挙にチャレンジ。
落選したとはいえ、社会を変えたいという彼の情熱は、30台前半にして
ベンチャー支援の世界では知る人ぞ知る大物に成長させた。

その男の名は、早川周作。
ある異業種交流会で出会って以来、大きな魅力を感じている実業家だ。

その彼が昨年末に本を出しました。

「人生が変わる!『夢・実現力』」インフォトップ出版、1300円+税

本の中でも何度も繰り返し書かれているが、
―アクセル前回で頑張っていれば、必ず誰かが助けてくれる―
まさに、その通りでしょう。
頑張っているからこそ、助けてやろうという気にさせるわけですから。
限界まで頑張ったことがない方には理解できないかもしれませんが、
どんなことでもいいから、本気で向き合うことは大事な経験です。

彼の人生は失敗や困難の連続であったかもしれないが、そんな中でも
頑張り続けてきたからこそ、セカンドチャンスをつかめたのだと思う。

情熱を夢を発信し続けるこの男とともに、夢を見続けて行きたいものだ。


ひとしくんのビジネス日記1-3
2010.02.05

<物件のチェックポイント>


うーん、薄暗いところだなあ。
いろいろ説明してくれたけど、自分で調べるだけ調べないとね。

キッチンは?
お世辞にも綺麗とはいえないなあ。でも掃除すればいいや。
排水口の匂いは?
かなり匂うなあ。この物件、駅から近くてオススメって言ってたけど、
長いこと空いてるんじゃないかな?
お風呂場は?
やっぱり匂うなあ。

窓を開けて、と・・・。 固い・・・。
シャッターは・・・。 おいおい、錆びてるよ。

うーん、どうしよう。 やっぱり、安い物件でいいところは難しいのかな。

やっぱり、もう少し検討したいので、また来ます。


うーん、物件探しって難しいなあ。
でも、僕って、お店をやりたいからお店を探し始めたんだよね。
僕も一緒に引っ越すんじゃなくて、売れるお店を探したいんだよね。

そうか! お客さんを呼べる場所も大事だよね。
一から考え直そう。


今日のポイント:物件探しは現場で確認するポイントを明確にしましょう。
        居住用物件の場合、水回りのチェックは大切ですよ。


横綱朝青龍引退
2010.02.04

横綱朝青龍関が引退した。
場所中の飲酒による暴行事件をきっかけに、稀代の悪役力士は幕引きした。
彼のふてぶてしい取り口には共感できなかったが、いざ引退となると
寂しさを感じずにはいられない。
好きではなかったが、一時代を築いた強い横綱であったことは誰も否定しまい。
事なかれ主義がまかり通ったこれまでの相撲協会とは一線を画す厳しさに、
貴乃花効果か?と感じてしまうのは私だけではあるまい。
最後は引退勧告直前とはいえ横綱らしく自ら身を引いたことを評価したい。

決して大きくはない体ではあったが、圧倒的な気迫を前面に出し、
一時代を築いたことは賞賛すべきだったと思う。
ただ、ピーク時にライバル視できる力士がいなかったせいもあるだろうが、
彼の言動を誰も止められなかったことは返す返すも残念だ。
親方衆の指導力不足も見え隠れするところだが、世間でも力不足の教員が
まだまだ幅を利かせているのと並び、今後の課題として積み残されている。

朝青龍関が引退したことで問題が解決されたわけではない。
相撲界が自ら常に改善し続けることを目指さなければ、組織は腐敗する。
安住の地に居続けられると考えるのであれば、このところ不祥事が続いている
ことを対岸の火事として当事者意識を持たなかった報いを受けることになろう。
それでは、斉藤君は浮かばれない。
貴乃花親方が当選したことの意味も理解されないだろう。
相撲界の常識を一般常識に近づける努力が必要ではないかと思う。


相続税抜本改革は2011年改正?
2010.02.03

昨日の衆院本会議で、鳩山首相は相続税の抜本改正を2011年度改正を
目標とする旨の答弁をした。
2日20時12分YOMIURI ONLINE記事はこう報じた。

鳩山首相は2日の衆院本会議の代表質問に対する答弁で、相続税のあり方に
ついて、「課税ベース、税率構造の見直しを2011年度の改正を目指して
頑張っていきたい」と述べた。
100人のうち4人しか相続税を負担していない現状を踏まえ、所得格差の
是正を図るため、課税対象を広げる必要があるとの考えを示したもので、
11年度税制改正での取り組みに意欲を見せた。
また、鳩山首相は、所得税減税と給付を組み合わせた「給付付き税額控除」
についても、「所得把握のための番号制度導入を前提とし、検討を進めていく
ことが必要だ」と述べた。

また、納税者番号制度については、2日16時3分時事通信社記事を紹介する。

鳩山由紀夫首相は2日午後、衆院本会議での各党代表質問で、納税者番号に
ついて「社会保障制度の効率化、所得把握の精度を高めるために必要不可欠な
インフラだ。1年以内に早急に検討を進め、結論を出したい」と述べた。
公明党の井上義久幹事長への答弁。
納税者番号の導入は、個人や法人に番号を付与することで、所得や納税状況を
正確に把握するのが狙い。民主党は昨年の衆院選マニフェスト(政権公約)に
「税と社会保障共通の番号制度」の導入を掲げていた。


正直なところ2010年度税制改正が小規模で期待外れ感が強かっただけに、
11年度改正で抜本改革のスタートを切る覚悟をこの時期に表明した点は
評価できるところだ。
ただ、野田、峰崎、両財務副大臣が子ども手当ての満額支給に疑問符をつけた
だけに、財源不安は大きくなっているのが現実。
早急な抜本改革を行い、財源不安を是正しないと、国民の安心は生まれまい。
民主党の政権担当能力が本当の意味で問われてきているところだ。


今年の後輩たち
2010.02.02

今年の1月は大学関係で大変でした。

最終講義が国士舘18日、専修13日と、1月に入ってからも通常講義。
提出物が集中する月末に試験(専修20日国士舘25日)の採点が・・・。

国士舘大学大学院西野研究室でも修士論文を書ききれないのではと
心配させる院生が9人中・・・。
西野先生の機嫌が良くないし、どうなるかと思いましたね。
提出締切りの30日にようやくハンコをもらった院生も複数いたとのこと。
ドタバタの中でも院生相互の協力もあり、西野研は今年も全員提出でした。
私の教え子も西野先生に迷惑をお掛けした1人ですが、税理士登録後の
活躍で先生を見返して頂きたいですね。

すでに税理士会で発表や研修講師を経験している修了生が2ケタになる
我が西野研。今年の修了生から、何人がそこに加わってくれるのだろうか。
酒井研をはじめとする他の研究室には負けられませんからね。
免除で税理士になったとしてもそれがプラスになってこそ、来た意味が
あるのだから、皆には頑張ってもらいたいものです。
って、自分がまずは頑張らんといかんですね。

2月になると、大学は学部・大学院ともに受験シーズンです。
国士舘の大学院は法学研究科が7日の日曜日。
早いところは1月中から始まっていますが、今年はどんな院生が
入院してくるのですかね。
ただ、税理士試験免除だけを目的に来る人はノーサンキューです。
せっかく高い学費を払って進学するのですから、意味のある入院生活を
送ってもらいたいですね。


貴乃花親方当選!
2010.02.01

貴乃花親方、当選しましたね。
7表しか取れないのでは?と懸念されていた得票も10票を得て、
2名が立候補した立浪一門の大島親方が落選した。
立浪一門も、一門内予備選の後、再度立候補を表明した友綱親方が
当選しただけに、しこりが残りそうな気がしますね。

このところ不祥事が続く日本相撲協会だけに、当事者たちが感じなくとも、
外から見ている我々からすれば、改革が必要な組織ではないかと感じます。
貴乃花親方が声高に叫ぶ改革がたとえ独りよがりな部分があったとしても、
改革の必要性を感じない守旧派と比べればましな気がする。
それだけ外の感覚とずれてきてしまったのだろう。

この点は、行政改革や政治改革と同じだと思う。
国民全体を覆っている危機意識を感じずに、政争を続けているだけであれば、
国民の信頼は離れたまま、政権はその手に戻ってこないでしょうね。

相撲協会も同じ。
朝青龍関の不祥事への対処も、自助努力では限界に達してきたのではないのか。
今回のあからさまな貴乃花潰しの動きが、協会の現状を憂う一部の親方衆の
反発を招いたことが、貴乃花親方当選、大島親方(現職)落選という結果に
つながったとすれば、協会の改革は急務と言わざるを得まい。

遺恨はともかく、大島親方が落選することになった現実を受け止め、
落選原因の本質を見極めて頂きたいものだ。
それが相撲ファンの願いであることも忘れてはならない。