22年改正(9)、たばこ税1本当たり5円増税

2010.04.03

平成21年7月23日付民主党政策集INDEX2009では、
「酒税・たばこ税は国民の健康確保を目的とする税に改めるべきであり、
その際には国民に分かりやすい仕組みにすることが必要です。
その観点から、酒税については、特に清酒・焼酎などの現行の税負担に
配慮しつつ、基本的に致酔性に着目してアルコール度数に比例した
税制とすることを検討します。
たばこ税については財源確保の目的で規定されている現行の「たばこ
事業法」を廃止して、健康増進目的の法律を新たに創設します。「たばこ
規制枠組み条約」の締結国として、かねてから国際約束として求められて
いる喫煙率を下げるための価格政策の一環として税を位置付けます。
具体的には現行の「1本あたりいくら」といった課税方法ではなく、
より健康への影響を考えた基準で、国民が納得できるような課税方法を
検討します。その際には日本たばこ産業株式会社(JT)に対する
さまざまな事業規制や政府保有株式のあり方、葉タバコ農家への対応を
同時に行います。」としていただけに、たばこ税だけの、
それも1本当たり5円の増税という今回の改正内容は拍子抜けですね。

たばこ税は、
・製造たばこに係る税率を3552円/千本から5302円/千本に引き上げる。
・特定販売業者以外の者より保税地域から引き取られる製造たばこに係る
税率を7924円/千本から11424円/千本に引き上げる。
・3級品とされていた紙巻たばこに係る税率を1686円/千本から
2517円/千本に引き上げる。
という改正内容で、平成22年10月1日より施行される。

財務省HPに掲載されている改正法案のポイントによると、
現行(1箱20本300円)では、税抜価格が110.84円のところ、
たばこ税が174.88円、消費税が14.28円となっているところ、
改正案では1箱20本400円(1本当たり5円の増税)では、
税抜価格136.08円に対し、たばこ税244.88円、消費税19.04円となる。

平成23年改正では、アルコール度数に応じた酒税のフラット化、
タール量に応じたたばこ税のフラット化は実現するのだろうか、
注目したいところだ。


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