連立を離脱した社民党のマニフェストは、連立に参加して実現させてきた
政策実績を強調しつつ、コンパクトながら分かりやすいものですね。
社民党は財政政策を次のようにまとめています。
1 無駄遣いをやめて、使い道を変える
不要不急の大規模公共事業の中止、天下りの禁止、随意契約の見直し、
防衛予算の見直し、米軍への思いやり予算の廃止、原子力関係予算の精査等
2 特別会計の総点検
特別会計(「霞が関の埋蔵金」、特に財投・外為特会)の積立金・剰余金の
活用、独立行政法人、公益法人の見直し
3 不公平をただす
高額所得者の税率引上げ、租税特別措置の見直し等法人税課税ベース拡大、
証券優遇税制の廃止、相続税や資産課税の強化
4 経済や金融のあり方を変える
景気をよくして税収増、環境税の導入、国際連帯税の検討
5 政府資産の活用
そして「もっと生活再建10の約束」で、次のような税制改正を提言する。
9 もっと公平な税制 大企業・金持ち優遇の不公平税制をただす
・国民生活の現実を踏まえ、可処分所得を減らす消費税率の引き上げは
しません。飲食料品分は実質非課税とします。
・低所得者、子育て世帯に対する給付付き税額控除制度(所得税の減額と
給付金の支給を組み合わせて生活を支援するしくみ)を検討します。
・法人税については、租税特別措置の縮小など課税ベースを拡大します。
・高額所得者の最高税率を50%に戻し、基礎控除は現行38万円から
76万円にします。公的年金の老年者控除等を復活します。
・富の再分配や所得再分配の観点から、相続税や贈与税などの資産課税を
強化します。
・不要不急の事業や特別会計の見直し・ムダの排除に全力で取り組み、
公共サービスの充実や国民生活向上に活用します。
・ガソリン税の暫定税率を廃止し、環境税に組み替えます。
非常に社民党らしい社会保障の充実、資本家に厳しく、労働者に優しい
社会保障政策が税・財政面においても明確なんですね。
どこまで現実性があるのか、危惧せざるをえないけれども、その内容は
厳しい状況にある弱者にとっては非常に魅力的なのも事実ですね。


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