お金にまつわる動き4
まずはこちらの記事を。
要は売掛金や手形といったアナログな債権に、電磁記録を与えることにより、
債権としてより明確な立場を与えるという法律です。
この法律が施工され、もし順調に機能すると、企業の資金繰りは一変します。
まず、今まで主流には成りえなかったファクタリング(債権売買)が一般化出来ます。
短期的な資金需要であれば、売掛金を売却することで対応可能になります。
また、債権としての立場が明確になることにより、借入の担保としても
利用できるようになるでしょう。
毎月経常的に一定額の売掛金が計上されるような企業であれば、長期借入金の
担保として利用することが出来そうです。
更に、債権と債務の相殺が簡便化します。
相殺の結びつきも明確になるため、不透明な取引を疑われる心配がありません。
一定期間プールして、最後に相殺という形を取れば、実質的な取引の数が激減します。
グループ企業内での資金移動などにも力を発揮しそうです。
究極的には、債権管理センターのコンピュータにアクセスすることにより、
電子マネーとしてすぐに取り出し、即座に利用…なんてのは、流石に大分先でしょうか。
ただし、技術としてはそれほど難しくもありませんし、体制さえ整えば十分に実現する
可能性はあると思います。
お金そのものの電子化だけでなく、債権の電子化もこれからの商習慣に大きな影響を
及ぼしそうです。


ビスカストップ
