波はささやき、ひもはゆらめき
物理シリーズ第三弾、自分でもよくわかっていないのに!
超ひも理論のお話。
前々回の相対性理論は極大、前回の量子力学は極小の世界を取り扱う、
現代科学の基礎を築き上げた偉大なる学問です。
が、この二つ、両立しないことが問題となっていました。
両立しないということは、惑星以上のレベルと素粒子以下のレベルでは同じ法則が
使えないということになり、正に「宇宙の法則が乱れ」ていることになってしまいます。
この問題を解決する理論として、超ひも理論が存在します。
「超」の部分は「超対称性」という意味で、この超対称性が理論同士の不都合な部分を
上手く解消してくれるのです。
不都合部分が解消されれば、全物理学の統合も可能となります。
こちらの「エレガントな宇宙」という本などが、入門書として有名です。
11次元の世界、今の我々には決して理解の及ばぬ世界です。
さて、税務会計と企業会計は、常に相容れぬ存在として対立を続けてきました。
企業会計と税務会計で費用の範囲が違う等という話は、皆様も聞いたことがあるかも
しれませんが、極簡単にいうと、日本の税務会計は「税金を沢山取るための会計」であり、
つまり費用の極小化、収益の極大化を狙っているのです。
従って企業会計上の利益から計算される税金よりも、実際の税金の額は多額になることが
ほとんどでした。
それを解消されるために取り入れられたのが、既に海外では古くから利用されていた
税効果会計という仕組みでした。
これも簡単にいうと、企業会計側で税務会計との歪みを適当に直して、本当の企業の
業績利益を計算しよう、というものです。
が、この税効果会計が、特に金融機関を中心に半ば粉飾の為の手段のように使われて
いるのではないか、という議論になって早数年、未だにこの問題は尾を引きずっています。
この問題の根本は、国内外の税務会計の考え方に根本から違いがあることです。
欧米において、税務会計では(むしろ日本とは逆に)費用の拡大化や収益の縮小化という
措置が広く認められているため、税金が思っていたよりも安くなることが多いのです。
口語訳すると
日本「税金こんだけ払ってるけど、本当はもっと安いはずなんだよ。払いすぎの部分は
前払いだと思ってね。将来は前払いの部分だけ税金安くなるから。」
欧米「税金こんだけ払ってるけど、本当はもっと高いはずなんだよ。色々と手を使って
今回は安く済んでるけど、その内ツケは払うかもしれないから、気をつけてね。」
仕組みが同じでも、利用の仕方が違うのだから、上手く機能するわけがありません。
では海外の企業会計がご立派なのかというと、そんなこともないのが既にバレていまして。
今、世界中の会計基準を統一しようという動きが非常に活発です。
しかし、統一される会計基準と国内税務会計との差異は広がるばかりです。
で、だれが大変なのかというと、税理士なんですけどね。
3回程、物理学のネタを続けてみました。
これらの話は加藤元浩さんの「Q.E.D.-証明終了」という漫画がきっかけとなっています。
この漫画、推理モノですが、各種学問的な問題が載っていてとても面白いです。
学ぶことを止めてはならない、何故なら「それが人間の使命だからです。」


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