鏡よ鏡

2007.10.29

知りたいことはなんですか?

昨日、昼食を摂っていた所、口座を持っている某大手銀行からTEL。
「資産運用レポートをお送りしている方へのサポートです」とのことでした。
例の金融商品取引法の一環でしょうね。

ちょっと前の日経金融新聞に
「日本の消費者の金融機関に関する満足度は各国中最低」
「金融商品取引に関するサービスが如何に欧米に比べ遅れているか」
というような趣旨の記事が載っていました。

そしてこれに加えてもう一つ。
これまた少々前の朝日新聞のコラムで
「FPとして生計を立てられている人は余りいない」
というようなことが書かれていたそうです。


これらの記事は表裏一体の関係にあると思います。
情報を整理し結合できる人はどんな所でも高い評価を得ています。
情報の取得は簡単ですが、それを利用できる人は意外と少ないものです。
しかし、評価に対しての報酬については、日本と欧米では大きな差があります。

日本においては、情報に対して対価を支払うという習慣が未だに根付いていません。
例えば金融商品取引法では販売後のサポート等についても考慮するように規定が
作られていますが、果たしてそのサポートが消費者にとって歓迎されるかというと、
微妙なのではないでしょうか。
「そんなの余計なおせっかいだから、それよりも預金金利を上げろ!手数料下げろ!」
という声がそこかしこから聞こえてきそうな気がしませんか?

日本の金融機関のサービスが余り高くないことは私も認めます。
更に言えば、金融制度自体にも制限が多すぎるため、魅力的な商品が生み出しにくい等
構造的な問題があることもわかります。
ETF一つ作るのにこんな苦労をする国が、金融立国を目指すなんて、とんだお笑い種です。

しかし、実は消費者側の意識改革も同じくらい大事ではないかと思います。
情報を手に入れようともしない、手に入れても分析をしない、でも資産は増やしたい。
そんな都合のよい商品は世の中にはないのです。
時間をかけて自分でやるか、お金を払って他人に任せるか、その程度の覚悟がないので
あれば、資産運用など目指すべきではありません。


そして私がすべきことは、頂く報酬に見合う、いやそれ以上のサービスを提供することです。
それはFPだけではなく税理士業についても全く同じです。
もっと研鑽を積まねばなりません…。


トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.all-senmonka.jp/cgi-bin/mt5/mt-tb.cgi/3593

コメントを投稿









ブログトップページ

最近の記事 カレンダー カテゴリ 税理士紹介ビスカス コメント アーカイブ
RSS2.0ATM0.3