センスでうちわ揉め
当方、合唱を趣味にしていることは何度も書いています。
全くご存知でない方に、声部のことを説明しますと、
女声が高いほうからソプラノ・メゾ・アルト、男声がテノール・バリトン・バスとなります。
私は本職はバリトンなのですが、ここ最近はずっとテノールを手伝ったり、場合によっては
アルトまで出張したりしています。
それ程音域が広いわけでもないのですが、裏声が使えるのでどうにか対処出来ます。
で、テノールというのがどんなパートかと言いますと、混声合唱において最大の
魅せ所パートであり、テノールが上手ければ7割位は成功なのではないかと個人的には
思っています。
その代わり、求められるレベルが他パートに比べて物凄く高い!高過ぎる!!
何で「世界3大テノール」があんなにうけていたかというと、要はテノールというパートが
それだけ価値を認められているからなんですね。
私自身、バリトンで歌う時とテノールで歌う時では緊張感が違います。
で、その度に自分の歌い手としての技量・センス・声質等が如何に不足しているかを
思い知るハメになるのですが。
この悩み、合唱をやっている人ならなんとなくわかってもらえるような気がするのですが、
やっていない方からしたら、さっぱり実感がないと思います。
この実感のなさというのは、サラリーマンをやられている方と経営者・自営業者間に
ある絶対的な壁と近しいものがあるのではないかと思います。
「何でも経費に出来て良いね~」なんて、一度でも経営に携わった人間からすれば
「そんなに甘くないわい!!」と声を大にして返したい所でしょう。
また、「同じような業種でも求められている能力が全く違う場合」の説明のめんどくささにも
似通っているかもしれませんね。
「いや、確かにウチは広くいえば建築業だけど、ちょっと違うっていうか…」みたいな。
でも、結局どんな場面でも、活躍している方々には似ている部分があるような気がします。
「ウチは特殊だから」を「言い訳」にしている経営者で、大成をされる方はあまりいません。
決断力や基礎力、冷静さ等々、全ての物事において必要な能力にそれほどの差は
ないのかもしれません。


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