犬年

2007.11.20

今年の冬は「普通に」「きちんと」寒くなるのでしょうか。
昨年のような冬未満も困りますし、一昨年のような厳冬も嫌ですし。
地球温暖化、という話題についていえば、多少誇張されている部分があるとも
聞くのですが、真相は未だによくわかりません。
ただ、それを理由にした商売が成り立っているのはよくわかっていますけど。


暑く、いや熱くなり続けたものといえば半導体、集積回路の世界です。
この世界で有名な言葉に「ムーアの法則」というものがあります。
半導体の処理能力は2年で2倍になるという経験則です。
この法則は、現在までにおいては破られたことがないといわれています。
しかし、数年前からその限界は唱えられ続け、先週の新聞でもその旨の
記事が載っていました。

そこで、単なる高密度化、高精密化を目指すのではなく別の方向に転換して
みてはどうか、という話が出てきます。
例示出来るだけでも、こんな辺りがあります。
・積層半導体(平面から立体へ)
・生体処理装置(生物細胞を使った集積回路)
・量子コンピュータ(物質の最小単位を用いた仕組み)

今後、様々な商品に半導体は組み込まれていきます。
食品のトレーサビリティの動き等をみてもわかりますが、半導体の普及・一般化が
進んでいくわけです。
ということは、既存製品の単価は間違いなく低下していきます。

更にいえば、今までは半導体の開発に併せて製品が作られてきました。
(もちろんそんな開発行程ばかりではないのですが)
これからは、製品のコンセプトが先にあってから、それを充足する程度の半導体が
用意されるようになるのではないかと思われます。
不必要に高性能であることは求められないわけです。


新技術の開発と一般化・低廉化、どちらも平行して進んでいくのでしょう。
技術の高度化と共に、市況のニーズを取り込むことが、半導体には求められています。


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