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2007.12.02

読まなきゃならない本が大分溜まってしまいました。
今日のように一日お休みというのも久しぶりなので、少し読み進めるつもりです。


私のような新米税理士でも、顧問先が少しずつ増えてくると、本当に色々な業態の
事業・商売に触れることが出来ます。
そんな中、ここの所で実感しているのは海外取引の増加です。
売る相手、買う相手、仲介者等々、様々な形で海外取引が絡んでいます。

まぁ海外が絡むと色々と難しいのは確かなようです。
商習慣、果ては常識レベルから互いの主張が通用しないようなことも多いので、
中々にご苦労をされているという話を多く聞きます。

そんな中、海外相手で比較的成功している事業をまとめてみると、おぼろげながら
一つの傾向が見えています。
それは「海外に向けて商売をしている」方は割と成功しているのに対し、
「海外で商売をしている」方は苦戦しているケースが多いのです。


新興国はこれからの成長が期待されることから、商売として成り立つのでは、と
考えるところまでは皆さん容易に到達しました。
失敗している事例としては「海外の方が人件費も安いし、あっちで直接作れば
運ぶのも簡単だし、色々と楽じゃん」と安易に考えられたケースが多いようです。

これは、例えば労働というものに対する認識が、国によって余りにも違うような
点に起因しているみたいです。
後は製品の質など、色々話題にはなってもやはり日本の製品は高品質なようで、
結局何故高品質に保てるかというと「それなりの人件費を使って国内できちんと
仕上げているから」という当り前の結論に落ち着くわけで。
費用と品質はそれなりに正比例しているようです。


では逆に成功事例だと、国内から海外に向けて売る、安いものを海外から
仕入れてそれを国内で付加価値をつけて売る等、拠点は日本に持ちつつ
海外とのやりとりをしているケースが多いような気がしています。
あくまで土俵を自分の領域に作り、相手との交渉をすることで不利な交渉に
持ち込まず、安売競争に走らないように事業を進めているような場合です。


交渉では所謂5W1Hが大きなポイントを占めます。
スポーツでホームとアウェーの両方でゲームをするのは、不公平をなくす
ためで、それだけホームの優位性が考慮されているわけです。
これは商売でも当然に同じで、金額面のみを考え安易に海外に手を伸ばす
のは、特に中小企業にとっては取り返しのつかない損失を産みます。
まず自分の扱う商品が本当に海外で通用する普遍性があるのか、その点を
本当にシビアに考える必要があるでしょう。


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