運用先

2008.01.05

お年玉が誰からも来ない。

おはようございます、当り前です。
今はまだ息子さん達は欲しがりませんけど、あと何年もつやら。


昨日の続き、今度は運用先についての簡単なまとめです。
昨年一年の動きをまとめると、年の前半から夏ごろにかけてはリスク資産への
傾倒が進み、サブプライム発覚後には低リスク資産への配分が重視されました。
前者の資産グループとしては株式や為替、更には新興国資産への投資が、
後者の資産グループとしては債券が挙げられます。

年初の取引相場を見ても、株の下落や円高等、比較的高リスク資産については
やはり弱気な動きが進んでいることをみても、当面はこの傾向が続くのかも
しれません。

しかし、では債券を買っておけば安全なのかというと、そうとは言い切れません。

今年の日本においては、所謂インフレ問題(正確にはインフレとは言いがたい
のですが)が焦点になるかもしれません。
消耗品等の値上がりが持続傾向にあることは広く知られている通りです。
原油高等を筆頭に、各種商品市況は広く資金を取り込み続けています。
そのような傾向が続いている中で取られうる経済政策は何でしょうか?
そう、中央銀行が本来の目的としている物価の安定を目指すため、利上げという
選択肢が出てくるかもしれません。
利上げは株式にとっても、また債券相場にとっても下落要因となります。
株式と債券は相反する動きをすると言われていますが、この図式においては
両方とも下落する可能性も秘めているわけです。
じゃ、商品市況に投資すれば良いのでしょうか?

これまたそうとも言い切れません。

現在の商品市況への資金流入は、株価や債券に含み益があるからこそ
続いているという見方があります。
つまり、余りにも株価等が下がりすぎると、リスク回避の姿勢から商品市況からも
資金が流出する可能性を秘めているのです。
最終的に資金がどこに落ち着くのか、それは誰にもわかりませんし、それが
わかれば苦労もありません。

年金基金等は、財源の問題や低金利を背景に、少しリスクを取らざるを得ないの
では、という見方もあります。
債券等の低リスク資産のみで約束された年金を支給することは限りなく難しいためです。
では個人として取るべき方針は?

色々と方法はあるかと思います。
機関投資家では不可能な身軽な動きを武器に、相場の流れに逆らわず常に
資金を利が取れそうなところに移し続けるか。
或いは所謂分散投資を心がけ、どこかの値下がりを他の値上がりでカバーするか。
分散の中には当然に時間の問題も含まれます。
一回でやるか何回かに分けるか、これも大切な問題です。

最後に一つ。
多くの投資家がリスクという存在を忘れていました。
昨年、その存在を思い出しました。
今は、その存在をコントロールしようと努力しています。
他の人がどのような方法でコントロールしようとしているか、それを読むのも
一つ面白い勉強になるのではないでしょうか。


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