リスクとプレミアム

2008.01.13

10日遅れで箱根駅伝。

おはようございます、とはいっても、この文章は今日書いているわけでは
ないのですが。
多分今頃は小田原辺りにいまして、これから箱根に行ってきます。
少し遅れての正月休み兼結婚記念日旅行です。


リスクという言葉の正しい意味は「危険」ではなく「変動の大きさ」です。
以前自分のHPでもこのようなことを書きました。
リスクとボラティリティは本来意味合いは違うのですが、前者が目には見えにくいのに
大して後者は数値化されているためわかりやすいという点があります。
後者の数値が上がっているときは、リスクが高い状態といっても間違いはないでしょう。


ただ、このような理解は実情には即していないというのが正直な所です。
やはり高リスク状態=高危険状態という認識が支配的です。
現実問題、長年の低リスク・低ボラティリティ状態が終わりを告げた昨年夏以降、
各国市場は荒れに荒れています。

このような状態において、どのような人たちが一番利を稼ぎやすくなるのか?
逆にいうと、危険を負担しているのか?
ズバリ、これらリスクを引き受ける人々です。

例えば債券を主に取引をしている人々にとって、低リスク状態は商売上がったりです。
債券は元本が保証されているものが多く、保有を続けることで得られる利は薄いです。
どのように利をあげるかというと、物価動向や金利動向から生じる歪みを利用して
そこに値をつけ、利を稼いでいくことになります。
この歪み、つまり不確実性(リスク)に対する値をプレミアムと呼びます。
金利が上がりそうなら債券を空売りする等、打てる手は色々あります。

相場の荒れ具合や実体経済の動向が不安定になると、リスクは高まります。
現在のような状態はリスクプレミアムをとる人々にとっては格好の稼ぎ場といえます。

…まぁ、それだけ危険を負担しているわけですから、おっかないわけですが。
ただし、この考え方は商売においても同様です。
それなりの仕事をした時は、それなりの報酬をもらうこと、これが鉄則です。
安定した仕事しかしなければ利は取れません。
逆に、リスクが過小評価されていると、報酬は上がらないわけで。
その辺り、ちょっと明日にでも簡単に。


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