雇用する・される

2008.01.21

長いこと雪が降り積もるのを見ていない気がします。

おはようございます、首が50度位まで回るようになりました。


又もや世の中の常識とは少し毛色の違った話でも。
今日の日系金融新聞の一面に、以下のような趣旨の社説が載っています。
少し私なりの解説を加えつつ、ご紹介してみます。


「雇用が安定しているならば賃金は安くなり、
 雇用が不安定ならば賃金は高くなるのが正しい市場原理」だと。
考えてみると当たり前なのですが、正社員は非正規社員よりも雇用が安定
しているのだから、本来はその分給料が安いはずなのです。
プロ野球選手の年俸が高いのは仕事が安定しないからであって、何十年も
続けられる仕事に就いている人と比較するのは間違っているわけです。

ところが実際にはそうはならない。
現在の日本では正社員の方が給与が高く、非正規社員の方が安い。
その差額がどこにいくかというと、派遣会社の報酬に回るわけです。
差額を考えても、普通に雇った方が企業にとって得な気がするんですけどね。

正規雇用を進めることが労働者分配率の向上、ひいては消費拡大に必須です。
正規化の動きは進んでくれないと困るのですが…。
ちなみに、失業率と犯罪発生率の相関性を示すこんな話も提示しておきます。

ここに立ちはだかる壁が、役所が「雇用を制度的に保護させよう」という
仕組みを導入しようという動きです。
さて、サラリーマン側からみたらありがたそうなこの動き、実際にはどうなのか。
余り有効とはいえず、むしろ逆効果になりかねないような気がします。
一度雇ったら簡単には解雇できないとなると、経営者は正規雇用を進めるのに
二の足を踏む可能性が非常に高いかと思います。


以上が大体の今日の記事の趣旨なのですが、実はここからもう一歩進めて
考えるべき時代が来ているのかもしれません。
キーワードは「賃金平準化」です。
明日にでも簡単にまとめてみます。


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