橙色のお金(会計:営業・経常・特別)

2008.02.27

あぁ、突っ込みたい…。

おはようございます、いや、こんなやついないって!!
うん、いないいな…いない…いや、案外いたかも…。
…そういや、変人多かったっけ、合唱人って…。


昨日は貸借対照表、今日は損益計算書P/Lの話を少し。
最近では少しずつ知られてきていますが、利益にも色々とあるんだよ、
という話です。
以前、自分のHPでも少しまとめてみたりはしましたが。

以下、極々大雑把にまとめます。
(売上から原価や販売管理費を引く)
本業から生じたのが営業利益。
(営業利益から、金融関係の営業外収益・費用を考慮)
資金の貸し借り等で生じた損益を加減算したのが経常利益。
(経常利益から、特別利益・損失を考慮)
滅多に無い収益費用を加減算したのが、税引前当期利益。
(税金を考慮)
税金を引いた後の最終数字が、当期損益。


この内、上場企業の投資判断などで重視されるのが、経常利益です。
経常利益は、企業の継続的な活動の結果を表示する為に最も優れた利益で
あると考えられているからです。

ここで、ちょっとしたズルをしようとすると、簡単にできることがあります。
自分に都合の良い情報は経常利益までに含め、都合の悪い情報は特別損益に
含めてしまえば、経常利益の見栄えをよくすることが出来ます。


また、そもそもその会社の本業がなんなのか、という点にも注意が必要です。
上では「金融取引は営業外収益費用で」とまとめていますが、もしその企業が
非常に多角化を進めており、金融業も営んでいるとしたら、金融に絡む損益も
営業損益に含めるべきです。
が、M&Aなんかを繰り返していると、そもそもこの会社何やってるんだっけ?
ってなことにもなりかねません。


利益一つとっても「色分け」がとても大切というお話。
「過去最高益」だとかいう言葉だけでは、中身はわからないものです。

二色目、了。


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