藍色のお金(行動経済学:損失)
ゴールが見えてきた、けど見えているだけ。
おはようございます、そこら辺に見えてはいるんですけどね…。
現状では決して手が届かないのがポイント。
人間は言うほど合理的ではないよ、というのが行動経済学という学問で
研究していることだというのは、このBlogでも何度か取り上げています。
今日はその最たる例の一つ。
投資とは不確実なものであり、儲けが出るか損失が出るかわからないから
皆躊躇をするわけです。
「確実に儲かる」とわかっているものが目の前にあれば、お金を出さない人は
余程の変わり者でもない限りいないでしょう。
では、なぜこれ程に投資というものに対する恐怖感が強いのか?
これには、人間が感じる「感情の強さ」も関係があるみたいです。
例えば「100万円儲かる」と、心のパロメータが「100上がる」とします。
さて、このような仮定で「100万円損をする」とパロメータはいくつ下がるのか?
実は、心のパロメータは「200下がる」のだそうです。
人間は生来、儲けが出ることで得られる喜びよりも、損失で生じる悲しみのような
ものの方が、大きく出やすい生き物らしいのです。
「あの時ああやって損をした」記憶というのは、誰に聞いても存外覚えているもの
なのですが、「あの時あれで得をした」という記憶は案外と覚えていない、という
ようなことはないでしょうか?
そもそも、損失に対するイメージが大きいため、このような事が起こり得るみたいです。
合理的に考えるならば、100万円の儲けと損失は天秤に乗せれば釣り合う筈。
しかし、実際には釣り合わない、天秤のどちらに乗せるのかの「色分け」により、
重さは変わってしまうみたいです。
投資というものに向き合うには、こういったことを理解した上で望んでいたほうが、
変な動揺は少なくて済むかもしれません。
感情的な行動が良い成果につながる可能性はあまりありません。
人間の習性を理解した上で投資に臨みたいものです。
六色目、了。


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