天秤
提出回り。
おはようございます、今日明日で少し税務署回りをすることになっています。
一年で一番「やりきった」感が味わえる瞬間です。
問題は、まだ「やりきって」ない仕事があること。
資料、早く持ってきて~…。
伝統的会計学において、貸借という考え方は最も基本にして重要な事項です。
簿記・会計について余り詳しくない方でも、「貸借のバランスがとれている」なんて
言葉はひょっとしたら聞いたことがあるのでないでしょうか。
上記の説明をごく簡単にします。
現行の簿記では、一つの取引に二つの情報を入れ込みます。
「現金売上が10,000円」といった場合、次のように取引を記録します。
現金 10,000 / 売上 10,000
上の一行で「売上が10,000円あって、現金で回収した」とも言えますし
「現金10,000円が増えたのは、売上のせいだ」ともいえます。
相互に残高の推移を補完し合い、常に左右(この左右を会計用語で貸借と
いっています)のバランスが取れるように取引を記録していくのです。
この貸借のバランスによる会計の仕組みは、その発想が生まれてから既に
数百年の時が過ぎています。
しかし、その利用価値は高く、現在でも底流にあるものは変わらないまま
使われ続けているわけです。
一つの取引を、上記のような会計手法に基づき処理し、事業の帳面に
載せることを「オンバランス化」といいます。
貸借バランスの上で正式に計上することを表現した言葉です。
オンバランスされた取引は、会社の財務諸表にも計上されるので、
第三者の目からも(注意深くみれば)明らかになります。
さて、わざわざこんな話を載せるということは、何となく予想が出来る
かもしれません。
そう、オンバランス化されない取引が増加しているよ、という話です。
明日からでも。


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