割り算のススメその5
コピー機搬入。
おはようございます、昨日搬入されました。
今まで使っていた複合機を自宅へ持ち込みました。
一度レーザプリンタを使ってしまうと、インクジェットは使う気が中々
しないですね。
とりあえず、指標に関する話は今日で一段落させようかと思っています。
最後に、売上を使って企業の安全性を図る為の指標です。
まず、天下のトヨタが革新をもたらした、この指標から。
仮に棚卸資産(商品)が200万円手元に残っているとします。
200万円(棚卸資産)/250万円(1月当たりの売上高)=0.8ヶ月分
棚卸資産回転期間を見るための割り算です。
通常、企業は手元に在庫を持っておかないと商売が出来ません。
但し、在庫を抱えすぎると管理が大変だったり、売れ残りや不良品が発生する
恐れがあります。
従って、過度に在庫商品を抱えることは、企業にとってあまり良いことではありません。
通常、この回転期間が1ヶ月を超えるような場合、少し過剰な在庫を抱えていると
判断して差し支えありません。
(もちろん、業種によって程度の差はあります)
トヨタは、この在庫を抱えない為に「注文を受けてから商品を作る」という製造方法を
浸透させました。
確実に売れる商品を、注文を受けてから製造するわけですから、在庫として手元に
抱え込む危険性がぐっと下がります。
これが所謂「看板方式」と呼ばれる方法です。
そして、売上をあげ、商品を相手に手渡した後には代金の回収が待っています。
仮に、未集金の売上債権が600万円あるとします。
600万円(売上債権)/250万円(1月当たりの売上高)=2.4ヶ月分の未集金
売上債権回転期間とよばれる指標です。
この指標が高くなっている場合、代金の集金状況に支障が出ている可能性が
あります。
そのようなケースでは、売上があがっているのに代金は回収できないという
「勘定あって銭足らず」の典型例に陥ってしまいます。
この指標の大まかな目安として、2か月分が分水嶺だと考えて下さい。
多くの中小企業では、儲けが出ないことよりもお金が手元にない、つまり
資金繰りに苦労をしています。
この指標が高まっている場合、その会社の資金繰りがかなり苦しくなってきて
いる可能性があります。
売上先に倒産が懸念されるようなケースが想定されます。
上記のケースを分析すると
「商品の販売は滞りなく行われているが、代金の回収にやや遅れがみられる」
という企業実体が浮かび上がります。
複数の指標を組み合わせると、より立体的に企業の実態が浮かび上がります。
以上、本当に簡単な経営分析のための指標をご紹介しました。
全ての指標で割り算を使っていたことがお分かりになられるかと思います。


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