
これ位の厚さの本を一月に6~8冊程度。
おはようございます、ともかく最近はひたすら勉強をしています。
実は新しく試験を受けてみようとしていたり、新しい分野の本に手を出してみたり。
…本代がかつて無い程度に膨らんでいますが…。
最近読んだ本の一冊がこちら、「行動ファイナンスの実践」です。
ここの所、たまにネタにしている行動経済学の知識を実際の投資活動において
どのように活用するのか、という実践的な本です。
かなり広範な知識を求められる本だったので、完全な理解はむりでしたが、
とても勉強になりました。
ただ、ご紹介したいのは、個別具体的な内容ではなく、終章の辺りに著者が
この本では触れられなかった問題として挙げている、次のことです。
「市場が非効率的であるということは、資本の偏りが発生する。
資本の偏在は、資本が向かわない市場に必要な資金が回らないことを意味する。」
つまり、市場から見放された分野の事業には、最初から金が回らないわけです
から、実は事業成功の可否は「事業を選択した時点」である程度決まっている
ということです。
仮に資本の偏在が一時的なもので、時間の経過とともに解消するのだと
しても、時期を誤れば勝ち目が無いのには変わりがありません。
「やりたいことを仕事にする」というと格好良いのですが、世の中のお金の動きを
眺めてみると、難しいという現実があるわけです。
また、約10年ほど前に起こった「ドットコムバブル」などが一番わかりやすいですが、
資本の偏在は不必要な高騰も産み出します。
現在起こっている食料価格の高騰も、資本の偏在とみて間違いありません。
その結果、このような弊害が起こっています。
偏在から生じる弊害を克服する為には、世の中の資本の流れに常に気を
配っておかなければならない、ということです。
具体的な手法としては、やはり金融市場の動きをチェックするのが簡単かと。
ちなみに、私がこの学問を勉強していて一番納得したのは次のことです。
「人間や市場は限定的にしか効率的でない。効率性仮説は余り役立たない。
しかし、需給関係による相場の変動は嘘をつかない。」
効率的であろうとなかろうと、欲しいものは上がり、要らないものは下がります。
要は「欲しがられる物・サービス」を提供するのが一番の成功の秘訣ということです。


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