レゾンデートル

2008.04.05

緩い。

おはようございます、日々が緩いです。
ゆったりとしたお仕事、激務の時期を越えた後のこの開放感。


昨日の続き。
サンクコスト、つまり回収の見込めない費用、投資はとっとと切り捨てるべき。
儲かりそうなところに資源を集中させるのが基本。


で、問題は、皆がその路線をとると、変なことをやる人が出てきにくいということ。

例えば大学。
国立大学が自主財源制になりましたが、目に見える成果のみに注力をしてしまう
と面白い実験をする人が減ってしまう、ということが指摘されていました。
金になりそうもない実験には力が入らない、ということです。

難病に対する考え方などにも影響が出ます。
患者数が少ない病気については、当然ながら金にならないわけですから、
研究も余り進まないでしょう。

日本の製品開発力は、中々見切りをつけないことによって育まれてきた、という
指摘もされています。
見捨てずに育ててきたからこそ、花咲くこともあるのでは。


これらは全て、企業の存在意義に関わってくることです。
(大学は企業じゃないですが、産学協同の流れなんかを汲んで)
利益を上げられない営利企業に、存在価値などありません。(極論)
では、利益さえ上げられれば良い営利企業なのか、という論理学の式です。
利益になりにくい、ほぼならない事業を抱え込む企業は、その存在に
矛盾を抱えているのでしょうか?

ついでにもう一つ、もう少し細かいレベルで問うとすれば
「上場企業こそが良い企業か」という点も挙げておきます。


正解は、個々人で考えてみて下さい。
昨日の東芝・新銀行東京の件も含め、それぞれお考えはあるかと思います。


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