真の資源の無駄遣い

2008.04.23

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葱畑。

おはようございます、川崎というと、市全体が埋立地だとか工場のように
思われていますが、実際には家の近所はこんな畑が沢山あります。


(注:今日から三日間の更新は、あくまで「経営資源の有効利用」という
 観点からの記事となっております。別に苦労話や自慢話、金額の正当性を
 声高に主張したいわけではありません。予めご了承下さい。)

昨日までの更新を含め、私はこのBlogで何度もコストの話をしています。
繰り替えし指摘しているのは、コスト=金銭的支出ではなく、時間や機会の損失を
含めた広い意味でのコストを意識しています。
この記事も、シュレッダにかける時間のコストを指摘しました。
この記事での前文の挨拶にも、実はきちんと意味があります。
誤字脱字を細々と直している時間は、人材(私)と時間の無駄遣いだからです。


では、どんなコストが無駄、或いは有効なのか?
ポイントになるのは「利益につながるかどうか」です。


さて、ワタクシは税理士という、一応現在の日本においてはそれなりに
希少価値の高い商売を主業としております。
100人が試験を受けて、最後までいけるのは精々5人程度でしょう。
ワタクシはこの資格を取るために、約5年の時間を費やしました。
20代前半から後半にかけてという、ある意味人生で一番遊べる時期を
全て勉強に費やし、必死に資格を取りました。
つまり、税理士業を始めるに当たり、まずかなりのコストを負担している
点がとても重要です。
ここでいうコストは、時間、(他の選択し得なかった)機会等です。
(好きでこの道を選んだ、という指摘は、少し流させて頂きます…すいません)


お客様に提供する全てのサービスは、上記のような膨大なコストを投じて
獲得した資源、つまり資格を持っている人間を土台にしています。
さて、そんな税理士が、シュレッダやコピー、単なる調べ物の為の遠出や
簿記が分かれば誰でも出来るような会計入力作業に注力することは、
資源の有効活用と言えるのでしょうか?
(注2:私はこのカテゴリに「お客様と会うこと・話すこと」を入れるつもりは
 全くございません。その点だけは強調させて頂きます。)


これは、別に私の仕事についてのみ言いたいわけではありません。
営業職の人がシュレッダをかけたり、総務の人が営業会議に出席を求め
られたり、技術職の人に消耗品の管理を任せることは、貴重なタレント、
つまり才能や時間の各種資源の無駄遣いであるということです。

そもそも、何故この人を雇ったのか、何故私はこの企業に雇われたのか。
何で会社としてこの資格の取得を推奨しているのか、何故私はこの資格を
取ろうと必死になって勉強していたのか。
そもそも、この資格は本当に仕事の役に立つのか?(耳が痛いな~)
ミクロレベルでの戦略観を失った人材や時間の管理が、真の意味での
資源の無駄遣いを産みます。
この高コスト構造を打破しないと、利益創造にはつながりません。

この項続く。


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