税務上の損失の確定

電子申告に使う、カードリーダです。
おはようございます、最初は「なんじゃこりゃ」でしたが、使い慣れたら
なんてことのない機械です。
ここの所「税務のみ気にしている税理士は駄目だ」なんて気を吐いていましたが、
別に「税務なんて重要じゃない」などとは全く思っておりません。
むしろ、経営の世界で税金の制御(タックスプランニング)が考慮されていないのは、
まるっきりお話になりません。
「お金持ちになるために」系の様々な本で触れられていますが、無駄な税金を少し
でも払わないで済むようにする努力は、健全な経営・財産形成には必須です。
たまには税金対策の試案でも。
皆さん(法人でも個人でも)が抱えている資産の中に、含み損は出ていませんか?
代表的な資産としては、土地や株式が挙げられるでしょうか。
原則的に、全ての資産は「売却した時点」で「損失が確定」します。
「損失が確定」すると「税務上の経費=損金」に算入されます。
「損金」は「税務上の利益=所得」を減らしますので、沢山所得が出ている場合には、
損金を確定させることにより節税を図ることができます。
(注:法人所有の有価証券等、一部例外がある点は注意が必要です)
(注2:実際には、どんな損失でも所得を減らせるわけではありません)
何を当り前なことを…と思われるかもしれませんが、このことを結構忘れている
個人投資家や事業経営者が多くいらっしゃいます。
土地のバブル期やドットコムバブル時代に仕入れた土地や株式は、現在でも
基本的に「買った時の値段=取得価額」で評価されています。
もし今売れば、かなりの額の損失が確定できることになります。
しかし、多くの方が当期に所得が出ているにも関わらず、含み損を確定させずに
無駄に税金を払っているのです。
損失を確定させることには、大きな苦痛を伴います。
(ちなみに、この傾向も行動経済学で実証されています)
しかし、そこを理性的に判断できれば、実は目の前の無駄な税金を減らすことは
結構容易に出来るのです。
この項続く。


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