企業会計は何を目的とするか

事務所の紹介冊子です。
おはようございます、つい2ヶ月ほど前から配布するようにしています。
やはり紙ベースの情報も大切だと考えています。
昨日の話とゆるくつながります。
会計をどう使うか、という話でした。
さて、ここで話を大前提に戻してみます。
そもそも、現在の企業会計は何のためにあるのでしょうか?
税理士や公認会計士、不動産鑑定士などの会計が絡む試験では、
このような会計のあるべき論が問われたりします。
で、上記の問いに対する試験的な正解はこちら。
「今日の企業会計は、適正な業績利益の算定表示を基本目的とする。」
業績利益、つまり1年間の利益を計算することが会計の目的だ、と
伝統的には言われてきました。
さて、企業価値という言葉が叫ばれ始めて久しいです。
では、ここで質問、「企業価値とは何か?」
答え、「正解なし」です。
企業価値という言葉自体は、意味があってないようなものです。
社会的な貢献(雇用の維持や環境保全等)だって企業価値です。
株主や債権者等、利害関係者に適正な利益の分配を図るのも企業価値です。
では、企業価値を会計的に測定するには、どうすれば良いのでしょうか?
企業会計は利益の算定表示を目的とするのであれば、企業価値は
その企業の「現在の利益の数字」を使って測定すれば良いのでしょうか?
これも正解は一つではないのですが、注目すべき答えがあります。
ずばり「企業価値とは利益ではない」というものです。
この項続く。


ビスカストップ
