企業会計は何を目的とするか

2008.05.20

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事務所の紹介冊子です。

おはようございます、つい2ヶ月ほど前から配布するようにしています。
やはり紙ベースの情報も大切だと考えています。


昨日の話とゆるくつながります。
会計をどう使うか、という話でした。
さて、ここで話を大前提に戻してみます。
そもそも、現在の企業会計は何のためにあるのでしょうか?

税理士や公認会計士、不動産鑑定士などの会計が絡む試験では、
このような会計のあるべき論が問われたりします。
で、上記の問いに対する試験的な正解はこちら。

「今日の企業会計は、適正な業績利益の算定表示を基本目的とする。」
業績利益、つまり1年間の利益を計算することが会計の目的だ、と
伝統的には言われてきました。


さて、企業価値という言葉が叫ばれ始めて久しいです。
では、ここで質問、「企業価値とは何か?」
答え、「正解なし」です。
企業価値という言葉自体は、意味があってないようなものです。
社会的な貢献(雇用の維持や環境保全等)だって企業価値です。
株主や債権者等、利害関係者に適正な利益の分配を図るのも企業価値です。


では、企業価値を会計的に測定するには、どうすれば良いのでしょうか?
企業会計は利益の算定表示を目的とするのであれば、企業価値は
その企業の「現在の利益の数字」を使って測定すれば良いのでしょうか?

これも正解は一つではないのですが、注目すべき答えがあります。
ずばり「企業価値とは利益ではない」というものです。

この項続く。


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