営業力不足の業界

2008.06.26

koi.jpg

で、その散歩道にいる鯉。

おはようございます、鯉ってのは凄いですね。
本当にどんな水にでも順応している気がします。


予告通り、少しばっかし愚痴を。
今から二週間ほど前、地元広報誌で当事務所の紹介をして頂いたことは触れました。
で、その際の記事の内容をみてある税理士さんから
「どっちかっていうと、事務所の紹介というよりも税理士業の紹介だよね」と言われました。
そうです、そのようにするしかなかったのです。


理由、世の中の大半の方には税理士という職業が認識されていないから。
今でもあるのですが、顧問先に電話すると、応対された方が
「社長~税務署の人から電話だよ~」なんて取り次がれることも。
それ位税理士という職業は存在感が薄いし、何をしているのか知られていない。
だから、そもそも税理士ってのはこういう仕事をしているんですよ、という紹介から
始めないと世の中へのアナウンス効果なんて望みようがないのです。

一般人には必要ない、事業経営者が分かっていれば充分だという声もあるでしょう。
が、そもそもまず事業経営者へのアナウンスも決定的に足りていない。
税理士がついていない企業、結構あります。
更には事業経営者が今後確実に逓減傾向に陥ることを考えれば、それ以外の
分野にも市場を開拓しなければ、業界内で過当競争が始まるのも必然です。
まだ余裕のある内からそういった努力をしていかなければならないのでは。
(納税者側が税理士の必要性を全く認めていない、というケースも多々ありますが)


税理士の職域はきちんと広がっている、という声もあります。
確かに事実です、少しずつですが広がっている部分もあります。
が、真の問題は「広がったこと」ではなく「広がったことをどう市場にアナウンスするのか」
という観点なのではないかと。
くどいようですが、そもそも税理士というのは何を仕事にしているのか市場に理解されて
いるとは言いがたい状況なのです。
ましてや新しい職域が広がっていることなぞ、市場に伝わっているはずがありません。


弁護士さんにはもともとのブランド力があります。
司法書士さんは、ここ最近で法律家としての地位を着実に固めつつあります。
社労士さんだって、労使関係のトラブルの顕在化にビジネスチャンスを見つけています。
が、少なくとも税理士界には、そういった意気があるようには見えないんですよね。
百歩譲ってその意気があるとしても、その広報は決定的に不足しています。
だから年末年始の頃に知り合いにいると便利な職業くらいの評価しか市場からは
されないのではないかなぁ…と。


もちろん、一番大切なのは自分で努力することです。
私はまだ若造です、自分の仕事に磨きをかけることを怠るつもりはありません。
新しい職域にも自ら挑戦していくことが必要なのも理解しています。
結局「他人が欲しがる商品」は自分で作るしかありませんので。


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