優越的地位

2008.07.12

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品川区。

おはようございます、東京都の都税事務所が整理縮小されました。
大田区のお客さんの申告で品川区まで行かないといけません。
時代の流れですね。


昨日までは法律の話をしてましたが、少し経済系のお話でも。
今回のヤマダ電機の件では、ヤマダ側が「優越的な地位」を濫用したとされています。
さて、なぜ小売業者のほうが優越的な地位にいるのでしょうか?

長く続く不況且つデフレ状況下において、商品取引の流れにおいて力の偏在が
起こりました。
現在力を持っているのは、製品の材料を確保・販売する商社など。
そして大規模な小売店の二箇所です。


実は日本国内において、メーカなどの「物を作っている会社」は相対的に弱い立場に
いざるを得ない状態が続いています。
やはり原因は「消費者が高いものを買わないこと」ではないかと。
メーカとしては自社製品の価値は少しでも高く市場に認められたいわけですから、
やたらと安い価格で売られるよりはそれなりに値をつけてもらったほうが良いことも
多いわけです。
ところが大手小売は、製品価格の上昇は顧客離れにつながるため非常に嫌がります。
結果、メーカは小売に安く買い叩かれ、小売は安く物を売ることができるわけです。

この流れで最近有名な例は日進のカップヌードルでしょうか。
日進としては、カップヌードルを値引き目玉商品にして客引きをするのはあまり
好んでいなかったそうです。
目玉商品の状態が長く続いた結果、つい最近の値上の結果、消費者から
「そんなに価値のある商品ではない」というレッテルを貼られてしまい、売上が
激減するという事態に陥ってしまいました。
普段の小売値の低廉が、商品価値・ブランドをかなり毀損してしまっていたのです。
(まぁ、それでも定価近くで売ってくれるほうが良いという話もあるみたいですが)


素材高騰かつデフレという状況下、大手小売が力をつけていったというお話。


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