CDS市場

2008.10.09

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レーシングカー。

おはようございます、昨日紹介したトレッサにありました。
かなり古いタイプのレーシングカーのようですが。


昨日からの続き、債券(債権)に絡む金融市場の動きです。
ここで一つ新しい言葉をご紹介します。
「CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)」と呼ばれるものです。

簡単に説明すると「債権発行企業が潰れたとき用の保険」です。
例えば皆さんに対し、借金の申し出をする人が2人いるとします。
一人は「法人としてのトヨタ」、もう一人は「名も知らぬ新米税理士」です。

トヨタにお金を貸せば、相手が潰れることはまずありません。
すると、必然的に「受取金利」は低いものになります。

それに比べ、新米税理士に金を貸すとなると、相手が潰れないとも限りません。
この場合、皆さんはやっぱりトヨタに貸す時よりも高い金利が欲しいはずです。
相手が潰れるかもしれないリスクをとる以上、リターンも高くする必要があります。

更に、相手が潰れたときのための保険をかけておくとしましょう。
「仮に貸した先が潰れたら保険金がおりる」という保険です。
この場合、どちらの方が支払保険料は高くなるでしょうか?
やっぱり「新米税理士」に対する支払保険料の方が高くなるでしょう。
何故なら「新米税理士」の方が、圧倒的に潰れる可能性が高いからです。


この「支払保険料」のようなものがCDSと呼ばれるものです。
このCDS市場が、現在とんでもないことになっています。
特に米国金融機関を中心に、潰れるはずもないと思われていた企業の倒産、合併
などが相次いだ結果、一部のCDS市場が急騰しているのです。
CDSの急騰ということは、それだけ「企業が潰れるかも」と懸念している人が
多いということを表しています。


債務不履行、デフォルトというリスクの顕在化がはっきりとしました。
もう一つのリスクも触れてみます。
この項続く。


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