隠される格差
2008.12.31

takuan.jpg

タクアン作り。

おはようございます、三浦市の方で見かけた光景です。
名物のタクアンを作っているところです。


昨日からの続き、雇用について少しだけ。
やや過激であり、御不満を持たれる方も多い理屈ですが。

私は以前「庶民」という言葉が嫌いだと書いていますが、実はそれと同じく
「格差」という言葉も嫌いだったりします。
それは「格差」という言葉が「自己正当化」に使われているように感じられて
ならないためです。
己が成すべきことも成さず、現状への不満をただ垂れ流し、自分を省みず、
責任を全て他に押し付ける、そんな姿勢がこの言葉の背後に見えるように
私には感じられます。

私は世間一般で言われている「経営者や企業VS労働者」という間の
格差ははっきり言えば大したものではない、と思っています。
確かに大企業における非正規雇用者の契約打ち切りの手法については
やや考えるべきこともあるのかもしれません。
しかし、本当に考えるべき格差はもっと別の場所にあるのではないかと。


敢えて断言すれば、現在の雇用問題の本質は労働者間の問題です。
例えば正規労働者と非正規労働者間には大きな格差が存在します。

年の終わりにも雇用のことで苦労されている方々のことを思いつつ。
この項続く。

いつもお読み頂きありがとうございます。
新年もどうぞ宜しくお願い致します。


相互依存
2008.12.30

fujishinjou.jpg

武蔵新城駅のホームより。

おはようございます、綺麗な富士山が見えました。
我が家の近所でもこれだけ綺麗に見るものだったのか…。


昨日からの続き、顧客との関係について。
よく「顧客第一主義」だのという言葉が掲げられています。
しかし、実際に企業の活動内容をみると
「顧客に自社の商品を如何に買ってもらうか」という観点からのみ
活動をしているようなケースが非常に多くみられます。

「顧客あっての企業」という発想法は定着しているのですが、それに対する
行動が伴っていないように感じられます。
「企業が社会に対し何を提供し、何を得るのか」という観点からすると、
自社にとっても必要なのは「市場と相互依存の関係になること」なのでは
ないかと考えられます。

企業は市場から提供すべきものの情報を受け取り、市場は企業から
提供物を受け取る。
企業は市場に育てられ、市場は企業により潤いを得ることができる。


企業が提供すべきものの中には商品もあれば雇用なども含まれます。
企業は個人に対し「果たすべき社会的役割」を提供するために
絶対必要な媒体です。
全ての事業者が個人事業者のままだったら、現在のような産業社会の
発展はあり得ませんでした。

もし市場の望みが「雇用の維持」なのであれば、企業は本来その責務から
逃げるべきではないのかもしれません。
少なくとも昨今行われている雇用調整についていえば、企業側は
「広報的な観点」からしてかなりの失敗を犯していると私は考えます。


と、昨今話題の雇用について少しだけ触れてみます。
この項続く。

いつもお読み頂きありがとうございます。


広告が嫌い
2008.12.29

おはようございます。


昨日からの続き、広報の重要性についての裏側からの説明です。
実は「広告は嫌われているのではないか」という説があります。

各種メディアの本格的普及から半世紀以上が経ち、我々の身の回りには
これでもか、というほどの広告があふれ返っています。
テレビ、ラジオ、交通機関の中、そしてインターネット上においても、
右も左も広告だらけの状態です。

当り前ですが、広告とは「ウチの商品買ってよ!」というものです。
しかし、大概の人は「他人から押し付けられるもの」を嫌がるのではないでしょうか?
極論してしまうと、広告とは「商品の押し売り」のためのものです。
つまり広告が押し売りである以上、人間は広告に対して身構えてしまうのでは
ないか、という問題が発生します。


自社のことを紹介しようと思って「広告」を使ってしまうと、人から「広告は読みたくない」
と思われてしまい結局伝えたいことがいつまで経っても伝わらないのです。

そこで重要なのが「広報」という考え方なのです。
商品を押し売りするのではなく、社会に対する自社の姿勢や責任を主張し、
問い続けることで結果的に「広告」の分野までをもカバーするような体制が
求められるわけです。

このような広報の体制は、言い換えると「顧客とどのような関係を作りたいか」
と表現することもできます。
その事について明日少し。

この項続く。

いつもお読み頂きありがとうございます。


広報
2008.12.28

おはようございます。
今年はもう歌うことはない予定です。
昔は本当の年末まで歌っていましたが、今では大分大人しくしています。


昨日からの続き、ここで「広報」や「PR」と呼ばれるものについて。
皆さんは「広告」と「広報」の違いがお分かりになるでしょうか?

実はこの二つは本来まったく異なるものです。
ものすご~くいい加減に、かつ大胆にまとめてしまうと、
「広告」は企業が自社商品を売り込むためにやるもので
「広報」は自分の考えを世の中に表明することです。

もともと「広報」という言葉には、営利的な意味合いは存在しません。
つまり「当社は現在の世界経済情勢をこのように捉えており、そのために
雇用についても次のような体制を整えることを目指しています」というような
ものが広報なわけです。
上記の例文は、自社の雇用に対する考え方を世の中に対してアピールしています。

なぜ広報が必要かといえば、やはり事業体というものは社会性を
重視すべきものだからです。
企業は社会の一部であり、社会から断絶した企業は市場に存在することは
できません。
各種偽装行為などを行った企業がなぜ倒産するのかといえば、社会に対する
背信行為を行ったからに他ならないわけです。
つまり企業には「社会に対しどのように関わっていくのかを常に問い続ける姿勢」が
求められているといえるでしょう。


さて、この広報ですが、実は「広告的な活動」よりも企業にとってもっと
重視すべきものであるという意見があります。
それは社会に対する姿勢を大事にする意見でもあるのですが、もう一つ
「広告に対する社会の姿勢」が問題となるのです。

この項続く。

いつもお読み頂きありがとうございます。


IT系の広告
2008.12.27

おはようございます。
今日は今年最後の演奏会参加と年明けの本番の練習です。
今年も沢山歌いました。


昨日からの続き、広告の手法について。
ダイレクトマーケティングの話をしましたが、そこから派生して
ネット上の広告について少しだけ考えてみます。

昨日までの話を極々簡単にまとめます。
・既存のマーケティング手法
長所)不特定多数の者に広く自社の商品を知らせることができる
短所)費用対効果が見えにくい
    成約率が低い
    単価が高い

・ダイレクトマーケティングの手法
長所)費用対効果がはっきりしやすい
    コストコントロールが容易
    成約率が比較的高い
短所)新規需要の発掘は困難(不特定多数の者に知らせるわけではないから)


ここで登場したのがインターネットでした。
ネットでの広告を考えると、次のようなフローチャートが成立します。
例えば税理士を探している人がいるとして…

・税理士に用があるけど、特に知っている人はいない
   ↓
・googleないYahooなりで「税理士」と検索
   ↓
・税理士事務所が検索結果で出てくる
   ↓
・比較する
   ↓
・連絡してみる


実際にはこれ以外の流れも存在しますが、あくまで例示としてご理解下さい。
この流れをよくみると、上でまとめた従来型の手法とダイレクトな手法の
長所を両方カバー出来るかもしれない可能性が見えてきます。

費用対効果の把握は簡単です。(メールなり電話なりで連絡があった時に確認できます)
コストのコントロールも楽です。(実は時間的なコストは結構かかるのですが…)
単価はそれほど高くありません。(無論やり方によっては結構するのですが)
成約率も悪くはないでしょう。
そして新規需要の発掘もカバーできそうです。
不特定多数の者に対してではありませんが、自社HPなどで新しい形の商品を上手に
広告することにより「新しい仕事を作る」ことが可能になります。


広告という手法の進化がみてとれます。
ただ、広告についてはまだ考えるべきことがあります。
明日にでも「広報」ということについて少し考えてみます。

この項続く。

いつもお読み頂きありがとうございます。


ダイレクトマーケティング
2008.12.26

おはようございます。
普段はせいぜい一か月に一度か二度程度しかお酒を飲まないのですが、
ここ最近一週間に三度程度飲んでいます。
流石に少し疲れ気味ですかね…。


昨日からの続き、広告の方法について。
マスマーケティングのように「不特定多数の人にアピールするための広告」に
ついての非効率性が目立ち始めている点について触れました。
テレビ、新聞等、多くのメディア系企業が広告収入の減少に悩んでいるのは、
このような背景もあります。
(無論、不況による広告費の削減という傾向も考慮すべきですが)


このような動きに対し、より効率性の高い広告手法が存在します。
それがダイレクトマーケティングと呼ばれる類のものです。
一番分かりやすい例としては「ダイレクトメール」が挙げられるでしょうか。

例えば通販で衣料品を買ったことがある人に対して新しい服飾品のダイレクト
メールを送付すれば、不特定多数の人に闇雲に出すよりも成約率が高いで
あろうことは容易に想像がつきます。

皆さんの御自宅や会社事務所にもしょっちゅうダイレクトメールが届くと思います。
「こんなん送って誰が買うんだろ?」という疑問は誰しも一度はお持ちになられた
ことがあるのではないでしょうか?
しかし、成約率という割合で考えれば、新聞広告やテレビCMに比べると
ダイレクトマーケティングの手法は圧倒的に優れています。
そしてダイレクトマーケティングの手法は、コストのコントロールも簡単です。
基本的には「出した数だけ費用がかかる」ので、予算がそれほどなければ
余り出さなければ良いわけです。

しかも、かけたお金や時間に対する成果の把握が比較的簡単に行えます。
よく企業のアンケートで
「当社のこの商品をどのような形でお知りになられましたか?」というような
項目が存在しますが、あれは費用対効果を把握するために必要だからこその
質問なわけです。


ここで一つ考えるべきはIT系のお話でしょうか。
明日にでも少し取り上げてみます。

この項続く。

いつもお読み頂きありがとうございます。


CMが成立する要件
2008.12.25

おはようございます。

昨日からの続き、CMが打てるような条件について簡単に。


まず考えられるのは「物凄く潜在市場が大きいケース」です。
例えば車のCM、自動車が売れなくなったと言われて久しいですが、
それでも購入意欲がある人はそれなりにいることが考えられます。
つまり「テレビを見ている人の中に車を買うつもりでいる人がいる確率」が
比較的高いということです。
しかも車であれば一個当たりの売上単価も高いので、CMの放送単価に
よっては全国で500台も売れれば元がとれるかもしれません。
他には住宅などが考えられるでしょう。


次に「商品の回転率が物凄く高いケース」です。
例えばパンは、主食にしている人にとっては欠かすことができないものです。
つまり「一か月に何回も買うようなもの」ですので、単価が低くても何度も
買ってもらえればやはりCMの元を回収しやすくなります。
この手の商品はやはり食品が多いでしょうか。
またサービス業や金融業もこのカテゴリに入れておきます。
これらの事業は商品に原価が存在しないため、経費の多くを販売促進活動や
回転率向上のための施策に充てることができます。
逆説的には「回転率や販促活動こそが生命線」ということもできます。


最後は「個別商品ではなく、企業そのものやブランド価値向上のためのケース」です。
個別商品に対するCMではなく、企業そのものをアピールしたりCM自体にストーリ性を
持たせて視聴者の興味を引くようなケースです。
某携帯電話企業のCMなどは、これに該当するのではないでしょうか。


と、商業放送を利用したマスマーケティングは活用できる機会が案外と限定
されているのではないか、ということです。
これに対し、別の形での広告活動が産まれてきました。

この項続く。

いつもお読み頂きありがとうございます。


マスマーケティング
2008.12.24

christmastree.jpg

メリークリスマス!

おはようございます、二子玉川にて。
最近は青っぽいクリスマスツリーが多いですね。


昨日からの続き、顧客や潜在顧客に対するアプローチの方法について。
最近よく話題に上ることも多いのでご存知の方も多いかもしれませんが、
テレビなどの放送メディアに対する広告宣伝費の枠について企業側が
削減方向にあることはご存知でしょうか?

所謂商業マスメディアと呼ばれるものの価値が下がりつつあります。
例えばテレビでドッグフードのCMを流すとして、果たしてどの程度の
潜在顧客にアプローチできるか考えてみましょう。
視聴率が10%の番組だとします(視聴者は1,000万人)
その内きちんとCMまで見てくれる人を極々好意的に見積もって
半分程度だとしましょう。(視聴者は500万人)
その中に犬を飼っている人は20人に1人です。(潜在顧客が25万人)
実際にその中で商品の選択権を持っている人は5人に1人程度でしょう。(5万人)
その中から実際に商品を手にとって買ってくれる人は1割程度でしょうか。(新規購買5,000人)

さて、ネットで調べてみるとドッグフードで一番売れ筋の商品は2,500円程度でした。
これが5,000個売れるとして、販売額は1,250万円です。
当然ながらこれは小売価額で、メーカーの販売額はせいぜいこの5割、625万円でしょうか。
更にはこれは卸売価額であって、最終的な利益率を3割として187万円程度です。

で、最終的にドッグフードメーカーはテレビCMを出した結果一回で200万円弱の利益を
手にする事になります。
ではそのテレビCM、一体どの程度の値段がかかるのでしょうか?
あくまで又聞きですが、視聴率が10%とれるような番組なら、おそらく1億はするのでは。
ということは、獲得した5,000人の人が50回以上もその商品を買ってくれなければ、
今回のCMは意味がないことになってしまいます。(200万円 × 50回 = 1億円)


ところが、これもご存じの通り、あらゆる商品の寿命が短くなっています。
同じ商品を50回も買ってくれる消費者がそうそういるとは思えません。
一度しか買わない人もいるし、せいぜい10回も買えば飽きる人もいるはずです。


要するに、例えばテレビCMを打てる場合はかなり限られている、ということです。
明日、少し要因を考えてみます。

この項続く。

いつもお読み頂きありがとうございます。


マーケティング論のスタート
2008.12.23

おはようございます…て写真がないから何を書いて良いのだ…。


昨日からの続き、既存顧客からの紹介という流れから、そもそもの
商品やサービスをどう考えうるのかという流れに帰ってきました。

実はこのような「ゴール」を見据えてから商品設計を考えるような
仕組みがとても大切だったりします。
「人に勧めたいと思えるような商品・サービス」というコンセプトは
とても重要です。
そこから逆算してそもそもの商品設計を考える必要があります。

「俺がやりたいのはコレだ!」というやり方が常にダメなわけでは
ありません。
しかし、多くのヒット商品はこのように「逆算の方法」によって
産まれているのも確かなのです。


商品の設計から販売、広告や広報、アフターフォローまでを考える
仕組みがマーケティングと呼ばれるものです。
現状が苦しいのだとしたら、まずそもそも売っている商品やサービスが
悪いのではないか?という疑問を最初に持つべきです。
その上で回転率や離反率の問題に対処するのが本筋かと。

無論、商品構成を変えるのにはそれなりの投資が必要になります。
そうホイホイ出来るものではありませんので、とりあえずは目の前の
商品を売る工夫をすることも必要です。
しかし、最終的には「商品を売る工夫」よりも「売れる商品を作る、仕入れる」
ための仕組みを考えることが重要になります。
大切なのは順序なのです。


というそもそも論でした。
少し話を返して、顧客に対するアプローチについて補足でも。
この項続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


Wikiがなぜ成立するのか
2008.12.22

ネタ切れ。

おはようございます、すいません、写真のストックが切れました…。
Blogの更新は続けますが、写真はまた撮ったら載せます…。


昨日からの続き、既存顧客に対するマーケティングについて。
紹介者の心理について少し考えてみます。

皆さん、Wikipediaはご存知かと思います。
ネット上でみられる無料の百科事典です。
その内容は多数のアマチュアがボランティアとして編集をし続けるという
もので、少し前にはよくWeb2.0的な思想を語る際に例として用いられていました。

さて、何故人はWikiの編集を続けるのでしょうか?
物凄く平たく言ってしまうと「自分の知っていることを世の中の人に知ってもらいたい」
という自己表現の一部なのではないでしょうか。
自分が編集した項目が多くの人に読まれ、役に立つとしたらやっぱりうれしいのでは
ないかと思います。
「人間は本質的に社会的な生き物だ」という言葉がありますが、ITの進展により
この言葉の重みはより増したように感じられます。

Wikiの編集者は、お金こそもらってはいませんが「社会的報酬」をその行為から
得ているのではないかと。


返って、既存顧客からの紹介について考えてみます。
この紹介という行為の根底にあるものは「こんな良い商品があるから是非知ってほしい」
という紹介者自身の自己表現だと考えられます。
(無論企業が販売している商品はその期待に応える必要があります)
つまり根っこにあるのはWikiの編集と同じ思想なのではないかと。

そこに「紹介料」などの料金が発生するとしても、それはあくまで副産物です。
中にはそういった副産物目当てで色々と紹介する人もいるのでしょうが、
紹介者が目的にしているのは「社会的な報酬」なのではないでしょうか。
「あの人が勧めてくれたあの商品、良かったわ~」という評価を得られる
ことが最良の報酬なのです。


つまり、紹介したいと思えるようなポイントを打ち出した商品やサービスを
市場に対して提供する必要があるのでは?ということです。
商品自体がどうしようもなければ、紹介者など表れはしません。

ここから「ウチの商品・サービス、一体何を売ろうか」というそもそも論に
帰ってくることになります。

この項続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


顧客価値の考え方
2008.12.21

kine.jpg

重い。

おはようございます、しかし振り方を間違えなければなんとかなります。
持ち方等は木刀とほとんど変わらない感じでした。


昨日からの続き、既存顧客に対するマーケティングについてです。
顧客の中にも色々な方がいらっしゃるかと思います。
そんな中で分析すべき事項の一つに、その顧客の「紹介力」のようなものがあります。

例えば「自分では沢山買ってくれるけど、他の人を紹介はしてくれない」人と
「自分ではそれほど買ってくれないけど、他の人を沢山紹介してくれる人」では
どちらのほうが価値が高いでしょうか?
もちろん場合にはよりますが、ついつい目の前のお金の動きから前者を重宝し、
後者を軽んじてしまう可能性があります。

企業にとって他の客を紹介してくれる顧客は、いわば「非公認の営業職員」の
ようなものです。
この人たちは、多大なコストをかけなければ獲得出来ない新規顧客を自動で
連れてきてくれるという夢のような存在です。
つまり「既存顧客(紹介者)に対する適切なマーケティング」が「新規顧客の
獲得のためのマーケティング」を間接的に支援することになります。


よって、顧客によって企業が打つべき対策も異なってくるはずです。
自分で沢山買ってくれる人から他の人の紹介を受けたければ、紹介したく
なるような対策を打つ必要があります。
例えば「紹介者一人に付き10%オフの券をプレゼント」とか。
紹介を沢山してくれる人には、何か異なる商品を進めてみてはどうでしょうか?
「いつも買って頂いているもの以外に、こういったものもありますよ」という具合に。

これらの対策が効果を出せば「自分で沢山買ってくれて、他の人も紹介してくれる顧客」を
育てることができます。


顧客の持つ魅力を企業が引き出すことで、より強い企業を目指すことができます。
この際の「紹介者の心理」というやつについて、少し触れてみます。

この項続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


手間が違う
2008.12.20

usu.jpg

もちつき。

おはようございます、先日子供の幼稚園で餅つき大会がありました。
昨年に続いての参加です。


昨日からの続き、新規顧客と既存顧客の対比です。
ここではコストという面について考えてみます。

新規顧客を獲得するためのコストは膨大なものです。
お金・時間等、様々な経営資源を投じなければ新規顧客は獲得出来ません。

これに比し、既存顧客の維持にかかるコストはまだ低いです。
まず顧客の情報集めは、製品やサービスの購入時に収集することが可能です。
これにより「回転率の低下」を防ぐための対策を打つことができます。
(その人の好みにあった製品を電話やメールで連絡する等)

また、少し前に触れたインタラクティブマーケティングの考え方を
徹底することにより、これらの対策の効果は格段に向上するでしょう。
社員自身の言葉による提言は、やり方さえ間違えなければ顧客にとっては
とてもうれしいものとなるのではないでしょうか。


つまりこれら既存顧客の離反や停滞を防ぐための対策は、新規顧客の獲得に比べて
低いということです。
現状のように経営資源が潤沢とはいえない(資金獲得は困難を極めています)場合、
より重視をすべきなのはより効率の高い既存顧客に対する対策ではないでしょうか。


実はこの既存顧客に対するマーケティングについて、もう一つ気にすべきことがあります。
明日、そのことにでも。

この項続く。

いつもお読み頂き、ありがとうございます。


回転率が落ちている
2008.12.19

happakubikazari.jpg

首飾り。

おはようございます、子供が作ってくれました。
父ちゃん、嬉しいよ…。


昨日からの続き、顧客を巡る環境について。
今日は既存顧客を巡る話でも。

昨日と同様、美容院を例題にしてみたいと思います。
既にニュース等でお聞きになられたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、
今まで毎月美容院に行っていたような人が二月や三月に一回しか行かなくなったり、
全般的に回転率が低下しているようです。
心理的な景況感の冷え込みは深刻で、その影響から財布の紐が極端に絞られ、
今まで買ってくれていた人が買ってくれない、買う回数を減らしている、という
現象があちこちで起こっています。

より具体的な例では、ここ最近美容院や薬局の倒産が出始めているようです。
どちらの業種も、好不況にあまり左右されない業態だと言われていました。
それが証拠に、過去数年において我が地元溝ノ口にも、一体いくつの美容院と
薬局が出来たことか…。

ところが、流石に出店がなくなり、更には撤退すら始まっているようです。
顧問先の中に美容院業界に関連する方もいらっしゃるのですが、過去10年
近くの中でもこれ程に景況感が冷え込んでいるのは初めてだとか。


皆さんの職種で起こっている不況の主要因は、おそらく新規顧客が原因では
なく既存顧客の回転率低下や離反率上昇が原因ではないかと思います。
つまり今すべきなのは、まず既存顧客に対する対処を進めることではないかと。
新規と比較した上で少し説明してみます。

この項続く。

いつもお読み頂きありがとうございます。


新規購買者がいない
2008.12.18

tamagawagakuen.jpg

小田急線、玉川学園前。

おはようございます、先日所用で行ったのですが、街全体でイルミネーション。
何でも年々パワーアップしているとか、煌びやかで良かったです。


昨日からの続き、顧客の獲得等について。
既存顧客を巡る動きについてです。


最近色々なところで話になるのですが、今後あらゆる業界で「市場規模の拡大」は
ストップすることになります。
少子高齢化の傾向が進展することはすでに確定済みであり、牌が減るわけです
から市場が縮小するのも当然の帰結です。
より具体的な例を挙げれば、非常に趣味的な要素が強かったり生活必需品では
ない分野での市場は新規参入者が増えることはまずないでしょう。

非常に顕著な例として美容院でも取り上げてみます。
まず、私自身のことなのですが、私は自分の髪の毛を自分で刈っています。
これは「節約」というよりも「仕上がり」の問題で、床屋さんや美容院でやってもらう
よりも自分でやったほうが仕上がりが良いことが多いからです。

私自身はすでに「美容院や床屋」に行く必要性を全く感じていません。
よって、今後そういったお店に行くようになる可能性は非常に低いです。
私と同様に、現在美容院や床屋に行っていない人(まぁ実際にはこういった人は
少ないかもしれませんが)が今後行くようになる可能性は、結構低いのでは
ないでしょうか。


つまり美容院の新店舗を作ったとしても、購買層がこれ以上増えないわけ
ですから売り手側があぶれることになります。
仮にその新店舗の経営を上手くいかせようとするならば、既存の売り手、
つまり商売敵である他の既存店から客を奪わなければなりません。
今まではどのような商売でも「共存共栄」といった習慣が根付いていました。
しかし、市場規模の縮小がすでに確定してしまった分野においては、
そういった「共存」の対象が「競合」としてより強く意識されていることに
なるのではないかと私は考えます。

これが顧客に関して思う最初のポイントです。
この項続く。

いつもお読み頂きありがとうございます。


顧客獲得に関する問題
2008.12.17

lego.jpg

レゴブロック。

おはようございます、私も子供の頃に大変ハマりました。
最近は子供が遊んでいるのですが、私が遊んでいたころにはなかったものが沢山あります。


どんな商売でも顧客があることが大前提です。
自分の商品を買ってくれる人がいるからこそ、事業が成立します。

我々が顧客について考える場合、どうしても「新規顧客をいかにして獲得するか」
ということに思考の中心が向かいます。
これは当然のことであり、ここをあまりないがしろにしていると事業や市場そのものの
規模が縮小傾向に陥ることは目に見えています。


しかし、この新規顧客の獲得の陰に隠れてあまり問題とされない課題があります。
それは「既存顧客の維持」です。
実は既存顧客の維持こそがあらゆる企業においてその努力が足りていない部分
なのではないか、という指摘がマーケティングの世界ではなされています。
(具体的にはフィリップ・コトラーという著名な学者さんあたりの本を読むと書いてあります)

どのような商売でも、既存顧客というものはある程度離反していくものです。
例えばシャンプーでも、今まで使っていたのから少し違うブランドにしてみる。
飲食店、いつものお店とちょっと違う店に行ってみる。
我々が普通に起こしている行動は、売っている側からすると「顧客が逃げた」という
解釈になります。
つまり、売っている側としては以下にこの「離反率」を減らすか、というのが課題です。
これと並行して「回転率の低下」という現象についても対策が必要です。


この二つのことについて、簡単に具体例でも挙げながら説明してみます。
この項続く。

いつもお読み頂きありがとうございます。


米ドル下落開始
2008.12.16

kosugi.jpg

武蔵小杉、タワーマンション。

おはようございます、近辺では最大級の開発です。
この状況下、何やら嫌な話が漏れ伝えられてはいますが…。


少し前から為替についての話を時々書いています。
「基軸通貨である米ドルの動きを気にすることで、今後の世界経済の動きが
先読み出来るかもしれないよ」という話でした。
ごく簡単にまとめると、アメリカが信用できるなら米ドルは強くなる、
信用できないならば米ドルは弱くなる、こう考えれば結構です。

で、米ドル、見事に下がり始めています。
少し前まで「必要性にかられての米ドル集め」が顕著でしたが、現在では
「米ドルを保有することのリスク」が認識され始めているようです。
ここ数ヶ月は「円高・ドル高」基調だったのが、現在では「円高」と「全方向ドル安」
という傾向に転換しています。
相対的に見て、全世界でドルに対する信認が落ちてきているとみられます。


どうなんでしょう、オバマノミックスという言葉が少し聞かれるようになっていますが、
トップが変わるだけでこの現状が打開されるようにも思えません。
ビッグスリーの救済に関していえば、しても無駄なんじゃないのかな、というのが
個人的な意見です。
オバマ氏は「何としてでもつぶせない」っておっしゃっていますが…。

この項、どうまとめて良いものやら。
私自身、現状に対する判断が出来ないでいます。
ただ、投資活動に関しては止めるつもりはありません。
少しずつ、地道に投資を続けている状態です。
このような状況だからこそ、自分ルールだけはしっかりと守り通すつもりです。


いつもお読み頂きありがとうございます。


インタラクティブ・マーケティング
2008.12.15

tsukumo02.jpg

九十九電機。

おはようございます、現在では営業再開しているようですね。
しかし、リース会社から差し押さえを喰らうとは…。(詳細はこの辺りを)


昨日からの続き、最後のマーケティングはインタラクティブマーケティングです。
これは従業員と顧客の間での仕組みです。

昨日も少し例に出しましたが、実際に顧客に相対するのは社員です。
その社員の対応が顧客や見込み客に対してあまりにもぞんざいだとすれば、
商品やサービスがどれだけ魅力的でも売れはしないでしょう。

多くの商売において、インタラクティブマーケティングは「顧客マニュアル」などの
形で形式化されているのも、最前線での対応を企業側が重視しているかの
表れといえるでしょう。
その一方で「マニュアル至上主義」とも言えるような対応が顧客から不評を
かっているようなケースも多々存在します。

大切なのは「顧客が良い経験を出来るような仕組み」を用意することです。
マニュアルに従った間違いのない対応が良いこともあるでしょうし、
より柔軟な対応が望ましいこともあるでしょう。


情報技術の進展などもこの分野には多大なる影響を及ぼしています。
私もしょっちゅう利用する本のネット通販などは、対従業員という行程
そのものがすっぽ抜けている状態です。
その代わりに企業が用意したHPが私への応対をしてくれます。

逆に実店舗があることでのメリットもあるでしょう。
私自身がそうなのですが、PC関係についてはどうしても店舗で購入を
したいという思いがあります。
ネット通販だと味気がないというか…。
そうなると店舗で私に対応してくれる店員さんの質が、私の購買活動に
大きな影響を与える事になります。

適切な技術活用と地道な接客教育、どちらもマーケティングには欠かせません。


簡単に三つのマーケティングについて説明してみました。

いつもお読み頂きありがとうございます。


インターナルマーケティング
2008.12.14

tsukumo01.jpg

あぁ悲しき店。

おはようございます、町田にて。
明日出しますけど、差し押さえ喰らったんですよねぇ…。


昨日からの続き、マーケティングの種類について。
今日はインターナルマーケティング、企業と従業員間でのマーケティングです。

前述のとおり、マーケティングとは「広告・広報」といった意味ではなく「仕組み」です。
そして多くの企業において「企業と従業員間での仕組み」に問題があります。


例えば「企業の看板に書いてあること」と「従業員が言っていること」が異なっている
ようなケースはないでしょうか?
「当社は高品質を売りにしています!」と書いている会社の社員が「ウチの商品は
割安だからお買い得ですよ」と言っているとしたら、どちらを信用すれば良いのでしょう?

また、企業が対従業員への姿勢ばかりを強めるがために対顧客への対応を誤って
しまうようなケースが散見されます。
ビッグスリー(アメリカの三大自動車企業)の救済法が成立しなかったのは
労働組合の持つ余りにも強い特権意識が原因だったのはご存じの方も多いのでは。

GMに対するブラックジョークとしてこんなものがあります。
「GMはとても良い会社だよ、社員にもとても優しい。
 ただまぁ欠点としては良い車が一台もないことかな。」
対従業員への厚遇が原因で市場に対して魅力的な車を提供できなかったことの
失敗は、現在苦境に立たされているCEOも最近になって認めました。


企業の内部においても仕組みは大切なものです。
皆さんの働かれている企業では、きちんとマーケティングを意識していますか?

この項続く。
いつもお読み頂きありがとうございます。


エクスターナルマーケティング
2008.12.13

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グリーンライン、北山田駅。

おはようございます、駅の近辺ではバスが廃止になったみたいです。
やはり電車の価値はいまだに高いのですね。


昨日の続き、マーケティングについての簡単な説明を。
まずはエクスターナルマーケティングと呼ばれるものです。
対象は企業と顧客です。

これは非常になじみ深いものだと思います。
多くの企業が新規顧客の獲得や商品の販売を目的として、様々な
活動を行っています。
この両者の関係を良好にする方法については、様々な書籍が発行され
諸説が飛び交っている状態です。


私が読んだいくつかの本において共通して指摘されているのは一つだけです。
「顧客の声をきけ」「顧客の質問しろ」「顧客の身になって考えろ」
つまり顧客、買い手です。

商売は売り手と買い手がいて成り立ちます。
広告や営業といった行為は基本的に「売り手の立場」を前面に押し出して
構成されています。
「当社のこの商品はこんな点が優れています!だから買って!!」と。
この売り手中心の考え方だけでは最早商売が成立しない、というのが
エクスターナルマーケティングについて多くの識者が指摘しています。

ネットの普及などが大きな要因です。
「口コミ」といわれる情報源の存在など、我々は日進月歩の勢いで
「買い手としての能力」を高め続けています。
以前はテレビで情報を流せば新商品が売れていましたが、現在では
より能動的に商品を選択するように買い手が成長したのです。


これに合わせて売り手側もより「買い手の視点」にたったマーケティングを
構成する必要があります。
具体的には「そもそもどんな商品を売り出すべきか」といった点などです。
今までなら「企業が作ったものを市場に売り出す」というのが常識でした。
現在は「市場の声を聞いて企業が作るものを選ぶ」時代なのです。


これが第一のマーケティング、エクスターナルです。
この項続く。


3つのマーケティング
2008.12.12

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横浜市営地下鉄、グリーンラインの駅。

おはようございます、出来てもう半年程度は経過したでしょうか。
近代的な外観です。


マーケティングというと「営業や広告」というイメージが先行します。
しかし実際にはもっと広い範囲を研究する学問で、より簡潔に言うならば
「仕組み作りのための学問」がマーケティングです。
資材調達から販売後のアフターフォローまで、事業において気にすべき
事項は非常に多くあります。

そんなマーケティングですが、大きく分けて種類が3つあります。
事業に絡む関係者を「企業」「従業員」「顧客」の3つに分類します。
それぞれを結ぶ線がそれぞれの仕組み、マーケティングを構成します。
・企業と顧客→エクスターナルマーケティング
・企業と従業員→インターナルマーケティング
・従業員と顧客→インタラクティブマーケティング

それぞれのマーケティングの特徴について、簡単に触れてみます。
この項続く。


移動中
2008.12.11

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ipod。

おはようございます、今までずっと買わずにいたのですが…。
使ってみると、コレは中々便利ですね。


昨日からの続き、少しでも時間を有効利用するために。
ipodの中に英語系の音声を入れて移動中には聴くようにしています。

英語に関しては中々集中して取り組むことが出来ていません。
しかし、本を読み進めるにつれ日本語に訳されていない面白そうな
本が大量にあることが分かってきました。
「あの著者がこの内容について書いたら面白そうだな」と思えるような
タイトルだけが載っており、現状では私にそれを読む術がないという
この状況がどうにももどかしくてたまりません。


聴くことに慣れてくると、案外と文章の構造もわかってくるものですね。
「英語嫌い病」の私ですが、少しずつ病状が改善しつつあります。

専門書を読めるようになるにはまだ時間がかかりそうですが、
いずれはそこそこの英語力を手にして、より深い知識を身に付ける
ことができるようになりたいものです。


時間
2008.12.10

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小太刀。

おはようございます、家の中で練習するための小太刀。
二刀流とか回天○○六連とかそういうことはやってません。


ここ最近勉強する時間をなるべく確保しようと思いあることに取り組んでいます。
なるべく「無駄に過ごす時間」を削ることです。
「何となくネットを一時間ほど見て過ごした」
「気がつくとボーとしていた」
こういった時間を削減することで、少しでも自分のやりたいことや自分に必要な
要素を勉強するようにしています。

本を一日一冊読むことを目的としていますが、最前線で活躍しているような
人の本を読むと一月で100冊だとか一日で30冊だとかの例が出てきます。
以前なら「そんなばかな」と思っていましたが、今では「確かにそれくらいは
読んでいるだろうな」と素直に思います。


時間を無駄にしない為に他にも色々と試している状態です。
この項続く。


宅建試験合格しました
2008.12.09

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合格証書。

おはようございます、ちなみに税理士試験の合格証書は案外とチャチです。
まぁ所詮は紙切れ、大事なのは中身なのですが。


というわけで宅地建物取引主任者資格試験に合格しました。
宅建というと「不動産屋さん」というイメージがすぐに湧くかと思います。
自分で建売なんかをしているデベロッパーなんかもこの資格を保有している人間が
業務を行っています。

今後の事業運営を考えるに当たり、不動産については知識を深めておいて損は
ないような気がするな、と思い半年ほど前から勉強を始めました。
そんなことをしている間に金融恐慌が発生、不動産デベロッパーの相次ぐ倒産など
不動産市況の大変動が起こりました。
「先見の明が働いた」といえば恰好が良いのですが…半ば偶然です。


物(不動産・動産等あらゆる対象を含む)を持つことについて、これ程慎重な対応を
求められる時代が訪れるとは、という思いがします。
元々「不動産は今は購入してはいけない」とここ数年言い続けていたのですが、
私の想像を超えて事態は悪化してしまいました。

税務においても、会計においても、そもそもの事業経営においても不動産は
ある意味において花形といえます。
有効活用できるか否かで、その企業や個人の将来に大きな影響を与えます。


今後もより良いサービスを提供できるよう、頑張ります。


剣と経営
2008.12.08

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模造刀。

おはようございます、私にはまだ触れません。
鞘だのの扱いが偉い難しいったら…。


昨日からの続き、私の人生の中で歌と剣がつながりました。
そして先日、経営学について剣の先生と話したところ、会話が何の
滞りもなく成立しました。


・最初に思いがあることが大切。
・小手先の技術論(広報と剣の振り方)で対処するものではない。
・どのようなことが起こっても対応できる体制を作る。(リスク管理と剣の構え)
・相手への感謝・慈しみ、自分が生きていることのありがたみを忘れない。
 (顧客・市場・社会への貢献の気持ちと抜刀・納刀における礼儀)


偉大な成果を残したスポーツマンの言葉が経営の世界においても
何故珍重されるのか。
やはり人間が成すことの多くには根底につながるものがあるのではないか、
ととても考えさせられました。

全て人の生きる道であり、私は現在「経営」「歌」「剣」の三つでその道を
見ていることになります。
どれ一つとして道からはずれるものはないように感じられます。
ただ単に「表現」に違いがあるだけのことです。


その中でも「経営」は比較的とっつきやすいものだと私は考えています。
皆さんの普段の活動の中に簡単に取り入れることが出来るからです。
どうでしょう、一つ勉強をしてみませんか?


剣と歌
2008.12.07

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木刀。

おはようございます、最近「殺陣」を習い始めました。
これが中々に面白くて。


昨日からの続き、経営を学ぶ意味について。
殺陣に通ってからまだ日は浅いのですが、元々は「歌」と「剣」の体運びが
似ているのではないか、という推論から始めました。
案の定、レッスンの最初の方で行われる準備体操などにおいてやることの
7割程度は歌と殺陣とで変わることがありませんでした。


私は「真理」と呼ばれるものの存在について、非常に懐疑的です。
しかし最近は「そういったものがあるかもしれない」という風に考えを変えつつ
あります。
まず剣と歌、私の中で二つの世界が大きくつながりました。
その技術の根底にあるのは「人の体を最大限活用するための合理的方法」を
追及するための手法です。

「体の意識化」というのは全ての運動において重要な要素です。
筋力トレーニングをする際、必ず鍛えている場所を見ながらやるべきだ、という
話はご存知でしょうか?
人間はあらゆる体の動きを無意識にやってしまいますが、それを意識できる
ことにより目覚ましい成果を上げることができます。
これは私自身、発声を人に教える時に必ず取り入れる手法です。


その方法が、剣でも歌でもほとんど変わらない辺りにどことなく「真理」と
呼ばれるものの存在を感じました。
これが形式化されると所謂「宗教」と呼ばれる存在になるのかもしれません。
私自身が信心の薄い人間ですのでその形式化にはそれほど興味がありません
が、なぜ世界に宗教が存在するのかは何となく理解できるような気がします。

では、これと経営はどのようにつながるのか。
この項続く。


人の生きる道
2008.12.06

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溝の口駅近辺。

おはようございます、ここ数年はこんな感じでライトアップされています。
随分と小洒落た街になったなぁ…などと。


昨日からの続き、経営に学ぶ価値があるのか。
私は絶対にあると考えています。

経営学の本を読んでいると、多くの書籍において最初の「思い」の大切さに
ついて触れられています。
まず自分が何をしたいのか、社会とどう関わりあいたいのか。
これが定まらないまま何かを始めても、良い結果にはつながりません。

そしてその「思い」を達成するための「仕組み」を用意することが重要です。
どのように動くべきか、逆にやるべきでないことは何か。
戦略だとか戦術という言葉はこの辺りで要求されてきます。

最後に必要なのは「思い」を達成するための「仕組み」を動かすために
必要な「金勘定」の話です。
この点をごまかしていては、実際の活動には結び付きません。


それぞれ「ビジョン」「マーケティング」「アカウント・財務戦略」などと呼ばれます。
経営学の用語で捉えると難しくても、実際には我々の日常生活と密接に
結びついていることばかりです。

だからこそ私は最近、経営は「人の生きる道」なのかな、と考えています。
金勘定だけが経営ではありません、しかし思いだけでもダメですし、
頭の中で仕組みが出来ていても仕方がないのです。


と、こんなことを考えるきっかけになった出来事が最近ありました。
この項続く。


敢えて起業を勧めてみる
2008.12.05

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飛行機。

おはようございます、今度は飛行機。
あ~最後に乗ったのいつだったかな~。


昨日までは「終身雇用って良いんじゃない?」と書きましたが、
舌の根も乾かぬうちに別のお誘いでも。
本当に経営を学びたいのなら、私は起業することをお勧めします。

やはり一社員として組織に守られている状態に比べると、経営という
ものに対する臨場感が違います。
自分で考えて行動した結果が自分に返ってくる。
この楽しみと苦しみを知ってしまうと、中々勤め人には戻れません。


残念ながら私が思っている「終身雇用の利点」はこれからの日本に
おいて見捨てられていく可能性が高いと思っています。
であるならば、先手を打って自ら経営の世界に飛び込むのも一つの
手なのではないかと。
人間は「思い」と「環境」に大きく左右されますので、その気さえあれば
本当に良い勉強が出来るのではないでしょうか。


では「経営」なるものはそこまでして勉強する価値があるものなのか?
私は「絶対にある」と信じています。
この項続く。


社員「が」「を」経営する
2008.12.04

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青空にぽっかりと浮かぶ月。

おはようございます、ホント、空が綺麗だと色々見えます。
そういえば昔から空をみるのは好きだった気がします。


昨日からの続き、定期昇給にいまいち納得できない理由について。
やはりどうしても「従業員の組織に対する甘え」が出るからです。
黙っていても給与が上がる状況を整えることが、個々人の能力向上のために
問題となりえることは簡単に想像できます。

これからは社員一人一人が企業を経営する時代だと考えます。
どうすれば製品の品質が向上するか、効率性が上がるのか。
そういったことを真剣に考えてくれる社員を育て、如何に確保できるのかが
企業存続の生命線となるでしょう。


と同時に、社員が「自分を」経営する必要性をもっと自覚すべきだと思います。
自分の持つ能力をどのように活用すればより良い仕事が出来るのか。
時間を効率的に利用できているか、限りある資金に無駄遣いはないか。
どのような能力獲得を目指すべきか、そしてその成果をどのように提示すべきか。
提示する相手は自分を雇っている企業か、あるいは顧客か、又は家族か。


経営の能力は、本来は全ての人にとって重要な力です。
しかし、生活の基盤がしっかりとしていない状態でこの能力を鍛えることは
中々難しいのも確かです。
その為にこそ「終身雇用」という制度が活用できるのではないか、と私は考えます。


定期昇給
2008.12.03

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昨日の地点から数百メートル。

おはようございます、家の近所にもちょっとした紅葉はあるのですが…。
何分銀杏臭いのが玉に瑕です。


昨日からの続き、終身雇用について少しだけ触れましたが、これと
セットになるもので定期昇給があります。

終身雇用と定期昇給のセットは現在経済界において「害悪」として
半ば取り扱われています。
事実としてとらえておくべきなのは、日本における労働生産性の
低さです。
一人の従業員に対して支払っている給与や使用する時間における
生産性が、諸外国と比べて非常に低いことが問題になっています。
その最大の原因とされているのが終身雇用と定期昇給です。

終身雇用の見直しとして「個々人のキャリア思考を強める」
定期昇給の見直しとして「成果主義による評価を進める」
この二つが主流論になりつつあるようです。


どうなんでしょうか、私はまず「終身雇用」と「定期昇給」はセットで
なくても成立するのではないか、とは思っています。
その上で定期昇給という考え方自体は成立しづらいのかな、と
いうのが自分なりの感想です。

理由は明日にでも簡単に。
この項続く。


終身雇用
2008.12.02

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少し離れたところ、川崎市宮前区にて。

おはようございます、直線で2キロ程度でしょうか。
東急沿線にはこういった街並みが多いようです。


昨日まで結構な過激論をぶちまけていました。
極論であることは承知しているつもりです。
小学生のうちから生き方を決めるやり方が本当に良いのか等、考慮すべき
事情も多々あるかとは思います。

やっぱりバランスなのだと思います。
日本では決断を下すことについてどうしても弱い傾向があるのではないかと。


ただ、だからといって「日本が欧米よりも10年遅れている」という論議には
あまり賛同できないとも考えています。
私は最近になって「日本式終身雇用制」は優れたシステムだったのでは
ないか、と真剣に考えています。

高齢化社会が来るにあたり、定年という制度の形骸化が始まります。
その時、多くの働ける高齢者にどのように働いてもらうべきなのか。
「老後は年金で余生を過ごす」などという話は最早成立しないのは
明白なわけであって。
「終身雇用制」の存続は、この高齢化社会に対応するには実はよく
出来たシステムだったのではないか、などと考えています。

熟練した技術を長く現場で活用してもらう。
現場がきついなら頭脳労働に回ってもらう。
私は「高齢者の需要を一番的確につかめるのは高齢者」だと思っています。
市場ニーズの発掘や創造のためには、高齢者を如何に産業として活用
していくのかがとても重要な要素だと思うのですが…。


もう一つ、労働に対する対価についての考察でも。
この項続く。


お坊ちゃんは強い
2008.12.01

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御近所の紅葉。

おはようございます、きれいです。
以前は何も想うところがなかったのですが…写真を撮るようになって少し変わりました。


昨日からの続き、最後に表題の件について。
よく「お坊ちゃんは苦労を知らないから打たれ弱い」などと言われます。
私はまったく逆だと思っています。

「お坊ちゃんは自分を知るために必死の努力をしている。
 その重圧たるや凡人のそれを遥かに凌駕している。
 本当のお坊ちゃんは真の強さを身に付けている。」

彼らは自分をマネジメントするための経験を積んでいます。
だからこそ政治の世界でトップに立つこともできるし、芸能の世界で
宗家・宗主や跡目を継ぐこともできるのです。


よく「庶民感覚のない政治家が多すぎる」などという論調の話を
聞きますが、私からしたら政治家が庶民感覚などという訳のわからん
ものを身につけたらお終いだと思います。
我々の生活を守るための政治家が帝王然していなくてどうしようと
いうのでしょうか?
私は政治家に「より高潔で、より偉大で、より格調高い」態度こそを望みます。
私ごときと同じ目線に立った政治家などまっぴらごめんです。
彼らには私と違う立場に立っていてもらわねば困るのです。


私は自分が帝王学を身につける必要性を強く感じています。
それは
多くの人をつき従える能力ではなく
多くの財を搾取する能力ではなく
他者を尊び
自分を知り、経営するための能力です。

私自身、まだまだ未熟者です。
私が自分をマネジメントできるようになったとき、私は社会と真に良い
関係を築けるのだと思います。