専門的技術の使いどころ

クリスマスケーキ。
おはようございます、敢えてこの時期に。
確かどこぞの国では今の時期にクリスマスを祝うと何かで読んだ気が…。
昨日の話とややつながります。
専門家として常日頃から思っていることを。
税理士業をサンプルに。
よく税理士を探すときのポイントに「節税に強い人を!」と挙げる方は多くいます。
また税理士側も「節税に強いです!」とアピールする人も多いです。
ただ、節税というのは「税金を節約する」ものであって、そもそも税金がないような
企業、つまり赤字企業には節税というのはそれほど関係ないのです。
あるいは当期が黒字だとしても過去に出した赤字が溜まっていれば結局は
税金(法人税)は出ないわけです。
要するに、税理士がどれだけ凄い節税策を持っていようが関係ないわけで。
この例を私は「潜在顧客の無知を利用した専門家の悪意」と捉えています。
もし本当にその税理士が節税策に詳しいのだとしても、その顧客にとって
その知識は真に有用なものではないからです。
そして、税理士がそれを知りながら顧客に伝えていないのだとしたら
「商売上のテクニック」の一言では片付けてはいけないことなのではないかと。
一言でいえば「プライドの問題」です。
それ、専門家として恥ずかしくないのかなぁ…と。
これは全てのプロフェッショナルに言えることだと思います。
知りながら害をなしてはなりません。
私は人間として出来るだけ真摯に生きていきたいのです。
ですので、私は新規面談の際に必ず「他の税理士にも会って下さい」と
お伝えしています。
お会いした方にとって「最もふさわしい専門家」を決めるのは私ではなく
その相手であるべきだからです。
「自分に必要な能力を持っている人」を選んで頂く事が、適切な事業運営には
欠かせないからです。
商売人としてはどうなのかなぁ…とは思うのですが…。
いつもお読み頂きありがとうございます。


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