時代は「スペシャリスト」ではない

伊豆大島。
おはようございます、夕暮れの海の向こう側に。
こうしてみると、案外近いんですけどね…。
昨日からの続き、労使双方における適切な人材育成について。
ここで更に断言してみます。
私は「スペシャリストの時代」は終わったのかもしれない、と考えています。
もっと悪意をこめて言えば「専門バカではダメ」ということです。
これも繰り返し書いているのですが、私は「職人ではダメ、経営者になってくれ」と
方々で主張しています。
何か一つのとび抜けた能力があるなんてのは最早何の武器にもなりません。
もっといえば、そんなものは「あって当然」なのです。
武器を持っている上で、さてそれをどのように使っていくか、ということを
考えることこそが経営だと思います。
よく「芸は身を助ける」という言葉がありますが、あれには一つ前提があります。
それはその芸が「社会において需要があるもの」であるということです。
需要がない芸を持っていても、社会に対して貢献することはできません。
例えば私は「まつ毛の上にマッチを3本乗せる技術」を持っています。
これは割と希少な能力ではありますが社会の需要はありません。
無論、新しい需要を社会に産み出すことも可能ではありますが…
その為にはものすごい努力が必要なのです。
それこそニュースで「今まつ毛の上にマッチを乗せるのがブーム!」
とでもやってもらわないと、私の芸・技術は社会的には何の意味も
ないかと。
結局は「社会とのつながりを考える能力」は必要不可欠ということです。
その能力こそが経営力、言い換えるならば「自己実現能力」ではないかと。
この項続く。
いつもお読み頂きありがとうございます。


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