斬られる方が難しい

盗賊Aの雄姿。
おはようございます、ま、最初に出て最初の方で斬られるのですが。
が、これが中々ですね、難しく。
おそらく皆さんは「真中で斬っている主役が難しい」と思われるかと思います。
しかし、実際のところ、周囲にいる斬られ役の方が難しいように感じられます。
まず「斬りかからない時間のテンション」を如何に落とさないか。
時代劇で主役の後ろで「斬りかかろうとしているけど中々いけない人たち」が
沢山いますよね?
あのいけない状態を如何に周囲に飽きさせないように見せるかが、
物凄く難しいです。
一つ一つの動きには当然に動機づけが必要です。
主役が刀を抜けば身を引くでしょうし、こちらに背中を向けていれば
行こうとするかもしれません。
そして、あくまで芸として成立している以上、主役と斬られ役は意思疎通が
出来ていないといけません。
そしてその意思疎通の際、実は斬られ役の方からより強く主役に思いを
伝えようとしないと、殺陣は上手くいかないように思えます。
主役はその斬られ役からの思いを受け間違えなければ、概ね正しい
返し方(受ける・避ける・さばく・斬る等)が出来るようです。
要するに斬られ役が「自分の役割」をきちんと自覚している必要が
あるようです。
この舞台で、自分がこのタイミングで斬られることで、進行にどのような
影響がでるのか、といった要素です。
その意味で、昨日私がやった「最初に出てきて最初に斬られる」というのは
結構重要な役だったのかもしれません。
斬る人、斬られる人、両方いての殺陣でございました。
いつもお読み頂きありがとうございます。


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