会計を利用した経営診断

ラジオ局。
おはようございます、ミニラジオ局です。
J-WAVEのパビリオン、中では子供が館内向けの放送を担当していました。
昨日からの続き、会計業界に関する観点について、単なる事務行為では
ないという方向から見てみます。
ここ最近の新規面談などをしていて感じることですが、中小零細規模の
企業の経営者の方々が会計というものに対する考え方を変えつつある、
という気がします。
具体的には会計を単なる事務ではなく、経営を進めるために必要不可欠な
ツールと捉えている方が増えています。
過去数年間に渡り、会計ブームのようなものがありました。
一過性のものに終わった部分もありますが、一部においては経営者の方に
良い影響を与えた面もあるように思えます。
会計帳簿というものは事業経営の結果を診断するためには必要不可欠な
ものですので、それに対する評価が上がってきたことは好ましいことなのだと
一業界人として思っております。
ただし、随分と前にもネタにしていますが、それでは「会計さえしっかりと
していれば企業経営は大丈夫」かと問われれば、私ははっきりと「否」と
答えるようにしています。
極端な例を挙げれば
・帳面はずぼらだけど営業能力が高い経営者
・帳面は丁寧だけど営業センスがない経営者
この二者でいえば、やはり成功しやすいのは前者だと思います。
前者の方は「会計が重要かも」という認識さえ持って頂ければ、会計士なり
税理士なりとお付き合い頂ければ経営に必要な能力は補完できます。
後者の方は、残念ながらどれだけ帳面をしっかりと作っても会社に儲けが
出ることはありません。
昨日書いた「帳面が利益を産むわけではない」ということは、このような
側面から考えると確かに真実です。
つまり会計が経営に役立てる状況とは
・そもそも経営者が事業に対する明確なビジョンを持ち、行動している
・その上で適切なタイミングで会計帳簿を処理し、結果を診断している
物凄く簡易にまとめると、このようなものになります。
で、会計帳簿に対する評価が上がってきたことに対しては嬉しいのですが、
それとはまた違った問題が生じているように思えます。
この項続く。
いつもお読み頂きありがとうございます。


ビスカストップ
